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「お金2.0~新しい経済のルールと生き方~の」読後

そろそろ、ブームが過ぎたかもしれないが、今さらかんがあるが、ブームとかよりも、内容じゃありませんか?w
この本には「新しい生き方、儲ける可能性」があるかことを考えさせられます。
それでは、アウトプットさせて貰います。

ざっとまとめると、


「資本主義だけでなく、評価経済など小さな経済圏が資本主義経済圏と並んで存在し続ける世界が出来上がりつつある。
世の中は、価値を重視する社会。」

ということです。では、おってそれを深めていこうと思います。

・価値主義とは

お金は、ツールではある。

お金は、モノとモノを交換する際に循環の役割を果たしており、それ自体に価値はない。が、政府が保証する形で、ただの紙切れと銅の塊に価値が付与され、信用できるモノとなる。

つまり、信用と価値によって、経済が成り立っている。
お金とは、価値の保存と尺度と交換の役割をなす。

・3つのベクトルで未来は決まる

「お金(経済)」
お金の影響力は強い、およそ紙幣を使っている国では影響力は絶大である。
お金の仕組みを深く理解しないといけない。

「感情」
2番目に強いのは、人の感情。世界は、今のところ人が動かしており、人は思想・感情で動く。時には、命をとしても自らを貫くほど強い。

お金は強いが、感情を無視しては持続できない。

「テクノロジー」
テクノロジーで経済、生き方、世界の在り方などさまざまな分野で影響力を与える。

AIやスマートフォンなど、近世においてテクノロジーで世界の形は大きく変わった。

この三つの三角形のベクトルがそれぞれ、影響しあって世の中の未来が決まってる。
一方によりすぎても反感かったりし、相互に影響しあって未来が発展していくのかもしれない。

「世の中は、連立方程式のようなモノだ」

・経済とは人の欲望であり、ネットワーク
欲望→本能的欲求、金銭的欲求、承認的欲求

経済は、循環していなければ廃れる。
人間が関わる活動を上手く回す仕組み。
資本主義は、貧富の差が出るものであるが、一方が貯蓄をしているだけでは経済は回らず閉鎖的空間は破綻を招く。

「故にどう、経済・世界を回すか」

・経済システム~自己発展的仕組みを創る~

一人だけが負担をするのではなく、連鎖的に人が人を繋げなければならない。

・インセンティブ(様々な形の報酬)
・時間による変化(常に変化する)
・不確実性要素(わかりきった未来では人は動かない)
・ヒエラルキー(年収や順位など様々な差)
・コミュニケーションが必要(人は社会的生き物)

これらも循環しなければならなず、停滞すれば衰退する。
常に優位なポジションでいたいものだが、そうすると反感を買い次へ移行する。
人とは社会的な生き物であり、一つの共同体としてコミュニケーションが必要。

・経済を持続させる要素

「寿命」
 常に世の中は変化しているため、階層的に積み重なって いる。なので、廃れがあり、寿命がきたら次へ移行する
 ことが無難。
「共同幻想」
 参加者が幻想を抱き続ければ、それだけ寿命は延びる。

これらの要素により、前の価値観などが壊されて発展していくのかもしれない。

・経済は、自然構造の縮小

絶えず循環し、相互に影響しあうことで代謝を促す、結果自動的に秩序を保つことになる。
※諸行無常、生々流転

自然構造に近ければ近いほど上手くいく。

・評価経済

人の信頼は、Twitterなどのフォロワーの数で信用されたり、有名人などの人気度で信用されてたりなど、それ自体が武器であり、価値に値する。
それ自体はお金にはなりにくいが、価値はある。共感や感謝などの内面的価値。

しかし、それは人気でない人などの差が生じるため、格差が開く。

・経済は自分で選ぶ


ビットコインなど、今や自らがトークンを発行し分配し、結果的に価値が付与され、経済圏を形成する。
つまり、貨幣経済圏だけでなく過疎通貨経済圏など、自らが生きやすい経済圏で生きれば良い。

・お金or価値

価値で支払うことができる時代が来る。
それは、知識であり時間など。

お金では幸せは掴めず、「内面的なモノ」が重要

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