あんた何かライブ参戦記43 〜1st aniversary ワンマン〜

あんた何か、43本目のライブは
1st anniversarワンマン
【❓】でした。

先ずはもんてろ、Zakuさん。
「あんた何か」一周年、おめでとうございます!
そして二人を支えてくれた
ゆーみしゃん、まりなちゃんをはじめ
MARさん、ゆんつさん、かすみさん。
「チーム・あんた何か」のみなさん!

一周年おめでとうございます!

この日を共に迎えられた事が心から嬉しいですし、あんた何かのファンであること、
チームの一員であることが本当に誇らしく思えた、そんな周年ライブでした。

それにしてもこの日
一日を通してもんてろが携えていた表情の美しさを、何て表現したらいいのでしょうか。

再始動ライブから
一貫して持ち続けている
感謝
幸せ
その気持ちに
覚悟や決意といった
この一年間の成長、変化が重なって

清々しさ
凛々しさ
優しさ
強さ
厳しさ
楽しさ
ひたむきさ

様々な心情が溶け合った
これまで見た事もない、
何とも言えない素敵な表情を浮かべていた
もんてろ。

この表情が見れただけで、もうね・・・。

『特に気負うことなく
いつもより時間が長いだけで
いつも通り楽しむだけ』

この日のワンマンに臨むにあたっての
もんてろの直前の「ポスト」です。

柔らかく
それでいて
揺らぐことのない
まっすぐなこころ持ちを伺わせる
凛とした表情の中に
気負わず
それでいて緩くなり過ぎない
心身のバランス、
調和の取れた自然体が見えます。

心のコンディションがベストな状態な
もんてろが魅せた
あんた何かの周年ライブ

さらに
極上なハピネス空間へと誘(いざな)うべく

公式から発せられた
フロアへのこの一文

そして、それを受けたフロアの面々は
【全力】が「ただ暴れる」だけではないことを
十分理解しています。

愛を持って
おもいやりを持って
ステージへはもちろんのこと
その空間すべての人と心を通わせながら
出せうる感情を総動員させて
想いを一つにして魂をぶつけ合うことだと!

だからこそ生まれたキセキのような景色は
あんた何かが育んできた一年の結晶

そんな心の中でずっとずっと輝き続ける
あんた何かの周年ライブのレポートを
始めたいと思います。

【開場1時間前】

この日の入場順はピクチャーチケット最優先。
通し番号は付帯してないので当日の並び順での入場です。
となれば、
「ガチ勢」の私としては当然、早めの出陣を目論んでおる次第。
とは言えAdmというハコの立地条件を鑑みれば(隣のすた丼が絶賛営業中)そうそう早く行っても迷惑というもの。

逸る気持ちを抑えつつ
それでも1時間前にはAdmに到着してしまう。
「さすがにちょっと早いかな」とは思ったけれど
そこには既に「ガチ勢」四名の知った顔が並んでいた。

「どごに並べばいいんでしょうね・・・?」

それを確かめるべく地下へのと階段を降りていくと、ちょうど「ゆんつ」氏が出てきたところ。

「上の建物に沿って並んでおいてください」

みんなのところへ戻りそれを伝え
それとなく列を作ります。
先客がありながら二番手で並ぶ自分。
ただ立ち位置(すみわけ)が決まっている面々だけにそこはアバウトで構わないという空気。

一人、また一人と続々と集まってきます。
やっぱり「早すぎる」るくらいで正解でした!

お決まりの看板写メを撮る際に言葉を交わします。
すると嬉しいことに
こちらからお願いをするより先に
「カンパしますよ!」
「カンパさせてください!」
有志たちが次から次へと声をかけてくれます。

あぁ、なんてやさしい世界線。

そんなみんなの想いとして贈ったスタフラが
コチラです!

