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私と彼のこと③

年末年始、実家には帰らず、彼の実家で過ごした。
はじめて、父の店の手伝いをしない年末だった。店、忙しいだろうなと思い「手伝って欲しくないかもしれないけど、人手不足だったら言ってね」と送ったメールも返ってこなかったので、
私は、自分の時間を謳歌して読書とヨガに
没頭した年末年始をすごした。

8月の話し合いが行われてから、家族と全く連絡をとっていなかった。私の30歳の誕生日に私からお母さんに送ったメールも、クリスマスにお父さんに送ったメールも両親から返信が来ることはなかった。
それどころか、私の幼馴染に
「どういうつもりでメールをよこしてると思う❓」という連絡をしたそうだ。

年が明けて、2021.1.4に
急に母からLINEが入った。

絵文字・スタンプ混じりの久々に見た
優しい文章だった。

「新しい年を迎えて、私の気持ちを聞きたいからきて欲しい」とのこと。

おばあちゃんも心配しているからと、
父・母・父の祖母・私の4人で
約2時間話した。
話は、相変わらず平行線のままで…
私の気持ちは変わらず、彼と子供さんも含めてこれからも一緒に居たいと言った。
両親は、変わらず断固拒否。
彼の過去の事から掘り下げて、人格まで否定し
私が知らない一面があると。
要するに、私は彼のことが好きだら冷静に彼のことを見れていないらしい。
祖母は、私に向かって「あなたはまだ若いんだから、バツイチこぶつきはもったいない・本当もったいない」と何度も言った。

最後の方には、父にこう言われた。
「相手にも言ったけど、娘さんが20歳になるまで、勝手に籍を入れたり、子供作ったりするなよ!」

言われると思ってました。
だけど、それって両親が強制出来る事じゃないよね?
親の同意なしに結婚できるし、そこまで親が強制するわけ?
私には私の人生があるし、私たちのタイミングで籍も入れるから、
とハッキリ返すと

そしたら、もう二度と家に戻ってくるなよ
と言われ、「はい」とだけ返した。
母は、「最大の親不孝だ」と私にぶつけ
話し合いは平行線のままなので
帰ってきた。

家族ってなんなんだろう、
親ってなんなんだろう、

私が彼といることを選択すると
家族は私と絶縁するという。

私は、彼が一度離婚したから
子供がいるからとか、
そんな理由で
人格を決めつけたり、失敗しているとか
思ったことないし
思いたくもない。

人生って単調じゃない、色んなことがあって
その度に、真剣に向き合ってさ、その経験に自分で意味づけしていくんじゃないの?
離婚したから何?
シングルファザーだから何?
そんなこと出会った時から
知ってるよ。
全てを受け入れて、覚悟して、
一緒になりたいんだよ。


さあ、明日からまた新しい一週間が
はじまる。

「ごきげんは、自分で作るもの」
by別所哲也



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