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ジャグリングボールの作り方

ジャグリング用のボール(ロシアンボール)の作り方の紹介です。
YouTubeに動画を投稿してあるので、よければこちらも参考にご覧ください。
https://youtu.be/PBNvOYt7pH4

・ボールの説明

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実はジャグリング用のボールにはいくつか種類があるのですが、今回作るのは「ロシアンボール」になります。
ロシアンボールはプラスチックのボールの中に砂が入っていて、そのおかげでピタッと止まってくれるのでキャッチしやすく、また失敗して落とした際も転がっていかないので練習の効率も良いです。

・ボールの大きさと重さ

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ボールの大きさは直径6.5㎝が標準ですが、今回は小学生くらいのお子さんが使いやすいように6㎝で作っています。
同じく重さについても80gが標準ですが、70gにしています。
大きさや重さを自分で自由に選べるのが、自作するメリットなので、自分で使いやすいものを追求するのも楽しみのひとつです。

・作成に使う道具と材料

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使う道具・・・がびょう(キリ等でもOK)、ドリルの刃(2・3・4㎜)、電動ドライバー(なくてもOK)、カッターナイフ、ラジオペンチ、はかり、ハサミ。

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材料・・・プラスチックのボール、砂(70g×3)、ボンド(できればプラスチック用)、ビニールテープ、紙、紙コップ(砂を入れる容器)。

・ボールに穴を開ける

まずはプラスチックのボールに穴を開けます。
もしご自宅に電動ドライバーがあればこの作業が楽になりますが、なくても作れるように考えたのでご安心ください。
まずがびょうでボールに穴を開けます。

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ひとつ注意することがあります。プラスチックのボールには硬い場所と柔らかい場所があり、硬い場所に穴を開けた方が壊れにくくなります。
ボールを良く見ると線が一周しています。そこは硬い場所なので、そこにがびょうを刺します。
そして、次にドリルの刃を使います。ホームセンターや100均で売っています。

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まずは2mmの刃で先程開けた穴を広げて、その後、3mm→4mmとドリルの刃を使って順番に広げていきます。
今回は粒子の細かい砂を用意したので4㎜の穴でも大丈夫ですが、粒子が大きい場合は穴をもっと大きくしないと砂が入りません。
ただ、穴を大きくしすぎると砂が漏れたり、落とした衝撃でそこから壊れていったりすることがあります。
最後に、カッターやラジオペンチを使ってバリを取ったら、穴あけは完了です。

・砂の準備

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次はボールに入れる砂を準備します。
今回は紙コップに入れて量りましたが、砂が入れられる容器なら何でも大丈夫です。

・紙でろうとを作る

砂をボールに入れるためのろうとを紙で作ります。

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紙を丸めて余分なところをハサミで切り、セロハンテープで固定します。

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ここで注意です。ろうとの口をボールの穴よりも少しだけ小さくなるように作ってください。

・ろうとを使って砂を入れる

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次はろうとを使ってボールに砂を入れます。
この工程がボール作りの最難関になります。今回もなかなかうまくいかずろうとを3回作り直しました。
砂も少しずつしか入っていかないので、時間がかかります。
どうしても難しいという場合はボールの穴を大きくするのも1つです。
砂がうまく入ったらボンドで穴を閉じます。

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できればプラスチック用のボンドを使った方が良いと思います。
ボンドをしたあと、時間が経つとボンドが穴の中に落ちていったり、ボール内の空気が出てきて泡になるときがあります。
この場合はボンドをやり直す必要があります。

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ボンドが乾いたら、ここで完成にしてもいいのですが、補強のためにビニールテープを穴をふさぐように巻いておきます。

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これにてジャグリングボール完成です!

・最後に

改めて作ってみて、ちょっと難しいと感じました。
砂を入れるところなど、難しいかもしれませんが、ボールを作る際の参考になれば幸いです!

3つのボールのジャグリングのやり方の動画も作りましたので、よければご覧ください!
https://youtu.be/myt1y0deBeI


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