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大学一年生が半年でTOEIC950点を取得した勉強法

こんにちは!2021年4月から大学二年生になった者です。

TOEICは2020年10月頃から本格的に勉強を始めました。今までに2021年の1月と2月の2回受けて、スコアは875点と950点でした。

ありがたいことに、最近TOEIC の勉強法を聞いてくださる方が多いので、実際にnoteで勉強法をまとめてみようと思い今回作成に至りました。

他の英語学習者と比べても、私は全然実力が足りていないので少しおこがましいですが、ご覧になっていただけたら嬉しいです。

このnoteを見てくださっている方は大学生が多いと思うので、同じ大学生の勉強法として取り入れやすいのではないかと思います。

ただ勉強法は人によって様々なので、書いてあることを鵜呑みにするのではなく、あくまでも自分にあった勉強方法を確立していただくことが大事です。

それではまいりましょう!


1 学習法の前に

まず、TOEICの勉強を始める前にある程度の基礎力が備わっていないとなかなか点数は上がりません。

TOEICで高得点を取るには、まず本質的な英語力が備わっていないと不可能です。基礎力が無いのに、テクニックを身につけて問題を解こうとしても点数は上がりません。

ちなみに英語の基礎力が備わっていると思う基準はなんなのかというと、センター試験で最低8割取れるレベルだと個人的には思います。これはAtsueigoのAtsuさんもYouTubeで同じことを述べていました。

このレベルに達していなければ、TOEICの勉強を始める前に、高校の単語と文法を学び直してください。嫌だと思うかもしれませんが、長い目で見るとこちらの方が近道です。基礎の部分を飛ばしてTOEICの学習をしても必ず挫折する時が来ます。

私は高校2年の冬の地点でセンター試験で9割取れていましたが、それでもTOEICの模試を実際に初めて解いてみたらスコアは585点でした。

なので必ず基礎の部分をじっくりとやるようにしてください。

2 基礎力を上げるために

基礎を固める際に使用する個人的にオススメの単語帳は鉄壁です。鉄壁ではジャンルごとに単語が分けられており、数も多いので、この単語帳を覚えれば大学受験レベルは問題ないです。ただ、少し難易度が高いので、ターゲット1900やDUOなどで学習していただいても構いません。

改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁 鉄緑会英語科 https://www.amazon.co.jp/dp/404604411X/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_E2ZJ8HB06ZGMERRBJR13

英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書) ターゲット編集部 https://www.amazon.co.jp/dp/4010346469/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_1RZ6MDNX9BW0S3DQEYPP

DUO 3.0 鈴木 陽一 https://www.amazon.co.jp/dp/4900790052/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_T2C1ZRJK9KGNSJG9QW1G

文法書は正直どの参考書でも大丈夫です。文法は覚える数が少なく、どの参考書も基本的に内容はそんなに変わらないので、ご自身の勉強しやすい参考書で大丈夫です。

また、基礎力があってもなくても、文法書は一冊持っていた方が良いです。TOEICではpart5の問題が多いですし、長文やリスニングの際にも文法力は必須です。わからない時にすぐ確認できるように一冊持っておくことをオススメします。

3 公式問題集を解いて自分の現在地を知る

ここからは英語の基礎力がある(センター試験で最低8割はとれる)人用に話を進めていきます。

用意するものは公式問題集と精選模試(公式問題集よりも難しい)、そしてTOEIC専用の単語帳です。後で他の参考書も紹介しますが、正直今言った3つの参考書•問題集があれば900点付近までは誰でも取れます。単語帳は「金のフレーズ」がオススメです。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) TEX加藤 https://www.amazon.co.jp/dp/4023315680/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_FDY6AVGQC13XDHNY6R9X

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7 ETS https://www.amazon.co.jp/dp/490603361X/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_2881E6WTG8M8P5809T86?_encoding=UTF8&psc=1

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング 加藤 優 https://www.amazon.co.jp/dp/4789016609/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_2JK304EJQ5XP8GZ97JZA

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき) 加藤 優 https://www.amazon.co.jp/dp/4789016595/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_F57MR8TYTTYPHWK1DQ3G

文法が苦手な人の場合は、文法特急を追加で購入するのもありです。

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急 花田 徹也 https://www.amazon.co.jp/dp/4023304603/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_P3XH03PAV1T1PX12N8MG

まずは実際に公式問題集を一回分解いてみて、自分がどれくらいのスコアを取れるのか把握してください。

その際、120分ぶっ通しで解かないとダメだと言う人がいますが、私はどっちでも良いと思います。実際私自身そんな集中力が続かなかったですし、120分もあると考えるとなかなか勉強を始めにくかったです。なのでpartを何個かに分けて休憩しながらやってました。