開場15分前になると
公式からニューアイテムの紹介動画がX上に流れたのですが、
そのもんてろがエグいほど可愛くて
ニューアイテムが目に入ってきません(笑)

まもなく開場の頃には
建物の角を折れるほどに列は伸びて
ざっと20〜30人の並びになっていました。

【開場】

最前どセン確保です。

まぁ、がっついて取る事も無いのだけれど
大切な節目の日に臨む
心構えみたいなもの。

目の前にはステージギリギリに配された「お立ち台」


改めて「0距離」での接近戦を実感し、
それに備えて足元や周りの状況を確認しながら
自分に求められる役割に覚悟を決めます。

いつもの人
初めましての人
久しぶりの再会 

物販前に出来るニューアイテムを求める列

2列目、3列目・・・
徐々にフロアが埋まっていきます。

各々が
昂まりと緊張の入り混じった表情を携えながら
開演の時を待ちます。

屈伸、伸脚
ジャンプを繰り返し
興奮を抑えるように
せわしなく動きます。
(じっとしていられないのです)

5分ちょっと押し
MARさんがバックヤードへのドアを開け
メンバーに視線を送ります。

「さぁ、始まるぞ!!」

BGMが止まり、一瞬の静寂

高鳴る鼓動

ドアを締めたMARさんが
パソコンを操作します。

いつものMC
大音量で流れる「It's my life」

「あんた何か」1st anniversar ワンマンのスタートです!!

【ライブ本編】

一人ずつ順番にステージに上がるメンバー

▪️Dr.まりな

初めてサポートに入ったのは「あんた何か」10本目のライブのこと。
ベストマッチを感じさせたその日以降、
彼女が「あんた」のドラムの核を担うように!
もんてろをして「私よりもストイック」と言わしめる練習の鬼!

▪️Gt.ゆーみ

サポートという「テイ」ではあるものの
始動ライブからほぼすべてのライブで二人を支えてくれた誰もがメンバーとして認識している「あんた」には欠かせない存在。
もんてろの心の友でもあります!

▪️Ba.Zaku

Zakuさんがいなければ「今」はない!
もんてろがステージにいなければ、
そもそも
「あんた何か」も誕生していない。
もんてろの相方、「あんた」の大事な大事なベーシスト・Zaku!

そのZakuさんが

「せーの!!」と

いつものタイミングで声をかけ
「We areあんた何かだ‼︎」と
誇らしげに示すようにマフラータオルを掲げます。

「オイ!」の大合唱が始まるフロア

その合唱の中
いよいよ、Vo.もんてろが登場します!

刹那・・・

フロアの「オイ!」が止んでしまいます。

歓声が高まるどころか声を発することを
忘れてしまったのです。

何で、どうして!?

それは、
先述したように
もんてろの表情があまりにも美しかったから。
声を出すことを忘れるほどに。

【あんた何か、ファーストアニバーサリーワンマン!はじめまーーーーーーーーーす‼︎‼︎‼︎」

身体全部を使って
感謝、喜びを込めながら
全力の開会宣言を受けて
我に返ったフロア。
今度は地響きの唸りの如く
歓声が爆発します。

先ずは一曲目は

「あんたなんか」でスタートです!

イントロに合わせ

【今日という一日を一緒に作っていきましょう】と叫んでから
もんてろの伝家の宝刀たる
『いくぞ!』が炸裂!!

それを合図に
「ドン!!」という圧縮の波が襲ってきます。

開演直前のこと・・・。

「Admは柵が無いからなぁ」

ハコの特性を知っているからこそ生まれがちな遠慮。
そんな声の方向へくるりと向きを変え

「気にせずに突っ込んできちゃってください!」とthumbs upを作ります。

防波堤になる覚悟は決めていますからね、
どーんと来い!ってなもんです。

とは言え
予想を超える「どん!」
(ありがとう、う⚪︎しー)
いきなりガツンと来た波に
両サイドのいっ◯ー、◯方がステージへ前のめり。
予期していたボクは足を一歩踏み出して
からくも「波」を受け止められたのですが、
この時・・・
マイクコードを踏んでしまって
歌に入ろうといたもんてろが
マイクを落としてしまうというハプニングに。(ごめんなさい)

