私は小さい頃、パンプティングが苦手でした。
子供の頃あるあるでレーズンが苦手だった上に何故かパンが入っていて、しかもあの食感が許せず、おやつにパンプティングが出てくると不機嫌になっていたのを覚えています。
プティング…はプリンをお洒落に言い換えた物だと勘違いしていたからかもしれませんが、出てきた物が想像していたものと違っていたので内心腹が立っていたんだと思います。

母の味…って１つはあると思うのですが
このパンプティングを思い出しては食べたくなる時があります。
「嫌よ嫌よも好きのうち」で、印象に残れば残る程、心が細くなったときふと手に取ってしまう…そんな物なのかもしれません。
レーズンも食べられる様になり少しは大人になったので食感も気にならなくなりましたが、レーズンだけは抜きました。レーズンを抜いたらもはやフレンチトーストですが、それはそれで良いんだとわがまま言わせてもらってます。

連日、サンドをご用意していましたがそろそろパンを使い切りたいと、明日のモーニングは懐かしのパンプティングにしました。

明日ご用意するパンプティングは我が家の2代目。
特に変哲もありませんが、将来私もパンプティングをおやつにしようと企んでいるところです。母とちょっと違うところは、吉田ベーカリーさんのちょっと良いパン使ってるってとこ。

美味しくできてますよ。是非。