Domasa

フランスのゴルフ環境を紹介

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最近の記事

〈#59〉フランスの素晴らしいゴルフ場(10)Reims

 ランスは車で2時間弱のシャンパーニュ地方の都市。有名なシャンパン製造会社がありテイスティングやセラーツアーを開催している。街の中心には千年以上に渡ってフランス国王の戴冠式が行われていたノートルダム大聖堂がある。  ランスの中心から僅か15分で行けるGolf de Reimsは、ビジターもプレー可能なゴルフ場。比較的フラットで左右にOBのないホールが多い。 ランス旅行のついでに気軽にラウンドを楽しめるアットホームな雰囲気のゴルフ場です。 バーでは、シャンパンの街らしく、

    • 〈#58〉フランスの素晴らしいゴルフ場(9)Monte-Carlo GC

      F1のモナコグランプリやカジノで有名なモナコ公国はバチカンに次ぐ世界で2番目に小さな主権国家。モンテカルロという地名はモナコ公国にある4つの地区の一つの名前らしい。 世界中のセレブリティーが集まるモナコ公国にゴルフ場はない。モンテカルロゴルフクラブも実際はフランス領にある(東京ディズニーランド的な感じ)。ゴルフ場に行く方々は、モンテカルロカントリークラブと間違えないように気をつけて下さい(こちらもモナコに隣接しているフランス領にあるが、テニスクラブです)。 モナコでバカンス

      • 〈#57〉2024 ドバイデザートクラシック2日目の川村昌弘選手がDPツアー自己ベストラウンド(63)

         2024年シーズン初戦をエミレーツGCで迎えた川村選手は、初日75(+3)とボギーが先行するも、2日目の今日、DPツアーでの自己ベストラウンドとなる63でプレーし、7位タイで決勝ラウンド進出を決めた。  この日、インスタートの川村選手は、4連続バーディーで素晴らしいスタートダッシュを決めると、続く14番(Par4)で2打目(169y)を直接入れてイーグル、15番(Par3)でもバーディーを取り、出だしの6ホールで驚異の7アンダーとした。  16番、17番でパーの後、18番で

        • 〈#56〉2024パリオリンピック:ゴルフ競技開催地 LE GOLF NATIONALの最新情報 

          2024年フランスで開催されるオリンピックのゴルフ競技開催地であるLE GOLF NATIONALは、2023年に久常亮選手が優勝したフレンチオープンが開催されたゴルフ場(コースの情報については、〈#9〉パリ近郊のゴルフ場(5)Le Golf National 参照)。 2018年にはライダーカップが開催されたフランスを代表するフランスゴルフ協会が所有するゴルフ場であるが、2024年秋に改修工事が行われることがアナウンスされている。 本ゴルフ場は、今回オリンピック競技会場と

        〈#59〉フランスの素晴らしいゴルフ場(10)Reims

        • 〈#58〉フランスの素晴らしいゴルフ場(9)Monte-Carlo GC

        • 〈#57〉2024 ドバイデザートクラシック2日目の川村昌弘選手がDPツアー自己ベストラウンド(63)

        • 〈#56〉2024パリオリンピック:ゴルフ競技開催地 LE GOLF NATIONALの最新情報 

          〈#55〉パリ近郊のゴルフ場(39)Etiolles

          パリから南へ車で30分。Ugolf Sénartのすぐ近所にあるEtiollesは、27ホールを有するゴルフ場。パリから近いのにあまり知られていない印象を受けるが、コース自体はしっかりとしており、プレーしてみる価値は十分にある。 コースは基本的に平らで、急激な打ち下ろしや打ち上げのホールはないが、いたるところに凹凸があり、バンカーもしっかりと配置されている。 池のあるホールや、両側を木々で覆われたホール、リンクスのような平原のホールと表情は様々。 ハイシーズンのグリーンコ

          〈#55〉パリ近郊のゴルフ場(39)Etiolles

          〈#54〉フランスの素晴らしいゴルフ場(8)Champagne

          パリから東へ120キロ、車で1時間半ほどで行けるGolf de Champagneはシャンパーニュ地方にあるゴルフ場。 伝統あるゴルフ場というわけではなく、田舎のゴルフ場という感じ。ビジターもプレー可能。 シャンパーニュ地方の丘陵地にあるため、アップダウンのあるコースとなっている。両サイドが木々に覆われているホールもあれば、オープンなリンクス風のホールもあり、ホールごとに様々な表情がある。 グリーン全体が大きく傾斜しているホールがいくつかあり、ラインを慎重に読まないと3パッ

          〈#54〉フランスの素晴らしいゴルフ場(8)Champagne

          〈#53〉パリ近郊のゴルフ場(38)Isabella

          パリから西へ40分程度で行けるIsabellaはフラットなPar71のゴルフ場。毎週火曜日はお休みで、日曜日はメンバーオンリーとなっているが、それ以外はビジターのプレーも可能。 距離は短めで、フラットなコースが大半。木々は大きく、池が数か所ある。比較的大きなバンカーもあり、決して易しいコースではない。 天気のいい日に、散歩がてらラウンドするにはいいゴルフ場です。

          〈#53〉パリ近郊のゴルフ場(38)Isabella

          〈#52〉フランスの素晴らしいゴルフ場(7)Belle Dune

          以前紹介したTouquet、Hardelotと並びフランスの最も北にあるオパール海岸沿いにある名門コース。 自然そのままの地形を生かしたコースレイアウトは、パリ近郊のゴルフ場で見ることのできないランドスケープ。 地理的に風が強いため、ゴルファーにとってはとても手ごわいゴルフ場で、風だけでなく雨が降るとスコットランドでゴルフをしているような体験ができる。 パリから二時間半ほどで行けるため、頑張れば日帰りも可能。二泊三日でオパール海岸の名門3コースを友人と旅するのも悪くない。