この日のセトリ
※【 】内の数字はライブでやった回数です

1 あんたなんか【40】
2 あんたらしく【41】
3 初でも【29】
-MC-
4 君へ【9】
5 僕とボク【2】
6 あの花【19】
-MC-
7 prayer【新】
8 パーティーナイト【29】
9 30【20】
10 THIS IS MY LIFE【33】
-MC-
11 ぬりえ【11】

オープニングナンバーが
始動ライブと同じ
【あんたなんか】だったからこそ
この一年で共に作り、共に進化してきたことを
感じます。
そして、
立て続けの「あんたらしく」も始動ライブと同じ並びです。

セトリは想いであり
ストーリーであり
そして節目でもあるこの日は
総決算でもあり・・・。

始動ライブと同じ並び
「あんた」楽曲のコンボで始めた
周年ライブに

違いを見て!
成長を感じて!

もんてろの、
あんた何かの
そんな想いが汲み取れます。
(ライブ中はもちろんそこまで考えが及びませんが、こうやって終わった後に振り返り、思い出す楽しさがまた・・・ライブの良さなんですよね)

「あんたらしくやればいいんだよ!」

アクセントを効かせ
アレンジを加えながら叫んだその一節は
"みんな"へ訴えながらも
"自分"に向かって叫んだように聞こえます。
なぜなら
その後に続いた

「まだまだライブをやりたいんだよ!」

もんてろの心の声が絞り出された事によって・・・

三曲目は「初でも」

沸点に到達した魂を「楽しい」へ
全振りすべく
もんてろが誘導した「パッパラパー」な世界へ

もんてろが初めて手がけた楽曲に合わせて
楽しいを大開放します。

跳ね、舞う
ステージとフロア
笑顔の一体感
あぁ、コレ!
これぞ「あんた何か」のライブ!!

『おかげさまでもう三曲やりましたけれども
既におじさん臭いですねwwwww』

ひと笑い取ってから始まった1回目のMCタイム。

『私たちが1周年を迎えました「あんた何か」です!年末の色んなライブがあった中で
「ここ」を選んでくれて本当にありがとう。
無事に一人も欠けることなく、一人も増えることなく(←爆笑を取りながら)
この日を迎える事が出来ました!』

目の前のみんな、サポートのゆーみ、まりな。
ギリギリまで準備に段取りに走り回ってくれたスタッフ。そしてAdmのみなさんへ誠意を持って感謝を述べていくもんてろ。

『そして何より
Zakuさんがそもそも自分へ声をかけてくれなかったらあんた何かは生まれていないし、今の私の私はここにはいない』

その感謝を告げ
ZakuさんへとMCのバトンを渡します。

『一年前は「もんてろお帰り」だったから別に良かったんだけど、もっとZakuの事も見て!と
言ってきたこの一年。
今日はちょいちょいZakuの方を見てくれて
あぁ・・・一年経ったんだなぁ』

感慨深げでありながらも、「もんてろおじさん」たちへほんの少しの毒を交えた(もちろん悪意など微塵もない)MCをしたZakuさん。

ここで
(休養とライブキャンセルが重なり久しぶりだった)

『改めてみなさん、
Zakuさん「お帰り」なんですよ!』

という
もんてろの言葉で

満場のお帰りコールが送られます。

『すべてのウイルスに罹ったから
これからは抗体メタル!最強なZakuです』

この言葉を受けたもんてろが

二年目のあんた何かの目標は健康第一で!
みなさんもね、いい年してますので(笑)お体に気をつけて!
何ならそうだ!!
あんたのライブで健康促進していきましょう!

