あんた何かライブ参戦記46 〜名古屋DAY2〜

あんた何か46本目のライブは
名古屋遠征のDAY2
RENY LIMITEDでのツーマン企画
【Aqureur. vs あんた何か 40分一本勝負】でした。

久しぶりに整番「1」でした!

前日の幸せの残像が色濃く残るこの日。
「The・ライブ」と形容するに相応しい
灼熱接近戦のFARMから
キャパ800の大箱レニーリミッドへ。

そこに平日の集客ですから
もんてろも
キツい悔しいと
この日の現実を潔く認めます。

しかし、

『だけれどもあなたがいればライブが出来る!
人数なんて関係ないんだよ』

ここにいる
【みんな】と作る
ここにいる
【みんな】に届ける

そんな覚悟を表してライブに臨んだ
もんてろ。

ーこの日のセトリー

初でも
あんたなんか
30
alcohol ROCK
あの花
prayer
パーティーナイト
THIS IS MY LIFE
あんたらしく
キャスト

ですからこの日は
何と言ってもその覚悟を顕著に表し
バンドに臨む、バンドを進めていく
決意を込めて書いた
「もんてろ」純度100%(作詞・作曲)な
【prayer】が心を震わせたのです!(注:※参照)

この曲には
1サビ、2サビ、ラスサビ
それぞれ2回ずつ
想いを爆発させるようにもんてろがシャウトする場面があります。

もんてろ自身、
あれは覚悟を表す(示す)
【みんな】へ
そして
【メンバー】へ
さらには何より
【自分自身】への誓い!
そんな想いを込めた「叫び」なのだと言います。

注:※「初でも」ももんてろ作ですが全編に渡ってではありません。

12月17日の周年ライブで初披露され
この日が2回目だった

【prayer】

あの叫びはいったい
「何て」叫んでいるんだろう?

「あ〜」なのか「うわぁ〜」なのか・・・

ボクは翌日のライブ後の物販で
「あれ、何て叫んでるの?」って聞いてみたのです。
もんてろは丁寧に「あの」叫びに込めた想いを教えてくれたんだけど
だからこそ・・・今思うとホント野暮な質問だったなぁって
恥ずかしさすら覚えてしまいます。

だって・・・
敢えて文字に変換する必要はないんです。
てか、
正確に文字で表せるものじゃないんだって!

もんてろの揺るがない想い。
その上に
その日その日の様々なものが重なって
発せられる「叫び」はまさに
もんてろの「存在証明」

そしてその想いを受け
「ずっと付いていく!」
その誓いを込めてコチラの全力を
もんてろの叫びに重ねる。

言葉なんて何だっていい!

真実の叫びをぶつけ合って得られるエナジー

ふさぎ込むニュースで始まった2024年
ここにいる時だけは
何もかも忘れさせてくれる。
そして
ここにいる事で
「これでいいんだ!」と
自己肯定感を与えてくれる。

もんてろの中に
あんた何かの中にある
自分の居場所。

【自分らしく生きるんだ!】

人生の「player」であることの大事さを教えてくれる「prayer」という

「生」の息吹き漲る力強き楽曲です!

また、この日はこんなシーンもありました。

【alcohol ROCK】でのこと。

この曲は「タオル」曲という側面を持たせて作られた・・・と
このブログ内でも何度か説明してきたと思います。
前日にはタオルを持っていない
「イツメン」に
Zakuさんが颯爽とタオルを投げて
「魅せる」という名シーンも生まれました。
この日もそんな名シーンが再現されたのですが
この日は女性ファンだった事もあって
投げるのではなく手渡しにしたZakuさん。

臨機応変なカッコ良さを魅せるのです。

で、臨機応変といえば
もんてろのパフォーマンスですよ!

「タオル」はもちろん用意してあって
ステドリと一緒にドラムの前に並べられていたのですが、
そのタオルを手に取る事はありませんでした。

そのわけを尋ねると

"タオルを持っていない人が多かったから
敢えて「タオルありき」にならないよう、「無くても」楽しめる!そんな部分を見せたかった"
とのこと。

既に、
野暮な部分をさらけ出しているボクですから
野暮ついでに言わせてもらうならば
それでも
「タオルを使って販促に繋げてしまえばいいのに・・・」って考えてしまうのですが、

もんてろは
そうはしないんですね。

そういう導き方はしない!
あくまでも自然に
あくまでもファンファーストに!

あれだけ熱く、感情的に訴えるライブを展開しておきながら
それでも忘れない細部への配慮。

『心に余裕が出来た』

もんてろから聞かれたことばなのですが、
実はこの日
沖縄ライブ以来に約一年ぶりに
「J氏」の姿が会場にあったのです!
(嬉しい再会でした!)
一年振りだからこそより顕著に実感出来たという「あんた何か」のこの一年の成長、変化。

J氏の言葉を借りると
とにかく「安心」して見ていられたとのこと!
絶叫する60度時代の刹那的な
命を削らんばかりのパフォーマンスと比較し、
確かにあれはあれで魅力的で圧倒的だったけれど、ライブ直後の佇まいが全然違う・・・とのこと。
ライブで出し切って肩を落としてゼェハァ言わせながら
ステージを降りていた「絶」と
深々とお辞儀をし満面の笑みと共に
ステージを降りていく「何」

だからと言って「あんた何か」は
セーブしている・・・とか
出し切っていない・・・とか

そういう訳ではありませんよ!
それはライブを見てもらえれば
火を見るよりも明らかです!

心の余裕を支える体力
40分ノンストップのパフォーマンスを可能にする持久力
これらが備わり
自分たち主導で進んできた積み重ね。

その主導の主成分は
「届けたいんだ」という強い思い。

それゆえの「心の余裕」

心の余裕の裏には当然、
日々の努力、葛藤が隠されています。

それらが
一年振りのJ氏の目には顕著に映っていたのです!

メンバーみんなが本当に楽しそう!
そして
自分自身も来て良かった!
ホントに楽しかった!と話しをしてくれたJ氏

激しいだけじゃなく
繊細で配慮があって
楽しくてハピネスで
広いレニーだからこそよく見えた
あんた何かのライブスタイル
メンバーの共通認識。

この日、
アイドルのAqureurとの対バンだけに
まりなちゃん発信で
みんなで(ゆーみはクールなのでやってなかった)ハーフツインにしてライブに臨んだ
遊び心が生まれるのも
バンドとしてのムードの良さを象徴しています。

ハーフツインなもんてろとZaku

「ただいま」と言うよりも
「おかえり」という言葉を選ばせた
名古屋の景色に
もんてろが嬉しそうに浮かべた笑みがとても印象的で
2024年の「あんた何か」にとって
最高のスタートとなった名古屋ツーデイズ。

目の前の景色を大切にしつつ
未来を想像する勇気となったこの日景色に
メンバーたちの瞳は
嬉しそうに輝いていました!


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