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機嫌のデザイン 秋田道夫

はじめ

『機嫌のデザイン』を読んでみたので、備忘録としてNoteを記入。
プロダクトデザイナーとして活躍されている秋田さん。
「秋田さんの言葉にもっと出会いたい。素敵な表現、考え方をしているデザイナーの作品に触れたい。」
本書を読んで、そんな気持ちになりました。

印象に残った箇所

・自分を「景色」として考えた時に「綺麗な景色」でありたい。私の姿はまわりから見た時に「景色」の一部

自分の姿が周りから見た時に「景色」の一部。
そんな考え方をしたことがなかった。自分中心で物事を見ているから、他人から見た自分の姿というのを想像することもなかった。他の人が見る景色まで気に掛けるということは、今までの人生でなかった…。他人のことを気に掛けることができていないということに気付いた。

・自分のテンションを上げ過ぎず、平常を保つ意識を持つことが調子の変動を抑えるコツ

・心配したからといって不安はなくなりません。まずは寝ましょう

・誰かれなく愛想よく接して挨拶をしておくという予備段階と、誰の言葉も素直に受け止めておくという手筈が必要

前職を退職する際、数人からコネで転職しないかと声を掛けていただいた。その際に初めて気づいたのが、愛想よく挨拶しておき、素直な態度で仕事に取組み、一緒に働きたいと思えるような人になるかが大切であるということ。良質な人間関係は愛想の良さや素直さから生じ、思いもよらない結果を導いてくれるかもしれない。秋田さんの言葉に出会って、改めて認識することができた。

・人好きになる必要もありません。合わないものは合わないものです。話の合う人と貴重な日々を楽しく過ごしてください

八方美人だから、誰彼問わず好かれようと頑張っていた。けれど仲良くする人は選んでもいいし、毎日楽しく過ごすには、話の合わない人を無理して好きになろうとしなくてもいいんだな…

・出会う人すべての「背景」は計り知れない

心に響いたことば。

・口で勝たない。目で負けない。負けてはいけないのは目。つまり知識と見識眼。見識は口論に勝る

・服装は出会った人へのプレゼント

・自分はたかが知れていると期待をしない。自分自身に過度な期待をかけない

・教室で学ぶ勉強だけが勉強ではない。万事が万事、見るものすべてが学びの対象であり、そこに上下はない

あらゆる物事に対して「何故?」という疑問をぶつけ、そこから自分の考えを得て学びに変えていく。見るものすべてから学ぶ姿勢を日々の行動に反映したい。

・どんどん本を読んで色々なものを観てください。そしてどんどん忘れてください。それで残っているものがあなたの知識です

心に響いたことば。

おわり

秋田道夫さんの言葉にもっと出会ってみたい、ということで秋田さんのNoteを読んでみようと思います。
日々出会う物事に対して疑問をぶつけ、あらゆることから学びを得ていきたいです。

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