          〈#52〉フランスの素晴らしいゴルフ場(7)Belle Dune

          〈#51〉パリ近郊のゴルフ場(37)Lys Chantilly

          パリから北へ40、50分で行けるゴルフ場。1928年の開業で36ホールを有する。PAR70のLES CHÊNESが開業当時に作られたコースで、LES BOULEAUX(PAR68)が1976年から80年頃に作られたコース。 閑静な住宅街を抜けた森の中にあるフラットなコースで、落ち着いた雰囲気が心地よい。周囲に車道がなく、非常に静かな環境でゴルフを堪能できる。 ビジターもウェルカムなゴルフコースで、誰でもプレー可能。 Chantillyというのは地名で、Chantilly

          〈#51〉パリ近郊のゴルフ場(37)Lys Chantilly

          〈#50〉パリ近郊のゴルフ場(36)       ORMESSON

          パリ東部、車で30分程度で行けるこのゴルフ場の歴史は長く、開場は1925年。第二次大戦により壊滅的なダメージを受けてクローズしていたが、1968年にデザインを一新し再開された。2020年にUGOLFの傘下となっている。 コースは、林間コース。フロントナインに小川が流れている箇所があるが、大きな池はない。バンカーのサイズが大きいのが特徴的で、グリーンサイドは要注意。フロントナインはアップダウンのあるホールが複数あるが、バックナインは平らなホールが続く。 コース間を隔てる木々

          〈#50〉パリ近郊のゴルフ場(36)       ORMESSON

          〈#49〉パリ近郊のゴルフ場(35)Lésigny-Réveillon

          パリから南東へ40分程度。27ホールを有する同ゴルフ場は3つの9ホールからなる27ホールを有するゴルフ場。練習グリーン、ドライビングレンジともに状態がよく、宿泊施設も有する。 18ホールをプレーする場合、クラブがその日に定めた18ホールをプレーする方式 『BLANCコース(Les Hyverneaux)、ORANGEコース(Les Corbuches)、JAUNEコース(Le Reveillon)』から二つがチョイスされ、もう一つはハーフプレー専用となる。 各コースは比較的

          〈#49〉パリ近郊のゴルフ場(35)Lésigny-Réveillon

          〈#48〉欧州のゴルフ場(2)Celtic Manor Resort ウェールズ(英国)

          ウェールズにあるリゾート施設Celtic Manor Resortは、2010年にライダーカップが開催されたことでその名前を聞いたことがあるかもしれません。欧州ツアーのウェールズオープンも毎年開催されています。 Celtic Manor Resortは、ホテル、レストラン、ゴルフクラブ他、様々な施設を備えた大きなリゾート施設で、ゴルフコースは3コースを保有します。 2010年のライダーカップ、毎年開催されているウェールズオープン(Cazoo Open)の開催コースは、Th

          〈#48〉欧州のゴルフ場(2)Celtic Manor Resort ウェールズ(英国)

          〈#47〉フランスの素晴らしいゴルフ場(6) COGNAC

          ブランデーの一種として有名なコニャックは、コニャックという街を中心とした地域で採れる白ワインを原料としたアルコール。 そのコニャック地域にあるこのゴルフ場は、ブドウ畑と森に囲まれた美しいコース。クラブハウスはブドウ農家が使用していた建物を使用している。 コースコンディションは非常によく、ビジターでのプレーも可能。 コース自体がブドウ畑と面している個所が複数あり、OBラインはブドウ畑とコースの境界線になっている。 丘陵地にあるため、アップダウンが随所にあることに加え、グリーン

          〈#47〉フランスの素晴らしいゴルフ場(6) COGNAC

          〈#46〉パリ近郊のゴルフ場(34)Saint- Cloud

          パリ市内から西へ15分程度で行けるこのゴルフ場は1913年開場のプライベートクラブ。フレンチオープンを14回開催している伝統と格式を兼ね備えたフランスを代表するゴルフクラブの一つ。 美しく整備されたコースは、様々な表情があり難易度は高い。クラブ自体は36ホールを備えるがチャンピオンコースはグリーン(Vert)と呼ばれるコース。1番から5番までは比較的フラットなホールが続くが、6番のショートホールから高低差の あるホールが続く。フォトスポットは、8番ホールのティーグラウンド。

          〈#46〉パリ近郊のゴルフ場(34)Saint- Cloud

          〈#45〉パリ近郊のゴルフ場(33)Joyenval

          パリから西へ40分くらい。Saint-Germain- en- Laye市のお隣にある高級住宅街 Chambourcyにある完全メンバー制のゴルフ場。メンバー同伴でないとプレーはできない。レストランにゴルフシューズで入ったら怒られるような規律の厳しい厳格なクラブ。 1992年にオープンしており、創立メンバーは元々Saint-Nom-la-Bretècheのメンバーだったと聞いたことがある(未確認)。 コースは36ホール(チャンピオンシップコースのMarlyとRetz)があり

          〈#45〉パリ近郊のゴルフ場(33)Joyenval

          〈#44〉パリ近郊のゴルフ場(32)Le Vaudreuil

          パリから西へ1時間強。モネの庭園で有名なジベルニーのさらに西にあるゴルフ場。地域的にはノルマンディー地方となり、クラブハウスの建築がノルマンディー風で趣がある。 ヨーロピアンツアーの下部ツアーにあたるチャレンジツアーを毎年開催しているトーナメントコースでコースコンディションが素晴らしい。 フラットなコースでアップダウンはないが、グリーンは砲台になっているところが多く正確なショットが要求される。 英語のサイトも用意されており、ビジターを積極的に受け入れている感じ(以下より予約

          〈#44〉パリ近郊のゴルフ場(32)Le Vaudreuil