おおやキャンパス 木工体験

岩手県洋野町にある、おおやキャンパスに行ってきました。ベストシーズンは春や秋のようで、キャンプもでき、星空も綺麗に見れるようです。今回は預けている保育園で使用している木製の食器のルーツを探しに、木工体験しにきました。大野木工は1人1芸をうたっており(正確には村全体が1人1芸で地域活性化をはかっていたようです)、職人さんによって作品のテイストがモダンなもの〜丸みがあり温かみを感じるものがあります。今回は乾燥された30cm四方の木材から、ベースとなる形を掘る作業を行いました。専用のろくろに木材をセットし、木材を回転させ、職人さんオリジナルの製鉄・加工された刃をお借りして削っていきました。みるみる木材がうつわの形に削られていきます。一緒に体験していた子供たちも興味津々でした。形が出来上がってこれば、刃からヤスリに変えて微調整をしていきます。素人にはわからない程度の調整を職人さんにしてもらいました。
今回対応してくださった職人さんは大野木工の歴史やうつわが出来上がるまでの過程やうつわに適した木材などを丁寧に説明をしてくれました。木材の種類もさることながら、木材をどの部分をどの向きで切る取るかで強度が変わってくるようでした。また、木目のデザインも大きく変わってくるようです。強度があれば、うつわ自体を薄く仕上げることができ、口当たりの食感にも大きく変化があるようです。
出来上がったうつわは、ここからさらに乾燥させ、長持ちするようにコーティングをし、さらに乾燥させてから、ようやく完成となります。
乾燥とコーティングの過程は職人さんがしてくれ、出来上がれば郵送して頂けるようです。
うつわを作っている間、小さい子供たちはクラフト体験をしていました。マイ箸&箸置き作りとキーホルダー作りをして、子供たちも自分専用のものを作り上げることが出来、満足そうでした: )
大人になった私も、ちゃんとした木工体験は初めてだったので、出来上がるまでの過程や地域の歴史を子供と一緒なや学ぶことが出来、とてもよい体験でした。次はもう少し暖かいシーズンに、違う体験をしに行きたいです。

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