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今週のキングダムPART111「一秒の差」


はじめに

 いよいよ、迫る桓騎の最期・・・。
 詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さい。それでは、どうぞ。

キングダム第751話「一秒の差」感想戦

 桓騎軍に迫る最期の瞬間。最早、彼らに残された時間は、余りにも短く。
 皆で一緒に逝こうとか、何か、もう・・・。
 黒桜の意識も絶え絶えな状態で、いよいよ、李牧との会話も終わろうとしていた最中、桓騎は厘玉に視線を送ります。

 李牧は桓騎を認め、彼の大きさを称えます。それ以上に、その力を悪に利用する彼を最悪の悪党と強く批判します。
 再度、投降を求める李牧でしたが、桓騎は敵である彼に対し、強いくせに、人の器は平凡と非難した上で、何も変えられないと言います。
 さらに、秦王はぶっ飛んでいるが、だからこそ、そういう奴が現れる。逆もまた然りと続け、その思いが続く限り、この世界から、血は流れ続けると。
 「お前らは何処にも辿り着かない、永久にやってろ、ザコ共が」
という言葉をぶつけた瞬間、李牧は話そうとしますが、ようやく、何かに気づいたようでした。それは馬風慈も同じでした。

 不敵な笑みを浮かべた後に、息絶えそうな黒桜や、仲間達に対し、
 「心配すんな、お前等。必ず上手くいく。」
 
 そこから、桓騎を潰す為、李牧はようやく、肥下の地に沈めと発し、再び乱戦が始まろうとした刹那、桓騎はゼノウと発しました。
 すると起き上がるゼノウは、先ほど、やられた上和龍の頭をいともたやすく、潰してしまいました。これは狂気というか、正気の沙汰ではない。
 あれだけ、苦戦していた上和龍をごり押しで潰すなんて、ゼノウの恐ろしさを思い知りますが、これはナイスファイト。

 ようやく、背後に那貴も到着し、最期の奮戦が始まろうとしていました。どうやら、桓騎も気づいていたらしく、この最後の一手に打って出たようです。
 乱戦が始まった最中、厘玉に一秒先まで、死んだら、そいつの負けだよな?李牧を先にぶっ倒して、俺たちが勝つぞと全員の気持ちは団結し、桓騎軍は最期の戦いへと赴いていきました。
 しかし、黒桜は倒れ込み、息絶えてしまいました。
 桓騎は、彼女に李牧の首を持って帰ると告げ、戦火に飛び込んでいきました。
 李牧は一人、彼らを睨みつけながら、最期の戦いが終わろうとしていました。

まとめ

桓騎の評価

 これが何を意味するかは、分かりませんが、李牧は彼曰く最強と認めながらも、平凡という評価が、何を意味するんでしょうか?
 言われてみると今回の戦は、物量が無かったら、桓騎には勝てなかったでしょう。それだけの作戦や、これまでも、凄まじい作戦を考える癖に、徹底的さが無かったり、必要以上の犠牲を求めない所を言っているんでしょうか?
 尚且つ、何処にもいけないというのは、現状の趙国は何も変えられないことを指しているんでしょうね。そりゃあ、嬴政のように、現状に甘えず、自身の信念に準じて、戦おうとする彼を思えば、李牧自身はその立場に甘えているというか、甘えるしかないんですけども
 彼は、趙国を変えたいという思いはあるかもしれませんが、只の軍人で、立場も違いますから、何も出来ないのは、仕方ないかもしれません。王がアイツじゃなきゃね。
 要は覚悟が足りないということでしょうか?

 その一方で、嬴政に対しては、ぶっ飛んでいると語る辺り、実際は王を高く評価しているということなんでしょうか?その真意はわかりませんが、少なくとも、信用していたのかもしれません。
 最後まで、分かり合うことは無かった2人でしたが、その志は似ていたのかもしれませんね。

李牧さんさぁ・・・

 何かを感じ取りながらも、結局、桓騎の奇策に嵌ります。まぁ、数で圧倒しているので、無駄な足掻きに違い無いんで、時間の問題なんですけども。
 しっかりしろ、天才軍師。ここまで、桓騎軍を追い詰めておきながらも、最後の最期まで、彼に振り回されちゃうなんて
 それに飽き足らず、桓騎にぼろくそ言われる始末。完全に、勝っているはずなのに、この差は何なんでしょうね?
 本当に圧倒的物量で攻めて、王翦を後退させた実力は見事なんですけど、桓騎戦は全体通して、弱体化していたような?物語の展開上、仕方ないんですけども、それにしたってねぇ・・・。
 全ては、桓騎様の最期を華々しく散らせる為とはいえ、李牧さんが残念キャラになってないか?とSNSで話題になっています。悲しいね、李牧。

