【メモ】落日飛車Sunset Rollercoaster - Candlelight feat. OHHYUK

2020.10.06

落日飛車とOHHYUKとか、あら素敵。

エフェクトベースなのかシンセなのか分からないのだけど、オリエンタルな低音がこの作品の、落日飛車×OHHYUKのいいところを特徴づけているなと思う。かっこよくて悲しい。

MVに出てくる弔いの儀式は韓国のものらしいというのをSNSで見かけたけれど、もう30年ほど前に私の叔父が亡くなったとき、滋賀県の田舎ではこんな感じで親族や近所の人が白装束を着て亡骸を担ぎ、山奥に入っていって土に埋めるということをしていたなというのを思い出していた。その叔父は両親の次に身近な身内で、私にとって大切な人が死ぬという初めての体験だった。山道を歩きながら泣きじゃくる私を、知らないおばさんが「泣いてもしょうがないから、ね」とあやしてくれていて、子どもながらにおばさんが精一杯自分を慰めようとしてくれているのも分かっていつつ、でもその後悲しいときは思い切り泣いたらええやんと、泣かない方がいい理由なんてないと思うエピソードになっている、今も。

お葬式という儀式があるのは、遺された人々が肩を寄せ合って悲しみを緩和するためという記述もあって、確かにと思う。誰かにとってのたった一人にならないように生きることは、その人が遺されたときに一人で悲しまなくていいようにするためでもあるのかなとか。いや飛躍し過ぎだな。


批評になってなくても、感じたままに書いておくようにする。