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今週のキングダム PART124 第764話「怪物」


はじめに

 修正はしましたが、タイトルが間違っていました。本当に申し訳ございませんでした。完全にうっかりしてました。
 今回は本当にロスが凄いです。どうしてくれるんや・・・。桓騎様のことも思い出して、この仕打ちは酷い、惨い、きつい。
 詳しく知りたい方は上記のリンクをご確認下さいませ。それでは、どうぞ。

キングダム第764話「怪物」感想戦

今回の概要

  1. 姚賈は他国を又にかける四重スパイのド畜生の危険人物

  2. 現在は李牧に付いていた

  3. 韓非はやれることが無かったので、諜報の長となった

  4. 韓非と李斯はいいライバル関係だったからこそ、全てを伝えた

  5. 韓非、自害

  6. 姚賈、終了のお知らせ

四重スパイ

 姚賈は秦だけではなく、趙・楚・魏・斉に主を持つ四重スパイの危険人物でした。彼はそのリーダーであり、彼の下には七国全体にスパイがおり、情報共有出来る立場にあることが判明。
 その為、韓非から、徹底的にマークされる程の超危険人物として、長年、監視され続けて来た姚賈。桓騎の一件の大戦犯に相応しい存在です。
 情報戦に敗北した秦国にとって、彼は最悪の存在。彼が暗躍していた所為で、こんなひどいことになったんで、何としてでも、叩かなくてはなりません。
 現在は、李牧の下に着いて、情報戦を支配しているようです。最悪と最強が組み、趙が七国最強と化した状態に。
 何で知ってたかと言えば、彼は儒学思想が厳しい韓に於いて、自分に出来ることは何も無かった為、諜報機関の関わりを持った結果、このようなことに。ちゃっかり、天才アピが過ぎないか?
 今回の怪物は、韓非もですが、姚賈のことも指しています。これ程、詳細な程の諜報が出来る韓は秦よりも、進んでいることが分かりますね。本当に秦やれんのか?

ライバル

 李斯にとって、韓非は超えたい壁でした。当時通っていた楚の荀子の塾でも、天才でしたが、韓非の登場によって、全てが一変し、何をやっても、二番手になってしまう人生を送る羽目に。
 それなのに、今回の一件で、韓非はこんなことになってしまったことに、強い後悔を抱く李斯。その暴露は最早、彼に戻れる国が無いということの現れでした。
 分かっていても、韓非は自分の書がこれからの世に残ればそれでいいと語り、彼の覚悟がどれほどの物かと分かる言葉となっています。
 最後に韓非は、李斯に負けない位、努力を怠ってなかったこと、彼に勝ちたいという思いだけで、何とか、一番になっていたことが発覚。お互いが、ライバルであり、しのぎを削っていたからこそ、このような形になったことは、これ以上にない位の皮肉。
 李斯に全てを託した韓非は、その後、自害してしまいます。これだけ見たら、完全に姚賈の思うつぼじゃね?に尽きるんですけども。

自害

 ショックが大きすぎるって・・・。本当にきついって・・・。これからだったじゃんよ。何の為に李信達が頑張って、連れて来たと思ってんのよ。
 本当に何だったんだよ。何でこうなったんよ?どうして、どうしてなんだよぉぉぉぉぉぉに尽きる展開過ぎました。
 しかも、李斯が嬴政に伝えた後ってのが、キツ過ぎる。李斯も助けたいと考えていた矢先のこれは本当にキツ過ぎる。ワンチャン、自害と見せかけて、逃亡という可能性も無くはないですが。