と抱負を述べて
バラードゾーンの「君へ」へと移行します。

この「君へ」の
もんてろが作った空気感がもう
ハッとするほど美しいもので、
やさしい笑みを携えながらフロア一人一人に視線を向けたもんてろ。
小さく頷きながら視線を合わせていくその様子はまるで、心のフィルムに一人一人の笑顔を刻むためにシャッターを切っているかのよう。

この「君へ」という曲は
この日で14曲となったあんた何かの楽曲の中で唯一、Zakuさんが描いた曲でもあり
目の前のみんなへ
Zakuさんへ、ゆーみへまりなへ・・・。
心を込めて歌い上げていくもんてろ。

作詞当初の「君」への意味が
大きく広がりを見せ
想いを重ね
色を重ねて
もんてろの心根を映し出す
とても美しい曲になりましたね。

「僕とボク」

バンドでやるのはこの日で、二度目。

4月8日の【あんたなんかだけ】のアコゾーンで初披露され
【あんたもvol.4】で一度だけ
バンドバージョンでやってくれた事があります。

それから
9月22日のもんてろのソロで久しぶりに歌われた時に
サビの歌詞が書き換えられて
「僕とぼく」(←この時はひらがな表記の「ぼく」)というタイトルがつけられて
改めてみんなに届けられた曲。

書き換えられる前は。

当たり前の日々の中ですぐ近くの幸せに気づけなかったり、
何のために生き、何のために頑張っているんだろう・・・。報われないことも多くてふとそんなふうに思ってしまいがち。
だけれども、
視点を変えたり、考え方を変えてみると
実はすぐそばにあった幸せに気付けるもの。
幸せというのは自分の行動次第ですよ。
この曲がみなさんに取って
そんなヒントになれば!

制作背景を語ってくれていたもんてろ。

とても素敵な曲ですし
みんなの反応も良かったのに
長いことライブで披露する事はありませんでした(タイトルも未定のまま)

みなさんへの「ヒント」になれば
そんな思いで描いたものの
もんてろ自身が「幸せ」を感じられているか。
もんてろは責任感の塊ですから
表現者として
ステージから想いを届けるものとして
不安や迷いが少なからずあったのかもしれません。

ライブを重ねる過程で
それ(幸せ)が揺るぎのないもへとなった時

【僕はボクと生きていく】というフレーズが
生まれたのでしょう。

ぼくは
このフレーズがたまらなく好きです!

「僕」は「ボク」であり
自分を信じてあげられるのは自分だけ
そんな自分と生きていく
そういう側面はもちろんあるものの。

この「僕とボク」に本当に込められた想いというのは

信じてあげられる自分にしてくれてるのは

【みんな】


目の前にいてくれるみんなであり
私を映す鏡たるみんなだと。

家族、
支えてくれる人たち
刺激を与えてくれるバンドマン
一生の相方、魁
大好きな場所ライブハウス

ボク=みんな

そんなすべての【みんな】と生きていく

そんな
もんてろの想いを感じられる
本当に本当にに素敵な曲
大好きな曲が「僕とボク」

「あの花」

2ndプロトシングルに収められたこの曲は
聞くたびに力強さを増していく印象です!

もんてろの思考、ものごとの捉え方
芯の強さやうちに秘めたる信念が乗り移った
この楽曲は
バラードでありながら
思わずギュッと拳を握らせる力強さがあります。

もんてろと言えば
代名詞とも言える激しい煽り
苛烈なパフォーマンスに目が行きがちですが
本当の強さを見る事ができるのが
バラードだったりします。
そう!
もんてろのバラードは最強なのです!

そんなもんてろのバラードを
防波堤からしばし開放されてガン見で堪能した
バラードゾーン。

ワンマンの長尺セトリだからこそ可能な
バラード三部作構成。

流れる汗を拭う事も忘れた
至福な時間!

胸いっぱいな
バラードの余韻の中
この日二度目のMCへ。

そしてこのMCで
この上なく嬉しい言葉を
もんてろが発してくれることになるのです。

          ・・・後編へつづく。

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