マガジンのカバー画像

ジョン・ヒロボルタの2番弟子、こーきちくん(高柳孝吉)の記録

20
TVBros.ジョンが出会った読者たちのジョン・ヒロボルタの2番弟子こーきちくん(高柳孝吉)の記録
運営しているクリエイター

記事一覧

【2番弟子】今日の小話 #17「フェスボルタアジア 回想」

【2番弟子】今日の小話 #17「フェスボルタアジア 回想」

ジョン・ヒロボルタの弟子のこーきちくんが、フェスボルタアジアの感想をお届けします。

「ジョナサンズ」

まず、俺はなるべく体を動かさず、真剣にメロディーを聴いていた。ジョナサンズのメロディーって時にシュールささえ感じさせてくれるフレーズがあって、僕はそこでイきそうになる。ちょっとマニアックな話になりますが、今回、『クレイジージャーニー』の「じゆうー!」の「うー!」とあがる箇所で、CD版とは違った

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #16「集団的自衛権について思った事」

【2番弟子】今日の小話 #16「集団的自衛権について思った事」

僕は、反対です。というより、極論かも知れないですけど、そもそも個別的自衛権にすら反対です。日本を戦争する国にするなって言いますけど、自衛隊を持った時点で、つまり日本が攻められた場合戦力を行使出来る、個別的自衛権を認めた時点で、日本って既に戦争を出来る国になってはないですかね? 

自衛隊員もとっくにリスク、背負ってないですかね? 

砂川裁判っておかしくないですかね? 

本当に自衛って言うのなら

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #15「真夜中に竜田揚げ」

【2番弟子】今日の小話 #15「真夜中に竜田揚げ」

久し振りだった。真夜中にコンビニ。それはいつもフェスボルタに共連れして行くコンビニのあんちゃんに会いに行くための買い物とは違う道。

お久しぶりー!

いつもの挨拶を交わし二人連れでコンビニの外へ。今は客と店員という関係ではなく、だだの友達として一服しながら。雑談から次回のフェスボルタに行く話を取り付けるまでに至り、話は僕らが二人して行ったあの初めてのフェスボルタ出演時の事までさかのぼり。えらく盛

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #15「98キロの女」(閲覧注意)

【2番弟子】今日の小話 #15「98キロの女」(閲覧注意)

あれはもう、8年も前になるか。39歳の頃。
98キロの女を抱いた。体重の事だ。それが、俺の初体験を誰にするかの結論だった。別に妙な趣味がある訳では無い。彼女を求めていた時に出会った女が、その女性だったというだけ。

寝た。ただ、重かった。何せ相手は0.1トンの女。俺は、ただしがみつくしか打つ手は無かった。おまけに取り付けていたはずのゴムが、中でひっくり返って外れてしまった。もういい。子供が出来ても

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #14「ばかり」

【2番弟子】今日の小話 #14「ばかり」

知り合った、ばかり。
でも、やっとの勇気を振り絞ってメアドと電話番号交換した。

幸せ〜。

先日のイベントは、一体なんのための婚活だったのか。全く(笑)。帰って来て早々に女友達がでけたあ(笑)! ハッピー! 

その娘の為に、新しいGパンまで買った(笑)。おかげで、また貧乏暮らしにリターンした。もちろん、まだ彼女じゃないよ。

まだ友達。それ以上でも、それ以下でもない。こんな時はサザンの古いラブ

もっとみる
【こーきちくん】ある不思議な婚活パーティーにて

【こーきちくん】ある不思議な婚活パーティーにて

4月下旬の東京都、大塚。とあるパーティーに出向いた。開催地のライブハウスに一歩足を踏み入れるとそこは異空間。老若男女が混在し、舞台では狂乱のステージが繰り広げられている。ハタチの女性。薄くなった頭をした中年男性。酔っ払いから忍者まで、この世とは思えぬ混迷なる人外魔境。

それはなんと婚活パーティーであった。

俳優、漫才師、ミュージシャン、映画制作者、紙芝居師、ありとあらゆるジャンルのクリエーター

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #13「日常」

【2番弟子】今日の小話 #13「日常」

喫煙所でタバコを吸う。深夜の1時。今日の晴天を予感させる満天の星空。昨日見た少女の美しい涙。平和だなあ。『今も何処かで戦争が起こっている』。タバコを吸い終わり、寮へと急ぐ。

みんなが思ってること言いましょうか?