 本当にあんなに性悪説とか、性善説とか、語ってたばかりなのに、展開が早すぎる。早すぎて、眼で追い切れない位、早すぎる。惨すぎる。
 吃音さえなければ、宰相になれていたと言うように、この時代は今以上に障がい者への風当たりがきつそうなだけに、哀れ通り越して、言葉がありません。歴史通りとはいえ、本当に悲しい。
 一番悲しいのは、本当に李斯と姚賈が手を組んで、韓非を追い込んでしまった形になっているのが、本当に悲しい。改変はあれど、今回は余りにも、残酷過ぎて、ロスが深刻です。桓騎ロスから、立ち直ったばかりなのに
 本当に良いキャラで、何を考えているかは、分かりませんでしたが、国を思う気持ちや性悪説なのか、性善説なのかと純粋に考え、色んなことを尊重出来る人だったので、あの姫が殴り込まないか、心配です。

姚賈の今後

 韓非が自害したことに伴い、姚賈がどうなってしまうのか。李斯があんなにガチギレする位なんで、絶対にただでは済まないでしょうね。
 しかし、韓非が死んだことにより、姚賈の言ってることが正しいと言うことになるのでしょうか?そうはならんやろと考えたいですけどね。
 何より、彼がスパイと言う証言者が亡くなり、その片棒を担いだ李斯はマジで、おまいう案件になってしまうので、はてさて、どうなりますことやら。
 韓の情報網は本物で、信じるに値するでしょうが、韓非と共に同行していた人達の証言を取るか、それだけで、押し通せる程、姚賈は簡単にはいかないと思います。何たって、怪物なんですから。
 そんな怪物に、長年良いように踊らされていた秦にとって、彼を倒せば、いい感じに中華統一も進むことを信じたいですね。

まとめ

 悲しさが凄いスピードで、襲い掛かり、登場して、わずか七話での退場は余りにも悲し過ぎる。彼との論議を通して、秦が良い方向に向かうと信じたかったんですけどね。
 戦場がダラダラしてる分、政治になるとテンポが良くなるの何なんでしょうね。余りにも、短すぎる今回は、凄く読みやすかったです。
 その分、衝撃が余りにも、大きく、これを受け止められる程、当面はどうにかなっちゃいそうです。歴史通りとはいえ、マジで辛い。
 どうやって、怪物を倒すのか。他所の国の国賓を自害に追い込み、失態続きの李斯がどうやって、制するのかな?
 映画公開前にやるにしては、本当に主人公が全然出てないのが、マジでウケると思います。全然、忖度してなくて、好感しかないですね。

キングダム第69巻感想戦

 今回は秦趙宜安決戦編の最後が描かれていました。やっと、桓騎ロスを忘れたかったのに、またぶり返しちゃったよぉ。どうしてくれんだ、てめぇ。
 ちゃんと修正が掛かってる場面もありましたが、原先生自身、ようやく、桓騎という人間を描き切ったことが嬉しかったですね。
 桓騎というキャラは討ち死には決まってましたが、終わりが見えなかったので、そのルートが余りにも難しかったとのこと。詳しくは69巻を読んでね。あのキャラの醜態も?
 読み返しても、桓騎はすげぇ漢だったと思いました。彼の中にある光。闇に堕ちたかに思われた彼は、全然諦めていなかった。怒り続けることで、自分を律し続けていた彼のことを益々、好きになりました
 読めば読む程、歴史の修正力で守られた李牧様が益々、嫌いになりそうです。どの面下げて、生きているんでしょうね?本当に何なんでしょうね?擁護出来ない位、守られてる彼にはもう、どうしたらいいか。
 最後に韓非が出ているのが、もう・・・。
 とにかく、桓騎推しは絶対読むべしな69巻を要チェックやで。

最後に

 いよいよ、映画公開まで一週間と迫っていますね。何度も言いますが、現状、観に行く予定はございません。実写はもう、お腹いっぱいです。
 いくら、紫夏編やるとしても、勘弁して欲しい限りですわ。
 原作ガチ勢の僕はもうだめかもしれませんが、この映画が好きな人は皆々様もどうか、観に行って下さいませ。
 これを通して、キングダム好きな人増えてくれると嬉しいな。
 最後まで、読んでくれた方、ありがとうございました。好きな人はスキとコメントお待ちしてます。
 それでは、皆々様、ご武運を!!!

  
 


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