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社会の中の役割り

去年の新人達の、成果発表会がありました。

リモート開催でしたが、発表者の熱意は十分に伝わりました。この一年間でたくさん学び、社会人として逞しく成長した先輩の背中は、聴講していた今年の新人にとって、とても遠くに感じたことでしょう。

身近な先輩達との、圧倒的な実力差。
もちろん私もそんな頃は、来年の今頃はあの先輩達のようになれているかと、とても不安に思っていました。

いつしか周りには歳下が多くなり、中堅と呼ばれ総括者となり、管理職になりました。

あの時は、楽しかったなあ。
あの時は、辛かったなあ。

今や自分の子供のような新人達に、知識を伝えている。

先日、入社2年目の若手に、ちょうど今職場で起こっている設備トラブルの説明を兼ねて、ホワイトボードを使ってちょっとした授業をしました。

私が説明を始めると、呼んだわけではないのに、
入社数ヶ月の新人達もすかさず近くに来て、
熱心に聴いてくれました。質問も沢山してくれました。

うん、あなた達なら大丈夫。


あらためて思います。

その時々で悩み、葛藤し、遊び、笑ってきたことは全部今の私には必要なことだった。

今の私は、決断する立場にある。
決断は自分が確立していなければできない。

常に、私はこう思うという自分を持つ。
それにはこれまでの経験が必要でした。

そして、今は周りを豊かにするために、
ある時には嫌われる勇気と決断が必要となる。

いよいよ、社会の中での役割も、
終盤に差し掛かってきたように感じる。

何とも辛い立場だなぁと思うけど、
自分が新人の頃も、毎日が精一杯だったよな…。

皆、その瞬間を頑張っている。

今日は彼らの努力を、全力で讃えよう。
よく頑張ったね。

私の努力?
もちろん、ちゃんと見てくれている人がいる。

真剣に話を聞いてくれる幹部の方々、
慕ってくれている後輩たち、
心から繋がっている仲間たち。

そして、右肩の天使さんも。

私は本当に、運がいい。
私には、役割があるのだから。
私には、見てくれている存在がいるのだから。

何とも幸せな人生だな。

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