 史実だと、李牧は本当に何処にも、辿り着けないと言われても仕方ない最期なんで、それを予言していたということでしょうか?
 こんなに戦いに勝っているのに、こんなに多くの敵を減らすことが出来たというのに、この後味の悪さたるや。
 本当に無駄な抵抗、最後の花火と言いようは沢山ございますが、果たして、どうやって、李牧さんはこの戦に終止符を打つのか。
 やっぱ、龐煖が居ないのは、そんなにデカいのかな?こんなに青歌の新戦力を加えたところで・・・・。

必ず上手くいく

 この言葉に、僕は涙が出ましたね。桓騎という人間を見くびっていたわけじゃないんですけど、彼の株が爆上がりもいい所でしょう。
 この言葉が好きな僕自身、本当に震えが止まりませんでした。

 仲間思いで、目的の為なら、手段を選ばない。色んな奇策を弄してでも、勝つ姿勢、諦めの悪さ、先の先まで、考える先見性と本当に最高の漢じゃないですか。かっこ良すぎて、辛すぎるんですけど。

 こんな最高のキャラが死んでしまうなんて・・・。本当に勿体ない。その上、どう足掻いても、詰んだ戦のはずなのに、抵抗する意志を見せる彼の姿には、涙しかないです。
 桓騎様が頑張れば、頑張る程、王翦と李牧の株価が下がっていくわけで・・・。まぁ、いいじゃない、鄴で大暴れしたんだし・・・。桓騎様はあの時、何もして無かったし・・・。それも、遥か、昔なんですけども・・・。

 ゼノウのファインプレイは今回一番ではないんですか?やっぱり、フィジカルが化け物過ぎた。これが、李牧に向かっていたらと思うと恐ろしいとしか・・・。
 蒙武でも、そんな芸当出来たか、どうかのレベルの大暴れなんですけども。本当に凄いよなぁ、ゼノウ。凄く憧れるわぁ。

 本当に上和龍ざまぁとしか言えませんね。思えば、岳雷を討った敵だっただけに、こんな哀れな最期はどうしたもんかとね。
 これで、飛信隊の活躍も、報われたと思いますが。それにしたって、これは酷いというか、これがキングダムと言った所でしょうか

 黒桜も、よくやったと褒めたいです。これでまだ生きているカイネ。傷が違うけれども。
 ずっと、お頭LOVEを貫き、女代表として、桓騎軍を支えてきた彼女の献身が、此処まで走り抜けたと思います。本当にお疲れ様でした。
 雷土は独りぼっちとか、止めてくれよぉに尽きた。本当に仲間を愛していたんだなと思う程の慈愛の持ち主だったんですね。
 辛いしかない、本当に桓騎軍の終焉が近づいているんですね。
 
 どんどん、株価が爆上がりの桓騎軍。彼等に向けての魔法の言葉「必ず上手くいく」は本当に勇気が貰えますね。本当に泣いちゃうよぉ。
 この半年、桓騎がマジで主人公過ぎて、飛信隊の活躍が、皆無過ぎて、何か、この後が何か、心配しかないんですけども。

 いよいよ、迫る桓騎軍の最後。この戦いの行く末や如何に?
 ここまでやると思うと桓騎、何か、大きな戦果をもたらすのでは?もしかしたら、期待してしまうのでは無いでしょうか?そう期待させるこの戦の行く末には、何か、期待してしまいますね。
 もしかしたら、桓騎様生存フラグ?とも言われていますが、僕はそうはならんやろうと思いますがね。そう都合よくはいかんでしょう。
 個人的には、何かを残して欲しいです。李牧軍に大打撃を残して欲しいですね。
 最後の最期まで、ワクワクをくれる桓騎様の最期に期待しましょう。

次回、お楽しみに。

最後に

 

 まさかの紫夏が杏さんなんて。これはもう、大抜擢ですね。これ以上ないキャスティングだと思います。僕も大好きなキャラなだけに、公開が待ち遠しい限りでございます。
 まぁ、観るかどうかは、別として。
 紫夏編は本当にキングダム屈指の神エピソードなので、期待がとても、高まりますね。どうやって、嬴政が光であるかが、よく分かると思うので、公開まで、待ちましょう。
 因みに杏さんに役者の道を勧めたのは、福山雅治さんらしい。

 今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 桓騎に尺使い過ぎやろが否めないキングダム。この先、待ち受ける物は何なのか?最近は、少しばかり、モチベが上がっているので、その時が来たら、僕もどうなってしまうのか?
 スキとコメント、フォローも宜しくお願いします。

 それでは、皆々様、ご武運を!!!


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