解いてみて600点取れていなければ、先程述べたような基礎の勉強に一度戻った方が良いでしょう。

4 TOEIC専用の単語を覚える

単語帳についてですが何冊もやる必要はないです。どれか一冊を完璧に覚えてください。最初は覚えられなくても良いので、回転数を意識してどんどん単語に触れてください。何回も見ていると自然と覚えていきます。

また、模試で出てくる知らない単語は必ずメモして覚えておくようにしてください。

この2つをやっておけば単語で困ることはないです。

5 模試を何回も解く。何回も復習する。

後は模試をひたすら解くだけです。しかし、ただ解いて終わりにせずに復習を必ずしてください。

Rの復習では、なぜ間違えたのかの原因追求をし、意味が分からなかった文は構文分析をするようにしてください。

Lの復習では、同じように間違えた原因を把握し、聴き取れなかった所は何回も聴き直したり、シャドーイングをしてください。

私の場合はTOEICの問題でシャドーイングをせず、YouTubeに載っている全く別のスクリプトを使ってシャドーイングを行なっていました。TOEICのリスニングは問題が多く、一つ一つ丁寧にすると莫大な時間がかかってしまい非効率だと思ったからです。なので、聞き取れなかった所をネイティブがどうやって発音しているのかだけ確認する程度でした。私のように他のスクリプトを使ってシャドーイングする場合、あまり文章が長すぎると取り掛かりにくいと思うので、1,2分の文章量のものを1日1個行うのがいいと思います。スクリプトはYouTubeやニュースサイトなど、自分のやりやすいものでやってもらって大丈夫です。

私がTOEICの勉強をする際に使っていたYouTubeのリンクを貼っておきます。

6 自分なりの解き方を身につける

TOEICで高得点を取るためには、自分なりの解き方を身につける必要があります。

私の場合、part6を解く時は必ず単語•句挿入問題を3問先に解いてから、最後に文挿入問題を解いていました。単語•句挿入問題は比較的簡単で、文法知識があれば正解できるものが多かったからです。先にその3問を解いてpart7にいいリズムで入れるようにしていました。これは一例であって、他にも自分なりの解き方を持っていました。

このような解き方を身につけるには何回も問題を解いていくしかありません。なので、自然と自分なりの解き方ができるまで何回も復習してください。

7 一つのテスト問題を完璧に

私はTOEICの勉強を始めてからひたすら4と5を繰り返しました。その結果、2021年1月の公開テストで875点を取ることができました。

このように模試と単語をすることで点数は格段に上がります。

しかし、ここで一つ注意点があります。模試をやり込む際、色んな問題集に手を出すより、同じ問題を何回もやり込むようにしてください。

私はリスニング15回分、リーディング20回分のテスト問題を解きましたが、必ずどの問題も最低3回は解き直しをしました。

ただ、回数は気にせずにどの問題もLR共に98〜100問正解できるくらいまで繰り返してください。

それくらい正解できていれば、そのテスト問題は間隔を空けて解いても同じくらい正解できるはずです。

8 900点を超えるためにプラスで行った勉強

ここまで述べたやり方で900点近くは間違いなく取れるようになります。英語力が高い人ならここまでのステップで900点後半を取る人もいます。しかし、私のようになかなか900点を超えられないという人は少なくないと思います。

ではどのようにして950点まであげたのか?

私は1月の公開テスト終了後、part5の演習が圧倒的に少ないと感じ「文法問題出る1000問」という文法専用の問題集を購入しました。2月の公開テストを申し込んでいたので、1ヶ月間その問題集を使って学習しました。

この間は新しい模試を一切解かず、ひたすら以前の模試の解き直し・復習を並行して行なっていました。

それと「黒のフレーズ」という単語帳も購入しました。この単語帳に出てくる単語は難易度が高いですが、実際の試験や模試によく出る単語ばかりだったので個人的にやっておいて良かったと思っています。

新しい2つの参考書と模試の復習を中心に勉強した結果、2月の公開テストでは950点を取得することができました。

「文法問題出る1000問」と「黒のフレーズ」は点数の底上げに非常に効果的です。実際私もこの2つを取り入れただけで、1ヶ月間で75点UPしました。

しかし、この2つはあくまでも補助教材のような物であり、メインでするものではないと考えています。模試と金フレを中心に行い、900点付近で停滞した場合にこの2つの参考書を行うという流れが良いと思います。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 TEX加藤 https://www.amazon.co.jp/dp/4866390832/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_5FSQ7NTSKP3KRGPSA9A6?_encoding=UTF8&psc=1

TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) 藤枝 暁生 https://www.amazon.co.jp/dp/4023319120/ref=cm_sw_r_li_awdb_imm_498P9VJHWKJ2DBBTN5VT

9 さいごに

TOEIC900点超えるのは難しいと考えている方も多いと思いますが、私が説明したステップを丁寧にやっていけば簡単に点数は取れます!あとは皆さんがこれらのステップを踏みながら自分なりに学習するだけです。
頑張ってください!

偉そうに説明してしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございました!











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