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人に自分の書いたものを読んでもらうには

あたしは物事や自分の気持ちを表現するというのが好きだ。
だからこのnoteも書いているし、書いているからには少しでも多くの人に読んでもらいたいと思っている。

だから、このnoteがあたしのnoteや他の人のnoteを見て「書いてみようかな」と思った人の参考になれば良いな、と思う。

さて、まず始めに当然のことなんだけれども、文章は、書き方1つで色んな印象を与えてくれる。
ガチガチに難しい言葉や言い回しを使って書けば、パッと見は『賢い人なのかな?』と思わせてくれるし、口語で流行り言葉を織り混ぜて書けば『若い人かな?』と思わせることも出来るだろうし、「わたしわ」や「ゆっている」などの間違った日本語を多様すれば『バカっぽく』見えたりもする。
遠くの相手に顔も見せずにこんなに簡単に自分のイメージを知らせることができるのは、文章ならではだろう。

だから、人の書く文を読んで「きっとこう思われたい人なんだろうな」と予想するのも好きだし、ああ、あえてそう書くのか、賢いなぁ……なんて思ったりするのも楽しい。

ちなみに、『出会えないと嘆く~』と『あたしを作る~』両シリーズを読んでる方はお気付きかも知れないが、あたしは裏垢へ向けての文章を書く時と、それ以外で意識して文体というか書き方を変えている

あたしの書く文章は口語体といって、しゃべる言葉に近い書き方なんだけども、『出会えないと嘆く~』ではほぼ完全に喋りのままに近い形で、方言も交えてテンションも高めに、やり過ぎかな?と思うくらいに上から目線で書くようにしていた。
それはなぜかというと、やっぱりあのシリーズはあたしがとても書きたかったことで、出来るだけ多くの人に読んでもらいたいという気持ちがあったし、あの書き方があたしのアカウントのキャラクターに合っていると思っていたから。
まぁ、もっと解りやすく言うと『あれが一番ウケると思ったから』あんな風に書いていた。

そして、あたしはあれを読んで「りんさん賢い」と思われたかったのではなく「面白い!」「わろたwww」「確かに!!」と思ってほしかったし、その勢いで広めてもらえるように書いたつもりだった。
結果としては成功したんじゃないかと思う。
とりあえずあたしが知る範囲では扱き下ろされたりすることもなかったし、思った以上にRTしてもらえたし、裏垢女子も裏垢男子もクソリプラーも楽しんでくれて本当に良かった。

やっぱり、Twitterという場で沢山の人に読んでもらうには少しバカっぽい文体というか、難しい言葉は使わずに出来るだけ噛み砕いて、長い文章を読み慣れていない人にでも伝わるように書くのがコツだと思う。
それは別にTwitter民を見下しているだとか、バカにしている訳ではなくて、ただ単純に多くのTwitter民の文化にそれが合っているんだと思う。
だから、例えばだけど所謂「意識高い系」に向けて文章を書くならばまた違う書き方をする。
誰に読んでもらうのか、っていうのは書く上でとても大事だから。

だから、書くとなれば内容も大事だけど、目的も大事。
沢山の人に見て欲しいのか、決まった狭い層に読んで欲しいのか、それとも自己プロデュースの一環にしたいのか、それだけでも書き方や構成も変わる。
「内容が良ければ関係ない」という人もいるかもしれないけど、それは既に代表作がある人の話。
いくら良いアイディアであったとしても、それを見てもらう事すら出来ないならそのアイディアは輝かない。
やっぱり、考えるって大事だと思う。
だから書くって楽しい。

ちなみに「あたしを作る~」の方が少し堅めの文体でローテーションで書かれているのは『読みたい人だけ読んでくれ』のテンションで、面白さやウケなんかを考えずに書きたいことだけを書いているからああなっている。
人によるとは思うけども「出会えないと嘆く~」と「あたしを作る~」のどちらがより読みやすくて楽しいかは一目瞭然なんじゃないだろうか。
人に読んでもらうということは、そういうことだとあたしは思っている。

最後に、長々と色々偉そうに書いたけども、あたしは文章の勉強をしたこともなければ専門書も読んでない、全くの素人です。
だから書いたことの正しさなんか保証できねーかんな!!
うまく行かなくても文句いうのはやめてよね!

お気持ちでやる気に繋がります