今週のキングダムPART119 第759話「歪な国王」
はじめに
今週も、韓プレゼンツ朝まで生討論が繰り広げられるキングダム。果たして、正義と悪についての考え方についての討論が繰り広げられる今回。
詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さいませ。
それでは、どうぞ。
キングダム第759話「歪な国王」感想戦
クソ以下の王
李信に、人の在り方について、問いかける韓非。しかし、その際に、秦国の王をクソ呼ばわりした彼に対し、介億は激怒します。
李信で、話を進めようとすることが、一つ。二つは秦国王の代わりに来た自分の面前で、クソ呼ばわりする韓非に怒りが収まらない介億。
しかし、韓非はブレることなく、秦国は犬のクソ以下と罵倒する徹底して、ブレない彼に武力行為も辞さないと介億は詰め寄りますが、それ位でキレるなと彼は話を進めます。
その理由の一つとして、秦国王は攻めて、奪うだけの愚かな国王だからと話す彼の姿に、李信はそんな王ではなく、戦争を終結させたいという思いを伝えますが、周囲の人々からの大きな反感を買ってしまいます。
韓非は、秦国の歪さについて、問いかけます。冷徹でありながら、情もある。一定しているようで、ブレブレな秦国の在り方に違和感を感じているようです。
性善説と性悪説
韓非は、秦国王は、性善説論者なのか?と李信に話しますが、それがどうしたと訴える李信。
そもそも、法とは、性悪説の上で、成り立った物であって、法治国家を目指していながらも、性善説論者を目指す彼の姿勢は、中途半端なクソが出来上がると話し、尚且つ、自分を呼び込む理由が分からないと話した上で、その上で、秦王は性善説か、性悪説なのかと語ります。
しかし、秦王のことは分かるわけがないと李信は話しますが、その通りと韓非。それだけの会話で、嬴政との親交の深さの強さを悟る彼の底の知れない場面には、介億も驚きの表情。
その上で、韓非は人は善性なのか、悪なのかと語ります。
関係ねェ
録嗚未達、外交団はとりあえず、悪と言っておけと李信にプレッシャーを掛けますが、悪と一応、言いますが、悪って何なんだ?とコント調になるのが、面白いですね。
その上で、桓騎は果たして、悪だったのか?と話す李信に、録嗚未は極悪人だろと言い寄ります。しかし、桓騎一家の人々は、彼を悪ではなく、光があったと話します。
韓非も、どんどん、李信のペースに巻き込まれていきます。桓騎は悪で、それ以外は善なのか?何を以てして、善と悪を分けるのか?と様々な論調を繰り広げる李信に、録嗚未も隆国かと激しく突っ込んでしまいます。
すると李信も、録嗚未だって、敵国では、激しく恨まれているのではないか?と鋭いツッコミを返します。その上で、戦場には、善も悪も存在せず、どちらも正しいからこそ、関係ねェと訴えます。
録嗚未もなんか、いいこと言ってる気になってるとこ、悪いんだけど、マジで何なん?彼の咀嚼で話がより一層分かり易くなったのは、分かりますが。何を当たり前のように、割って入って来たん?
火
ここからが本題。この回答が彼を秦に招けるかのという話の答えになる回答として、李信の見つけた人の本質は何なのか?と聞く韓非。
李信も、少しうろたえますが、騰からのアドバイスで、自分のいいたいことを言っていいと言われ、その上で、李信は次のように話します。
「人の本質は火だ」
果たして、その答えの意味はどういう意味なのか?その先に韓非は納得するのか?
火と言えば、麃公将軍が思い浮かびました。絶やすでないぞぉぉみたいな意味合いもあると思えば、燃え方によっては、人を苦しめるけれど、人を支える意味合いもあるのかもしれませんね。要は使いよう。
ここまでの李信の答えを聴くと桓騎の過去や彼の生き様を知り、一段と成長を遂げた精神的に大きく成長したんだと実感した回でした。
それまでの李信なら、桓騎を悪と断じ、全否定していましたが、あの戦いを通して、この世界に悪は無く、誰もが善性を持っていると信じていると言う嬴政に近しいポジションになってきたのではないでしょうか?
本当に次回がとても、楽しみで仕方ないです。
まとめ
国王なんて、誰でもいいと言ってた李信の成長を感じる回でした。録嗚未が年上なのに、凄い子供感が強かったですね。だから、彼は大将軍にはなれないのかもしれません・・・。
個人的に騰ガチ推しなんで、あのアシストは先生のようであり、師のような存在であることを感じさせる場面でした。王騎さんが出来なかったことを、彼が代わりにやっているんでしょうか?王騎さんなら、そこまでの物言いはしなかったと思うけど。
韓非は中々の曲者でしたね。正に人の心理をちゃんと理解した上での物言いは、とても分かり易く、鋭い指摘に僕自身、考えさせられました。
PSYCHO-PASSで、正義の在り方を考えさせられていたので、物事の本質は、多面的で正しさは、見え方によって、違うと思い知ったので、今回の話はとても、参考になりました。
桓騎自身も、こんな形ではありますが、救われたと思うので、彼を失ったことの意味はちゃんとあったんだと分かって、とても、良かったです。
性善説と性悪説。僕自身、この問いは難しく、今も結論は出ていませんが、その答えを見つけ出すのに、まだまだ、人生は長いですから。
韓非自身、完全にその真理に行き着いたはずなのに、そこまでして、李信の答えに拘るのは、嬴政と親しいからだけじゃない気がしますね。
このお話は以前より、原先生がずっと、仰っていたので、原先生自身の思いや、訴えが上手く伝わる回になりそうな予感がしますね。
嬴政の光に対し、李信の火。輝く存在でありながらも、別個の物である存在の火の意味合いについて、戦場で観て来たものについての価値観を表す火の意味を知りたい限りです。
次回、お楽しみに。
最後に
アニマックスで、ようやく、キングダムの第3シリーズが再放送するそうです。これをずっと、待っていた身としては、とっても、嬉しい限りです。
録画勢の僕は、キングダムのこのシリーズの14話を録画ミスするという失態を犯して以降、ずっと、アニマックスに嘆願書を送り続けるという痛い行動をやっていたの僕にとって、これ以上ない僥倖だったので、早く放送してくれることを祈るばかりです。
最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。今後とも、読んで貰えると嬉しいです。
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それでは、皆々様、ご武運を!!!
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