あんた何かライブ参戦記47 〜ステキなアクション、キセキのリアクション〜

あんた何か47本目のライブは
青山RiZMが七周年にあたって企画した
5DAYSイベントの「DAY3」でした。

周年企画に声をかけて頂いただけで光栄なのに
トリまで任せていただけたこと。
しかも、
青山RiZMのステージはまだこの日で2回目だと言うのに・・・。
その感謝を述べるとともに
重要なポジションに漲る気合いを見せていた
もんてろ。

ただこの日は
ガールズの「フレパキ」あり
(フレッシュでパキパキの意)
アコースティックあり
ラップありの
異種格闘技色がとっても濃かった日。
しかも
この日のフロア状況は
最前以外は
ほぼほぼ「初めまして」なフロア。
ですからさすがに
このフロアを灼熱に燃え上がらせるのは・・・
そんな不安を抱かずにはいられなかったのですが、もんてろのフロアコントロールと
"とある救世主"の出現によって
終わってみれば灼熱、大汗。
これ以上ない
「達成感」に包まれたライブとなったのです!

ーこの日のセトリー

あんたらしく
パーティーナイト
alcohol ROCK
THIS IS MY LIFE
30
キャスト
an. THIS IS MY LIFE

挨拶がわりの
【あんたらしく】をぶちかました後に
【パーティーナイト】の入りで

『いきなり大きい声出してすいません。
ビックリしたでしょうね』


数秒前まで
リミッターをぶっ壊していた激しさが
まぼろしだったかのように
穏やかなトーンで語りかけていく
もんてろ。

『あんた何かのライブは、まぁ・・・
拳を上げたり、手拍子でもいいです。
高さだって(手を上げる)
みなさん自由で大丈夫です!みなさんが思うがままに好きなように遊んでいってください』

あくまでも自然体で
勢いに任せ強引にライブへ引き込もうとせず
"アクション"はフロアのみんなに委ねます。

とはいえ、
その"アクション"を起こさせるために
最大限の働きかけはします!
みんなの魂のど真ん中めがけ
熱い想いを身体全部を使って解き放つのです!

『いくぞ!!』

もんてろのきっかけで
明らかにスイッチが入ったであろう雰囲気が
ヒシヒシと背中に伝わってきます。
後ろを振り向いて確認する必要などありません。
声の圧が
みんなが"アクション"を起こし始めたことを
知らせてくれるのです!

動きが出てきたフロア。
そのタイミングを見計らって
さらに動きやすいようにアクセントを
つけていくもんてろ。

『この人(ワタシ)を見て踊って!』

「清く正しいバカ」の世界への案内人を仰せつかったとあらば、
みんなが思わず踊りだしたくなるように
いつもの100倍大袈裟に
身体中から「楽しい」をほとばらせます。

様子見、遠慮・・・

そんな類いの境界線が無くなり始めます。

そこでやって参りましたる
コール&レスポンスの御時間です!

まずは一発!

温度を確かめるように「エーォ!」と交換すると

『ひと現場に一人ずば抜けてうるさいヤツいるよね(笑)ウチのうるさいのはこの人(ワタシ)です!
この人を基準にみなさん腹の底から
会社や世の中へ日頃感じている鬱憤とかを吐き出して!』
と続け

二発目へ。

「エーーォッ‼︎」

明らかに上がったボリュームレベルに

「おぉぉぉーっ」と後退りするもんてろ。

すると同時に
フロア後方のある一点に
視線をフォーカスして
「おいでおいで!」と手招きします。

もんてろの視線の方へ回れ右したワタシは
「あんた」のうるさい代表として
「どうぞ!どうぞ!」と
最前センターへとその方を誘(いざな)います!

『ようこそ!あんた何かへ』

目の前に進み出た彼へ
嬉しそうな笑みを携えたもんてろ。

そう!
彼こそがこの日の救世主!

【エレエネ】ファンである彼・・・

さしずめ
この日的に言い換えるならば
「エレエネ」のうるさい人と
「あんた何か」のうるさい人の
即席ながら最強タッグが出来上がった瞬間です!

『この二人を見習ってもう一度いきますよ!』

三発目!

感動的
初めましての人たちが声を合わせ
心を一つにした最上の「エーォ!」の爆誕です!

これを受け嬉しさが爆発したもんてろは
曲を進めるより先に
この瞬間の感動を言葉にして伝えるのです!

『それぞれのバンド、アーティスト同士が初めまして、フロアのみんな同士も初めましてが多い中、これは・・・奇跡だと思います!
運命だと言っていいかもしれません!
そんな奇跡のように出会いをもたらしてくれた
青山RiZM。その七周年を祝うべく
心を一つにしてスリーデイズ目、いちばんを目指していきましょう!』

リミッター崩壊

まさしく【パーティーナイト】の始まりです!

いつしか最前は
「イツメン」の間に初めましての人が挟まれる
サンドウィッチな布陣に。

隣を見れば
初めましての人が大汗を流して
「あんた」のライブを心底楽しんでくれています!
初めて見る世界に
生き生きとした表情を見せるその顔を見ながら
自分が初めて
もんてろと遭遇したあの日の奇跡を思い出します。

肩を組みヘドバンし
肩を組みなかまらジャンプをし、
肩を組みながら
もんてろの眼前で大声を張り上げる

もんてろは
さぞかし「うるさかった」ことでしょう。
ただ、心から嬉しそうでもありましたね!

しかし、
この日のフロアが
こんな激アツ空間に変わってしまうとは!

これぞライブの醍醐味!
そして
これぞあんた何かが描く、求める世界線。

全力アンコール!

ライブを通し
自分らしく、そして人生に積極参加する
「player」であり続ける

「あんた何か」らしい

THIS IS MY LIFEを、もう一度!

汗だくになって
この奇跡のようなライブの締めくくり。

救世主さんは
いよいよ上衣を脱ぎ捨て
フロアに置きます。
(最高です!)

『じゃあ、みんなで円陣組んで!』

今日出会った仲間たちが大きな円をつくります!

すごい眺め!!

嬉しそうなもんてろとZakuさん。

真摯に応援している人
愛すべきものに真っ直ぐな人

そこにジャンルだとか
こだわりだとか
つまらない境界線は無いと
改めてこの日の景色が証明した夜。

もんてろの
Zakuさんの
あんた何かの想いが届き
最高の色染まった青山RizM。

救世主、エレエネのうるさい人。
マコさん、ありがとう!!

この日の出会いはきっと
誰かの人生を支え、背中を押す。
そんな出会いに繋がったのではないでしょうか。
そう思わずにはいられない、本当に奇跡のような夜でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?