456番地

おはよう から 始まり おやすみ で 終わる 毎日を あなたと

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私の席

なんとなくから始めた ベランダから見える空を撮り続けた11日間 わたしはいつの間にか壊れてた 足の踏み場もない散らかった部屋 空が暗くなるにつれわたしの心も黒く染まる わたしは人の絵が描けない いや、正しくは顔のパーツが描けない 怖いんだ 人が 目が 声が 怖くて、苦しくて、息が詰まる わたしは自分が思ってるよりも 弱くてめんどくさい人間だ 全部手放して逃げ出したら楽になれるのか 急降下し続ける負の感情に支配されながら この文章を書いている 優し

    • 季節外れの雪

      六月風を頬に感じる夜 眠らない街を歩いた キラキラした世界に触れて
 漠然とした不安に包まれた 目が覚めると遊園地に迷い込んでた
 そこはふわふわした世界で 消毒の匂いと真っ白な紙とえんぴつ
 帰り際白衣を身にまとった天使さんが よく寝れるおまじないをかけたラムネと お手紙をくれた そこに書かれた難しい言葉たち 窓を開けたら季節外れの雪が降っていた 足元に冷たい風を感じながら 鳥になる夢をみる 何度も練習したから擦り傷だらけ あーあ、また夢から覚

      • あなたの生きる言い訳

        456番地の言葉に 「救われた」と言ってくれる方もいれば 「綺麗事だ」「ただの自己満だ」 そう思う人が居るのも事実 ごめんね今からとっても性格悪いこと言います 「だから何?何が悪いの?」 譲れないもののために 私はこれからも私らしさを貫き通すよ 私は456番地を必要としてくれる方の 誰よりも寄り添う味方で居たい これから先もずっと 私なりのやり方で 私の言葉で 大切なあなた守り続ける 消えたいと願い続ける痛み 君と私の痛みは同じじゃない でも痛

        • 十八歳のままで

          作品名【拯】note ver. 【18歳のままで】 Instagramに公開した 十八歳のままで あなたにはどんな風に届きましたか? あなたは今誰の顔が浮かびましたか? あなたは今誰に会いたいですか? 456番地が実年齢を隠し なぜ十八歳と言い続けるのか その理由を聞かれるたび 「永遠の十八歳だから〜笑」 と誤魔化してきたね 私が十八歳と言い続ける理由 それは大好きな彼女が 好きだと言ってくれた この世界だけは 私も彼女と同じ十八歳でいたい 彼女が

          普通を個性と呼ばれる世界

          【誕生日とは】 特定の人の生まれた日、 あるいは、毎年迎える誕生の記念日のこと 私にとって誕生日とは 一年に一度 訪れる 大嫌いな日 「生まれてこなきゃよかった」 と泣きながら吐き捨てた言葉 いつからだろう あと10年 あと5年 あと3年と 人生のタイムリミットをつけるようになったのは 普通に憧れた 普通を追い求めた 普通を探し走り続けた みんなと同じように はみ出さないように "変な子"と思われないように そしてたどり着いた先に 私が欲しかった

          普通を個性と呼ばれる世界