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わたしにある思い

ここ数年職場を転々としている私です。

長く勤めて「骨を埋める覚悟」まで持っていた職場もあったけれど、たった一人新しい人が入ったことで空気が変わって居づらくなったり、元々一年限定で!という決意で勤務した仕事もあります。

決して行き当たりばったりではなく、人生の計画や自分の居心地や興味等を加味して、行く道を決めてきたつもりです。

そして、そろそろ履歴書を書く行為に疲れ果てたなぁ…という状態に。

ただ、実は今、15年程前に「こうなったらいいなぁ…」という職に指先を引っかけた状態で、我ながら「すごーい!!」と思ったりもしています。

よくぞ辿り着きました!

…でも、これは私の側から見た、私の経歴です。

他の人から見たら、色んな職場をフラフラして長続きしない人にしか見えない生き方です。
「他の人にどう見られてもいいじゃん」という理論はあるでしょうけど。実際に、私についての世間の評価は「他の人」がするのだから、「きっと職場でトラブルが多いんだと思うよ」とか「何がしたいのか、わからないんだろうね」等と憶測から貼られてしまうレッテルをどうしようかなと思ったりします。もし、自分で自分のレッテルを剥がしたければ、「私って、こういう生き方してきたんだよ」と、言葉を使って説明することもできますけどね。

でも  わざわざ言うのもなぁ…。

人って、自分の側からしか物事を見ることができない。ここが問題を大きくしますよね。

人はそれぞれ、色んな事情を背負っています。育った環境も、生まれ持った性格も、身長や体重でさえ生き方に反映されたりするものです。

でもそれを、他の人は「自分の側の経験を元に」想像・評価してしまい、本当のその人からズレているとは思わないことが多いです。
だけど、本人も、私のように「でもわざわざ言うのもなぁ…」と自分を説明しません。面倒ですもの。

こういう「本人自身」と「他人から見たその人像」のズレで、人間は苦しいことが増えていくのだなぁ…と思う日々。

人間は、社会的な動物でひとりでは生きていけないですが、自分自身も、そして他の人もその人自身を、思いを持って生きているんだよ…私としては、そういう意識で社会の中に入る事を心がけたいです。

いろいろ理屈をこねましたが…あなたの中の思いも大切です。
そして
私はフラフラしているのではなく、今のこの道で生きていきます。

あなたの心にもやすらぎがありますように。

花音:中平 和寿子





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