「短い!」

そうです。短いうえに、笑いの要素ゼロ。

そんなこと言わないでくださいよ〜。久しぶりなんですから。

なーんてっ。

【2番弟子】今日の小話 #12「空腹のおすそ分け」

【2番弟子】今日の小話 #12「空腹のおすそ分け」

腹が減った。時計を見る。22時を指している。腹が減ったし、遅い夕食を作ろう。最近の定番メニュー、納豆かけご飯である。食べようとした時、思わぬ来訪者があった。来るのは別に珍しい事でも無いのだが、何でまたこんな時間に……。

「あの、これ、良かったらどうぞ!」その女性は、一切れのパンを僕に手渡し、恥ずかしげにそそくさと帰っていった。頂いたパンを手に、僕はしばらく立ち尽くしていたが、早速、渡りに舟とばか

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #11 「バレンタイン、その後日談」

【2番弟子】今日の小話 #11 「バレンタイン、その後日談」

今年のバレンタインデーは奇跡的に気持ちの余裕があった。ある既婚の女性から、嬉しい義理チョコを進呈していただいたからである。あれから約一週間が経過した。その女性から送られてきたひとつの小包。実はその女性、まだ新婚一年目くらいの新妻さんで、先輩の奥さんでもある。中身はクッキーと、再びチョコレート。手にとったら手紙がクッキーの下から、はらりと落ちた。目を通すと、こんな一節が添えられてあった。

「作りま

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #10 「思い出、そして今日から始まる」

【2番弟子】今日の小話 #10 「思い出、そして今日から始まる」

大好きな椎名林檎さんがデビューするずっと以前の話だ。俺がまだ二十代の若かりしころ、ある女性を好きになった。二十代の若さゆえ俺は、猛烈なアタックをした。既婚の女性、叶うはずもない恋。今では考えられない話だが、まだ若かったんだなぁ。俺はその後も猛アタックを続けたのだが、恋は儚く散ったのだった。

それから二十年の歳月を経た今日、思わぬ再会を果たした。だが、再会したのは彼女ではなく、当時、一緒にいた仲間

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #9 「ある恩師からのおめでとう」

【2番弟子】今日の小話 #9 「ある恩師からのおめでとう」

ずっと言い続けていた。

「お笑いをやりたい。」みんなに「お前にできるわけがない」と言われた。そんな中、ずっと応援し続けてくれた数少ない一人の女性、Nさん。年齢は俺とたいして違わないのだろうが、長年に渡って色々な方面から僕を支え続けてくれた大切な恩師とも呼べる人。結局離れる時が来たが、お付き合いの最後の方は僕の醜態によって決別みたいな形になってしまった。しかし、別れる間際になって、わざわざ僕の所に

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #8 「返せなかった文房具」

【2番弟子】今日の小話 #8 「返せなかった文房具」

「フェスボルタ 〜鬼〜」で、みやまるボルタさんから、カンペを手に貼るためにのりをお借りした。フェスも終わり、打ち上げもお開きとなって、その帰りの別れ際、のりの事を知ってか知らずか、みやまるボルタさんは、何も言わずに疲れを隠したような感じで、フェスの余韻覚めやらぬ笑顔で「ありがとうございました! また次回!」と言い、ひとまずのお別れをした。群馬に着いてから、何気なくタバコを出そうとポケットに手を突っ

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #7 「飲み代を立て替えて下さった“ファン第一号”の方を忘れない」

【2番弟子】今日の小話 #7 「飲み代を立て替えて下さった“ファン第一号”の方を忘れない」

俺のnoteに“好き”を、付けてくれた。全く面識は無いが、自ら「売れない物書き」と公言している方。夜中に目が覚め、気が付くと、俺が寝ている間に、そっと付けていて下さった。こんな群馬の辺境で埋もれていた俺のつたない文章を読んで頂き、認めて下さる方が出来て来たんだ、と凄く嬉しい気持ちになった。

いつもの喫煙所でタバコを吸うと、ふと、ある方の事を思い出した。ついこの間、「フェスボルタ ~鬼~」の打ち上

もっとみる
【2番弟子】今日の小話 #6 「昨日までのごめんね」

【2番弟子】今日の小話 #6 「昨日までのごめんね」

知らなかった。ずっとメールをくれてたなんて。去年からの話だ。金が無く、携帯を止められた。金が無い事、心配掛けたくないから友人には黙っていた。その間、友人とは、直接会って話していた。何回も、何回も。

やがてちょっとまとまった金が入り、携帯は復活した。その日いつもと変わらぬ笑顔を見せてくれた友人と別れ、復活して初めて携帯のメールボックスを開くと、その友人からの何通ものメールが。

『最近元気無いけど

もっとみる