プルシアンブルーディスカス


プルシアンブルーディスカス
ブリーダー  Hiro.Takenawa

新品種の紹介

プルシアンブルーディスカス
紺青のディスカスと表現された濃く深い色を
発色させるターコイズディスカスの新品種。
古き良き時代のターコイズを元親に持つ
旧血統のヴィンテージディスカス。

ホームブリーダーである私、Hiro.Takenawa
(水産学士)がライフワークであるディスカスの品種改良を手掛け、33年の時間を費し
裏付けられた知識と経験値、育成管理と選別眼による11世代の交配から品種レベルのディスカスの作成に成功。

車に例えるとベンツやフェラーリの様な由緒正しき系統の純血の血統を使い歳月を掛けリビルトを施しクラフトマンシップの様に日々の管理観察作業を大事に行い維持育成した結果がこのディスカスに凝縮されています。

古い良き時代のヴィンテージディスカスの
良さを堪能出来る品種になります。

系統の紹介

旧ワットレイ第3系統 (純系)
WWFF WR30 (純系)

交配履歴の紹介

①1989年ワットレイ第3系統の幼魚育成
②1994年ワットレイ第3系統ペア譲り受ける

①の幼魚を1993年4年物に育成しF₁を採る
→③
②のペアから1996年2年後にF₁を採る
→④

③のF₁から1996年2年物の若親からF₂を採る→⑤

1996年④と⑤からラインクロスでのF2.5を採る→⑥

⑥を1999年3年物まで育成、ワットレイの
純系途絶える

⑥とWR30との交配種が濃いグリーンブルーを表現した事からこの系統を維持

インブリードによる品種固定開始
2002年F₁
2005年F₂
2008年F₃
2012年F₄
2014年F₅
2016年F₆
2019年F₇
2021年F₈
2022年F₉     2022年9月Sサイズ
画像は2019年F₇雄親

選別交配

ワットレイの純系を飼育していた頃はアマチュアでメタリックグリーンの発色の綺麗さに目を奪われ趣味として楽しんでいました。
ところが、純系の血の濃さからブリーディングが難しくなりワットレイ同士での魚を残せ無くなり、グリーン発色の色味を残したかった事から数種類の別系統の青系をワットレイとペアを組ませどの組み合わせがグリーン発色の表現を残せるか各々F₃までブリーディングして検証した結果がWWFF WR30とのクロスとなりました。
2011年時点にてプルシアンブルーのインブリードを継続する事を決め、他のクロス物はこの時点で一部を残し継続中止の判断を行いました。
私がディスカスに求めるのは「色味」であり且つグリーン発色の優良表現。
選別時に見るのは発色のみで体型は二の次で
残す個体を間違えると単調な青い個体の出現数が多くなり遺伝形質が失われ改良が後退してしまいます。
コンテストに出品する魚と品種維持や作出では残す魚と作り方が明確に違いますが一般の方はコンテストレベルの完璧な個体から優良魚が産まれるとお考えですがそれは間違いです。
選別眼とは個体の資質を見る事で、特に色に関しては生後2年後位に色化けする個体か否かまで飼い込む必要があり誰もが簡単に出来る芸当では無い事を理解して頂きたいです。
私が今回品種として世の中に紹介する
プルシアンブルーはこの資質管理と選別を行い11世代を継続管理した銘魚になります。

プルシアンブルーの特徴

体色︰深く濃いグリーン色の青
体型︰丸体型
鰭 ︰2本の腹鰭は雄では臀鰭の3分の1まで伸長し雌では臀鰭軟条の立ち上がりまで伸長
雌雄共に背鰭尾鰭臀鰭は厚みがある
目︰赤〜朱色
色柄︰鰓蓋、体はベタ青で頭、顔は若干ラインが残る
雌雄差︰雌の体色はメタリックブルーの傾向が強く発情時紫掛かる

丸体型と色柄 ︰雄3歳


雌3歳の色柄︰発情初期(紫掛かり始め)


2021年F₈ 2022年8月インスタ紹介画

F₈インスタ紹介画像になります
再生されない場合はインスタアカウント
ajc0812にて検索お願い致します

国産ターコイズ

プルシアンブルーターコイズは純血品種を
掛け合わせた純国産品種になります。
国内に於いて自ら掛け合わせを行い発現した
個体をインブリードして品種レベルの作出が
出来たディスカスは国内では数種類になり
現存する国産品種はプライベーターにより
維持されているのが現状です。
ターコイズの国産品種化は今も昔も大事な
意味があり後世に受け継がれる魚であって欲しいと願っております。

譲渡・販売に関して

個体管理を優先しますので、不定期になりますが当ブログ又はインスタにて事前に告知させて頂きます。
少数販売を予定しております
又、発送日等調整となりますのでご了承の程
お願い致します。














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