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〈#57〉2024 ドバイデザートクラシック2日目の川村昌弘選手がDPツアー自己ベストラウンド(63)

 2024年シーズン初戦をエミレーツGCで迎えた川村選手は、初日75(+3)とボギーが先行するも、2日目の今日、DPツアーでの自己ベストラウンドとなる63でプレーし、7位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
 この日、インスタートの川村選手は、4連続バーディーで素晴らしいスタートダッシュを決めると、続く14番(Par4)で2打目(169y)を直接入れてイーグル、15番(Par3)でもバーディーを取り、出だしの6ホールで驚異の7アンダーとした。
 16番、17番でパーの後、18番でバーディーを奪取。インコースを1イーグル、6バーディー、ノーボギーの29(-8)でプレー。現地のテレビ中継でも1994年にアーニー・エルスが記録したコースレコード61(-11)に迫る驚異のラインドと紹介され、記録更新の期待が高まった。

 アウトに入り、1番をパーとした後、2番、3番の連続バーディーで10アンダーとしたが、その後、4連続パーとスコアーが伸び悩む中、向かえた17番でパーオンとならずボギーとし9アンダーに後退。コースレコードとはならなかった。

 悪い流れで迎えた18番のティーショットはヘアーウェイを捉え、もう一つバーディーを狙えるポジションからのセカンドショットはやや左に出て(ドロー気味に打ったボールが戻ってこなかった?)、グリーンを捉えることは出来ず。3打目は、深いラフから下り傾斜がカップ方向に続き、その先は池となっている難しいアプローチ。連続ボギーとなってもおかしくない観てる方でも痺れるこのコンディションから、勢いを殺した柔らかいフワリとしたボールを放ち、着弾した地点から長いランによりカップ50cmに寄せてパーでホールアウト。素晴らしい寄せで観客を魅了しました。

 ホールアウトした川村選手を現地の中継でも注目。DPツアー自己ベストラウンド(Lowest round in his DP Would Tour career: -9)とのテロップが放映されました。いや〜素晴らしいラウンドでした。

日本の若い選手達がDPツアーに来るのようになったのも川村選手の存在なしには語れません。

今季で6年目となる欧州ツアーで好発進の川村選手。今年こそは優勝を!

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