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大企業にいる”変人”のみなさまへ 

この記事は、「大企業スキルの活かし方を考える Advent Calendar 2023」 Day 24のエントリーです。

さて。突然妙なタイトルが目に入ってしまったと思います、ごめんなさい。ここでいう「変人」には、大きな大きなリスペクトを込めさせて頂いています。声高には言われていないと思いますが、日本の伝統的な大き目な企業(以降、JTCと称しますw)において、「変人」は最大級の誉め言葉であり、よりどころであり、救世主になり得る、と言えます。そんなお話を目次に沿って書いてみました。


かく言う私も、IT業界におけるJTCに20年以上勤務し、最近「変人」であることに気付いた一人です。

実はありそうでまだないつながり方

変人・・・「えっ俺?☜」「私じゃん」と思った方にとっては、何をいまさら感も漂いそうですが、JTCにおける変人同志は、実は繋がっているようで繋がっていないこともあるのではないか、というのが最近の私自身の気づきです。
ITツールやその活用を共通言語とした、エンタープライズ企業のつながり・コミュニティの活動は、昨今活発になっていると思います。でも「私そのツールの使い手ではないしな」とか、「複数ツールを跨いで活動しているんだよね・・・」ということがJTCあるあるな気もします。ITツールを超えた(あるいは跨いだような)、企業文化や組織風土を踏まえつつの施策立案・実行、人材育成という結構コアな話をし、課題感や施策・経験やしくじりなど共感・共有できたら・・・そんなことを思いついています。

しかし・・・! ひょっとして「それ、もう存在するのよここに。」ということはありませんか?もしそういったことがありましたら、ぜひ教えて頂きたいです。そして私も仲間に入れて下さい~!✋

エンタープライズなコミュニティ。代表格はこちらではないでしょうか。関係者のみなさんが黒系のスーツに身を包んでいて昭和風味が強めな半面、コミュニティを設立!というギャップが新しいなと感じた記憶があります。

つながりを作りたいと思ったきっかけ

つながりがあるといいな、つながりたいなと思った理由。それは、JTCにはたくさんではないかもしれないけど、とっても面白い人がいるな、この人にあんなことこんなこと聞いてみたいな、会いたいな、と思ったからです。

2023年9月以降、コミュニティ、コミュニティマーケティング、地域創生といったテーマを掲げた、本当に良質な、熱量高いコミュニティに参加する機会に恵まれました。それをきっかけに、「会いたくなる人」「相談したくなる人」に出会ってしまったから、だと思います。「イベントでお話していた社内施策について詳しく聞きたい」「なぜその施策を思いついたのか」、「うまくかなかったポイントはあるのか」・・・という施策の話はもちろんですが、それを思いついて実行している「人」の話を聞きたいと思っていることが根底にあるのかもしれません。

最近、自分の社内の取り組みをざっくばらんに他社の方にシェアしたところ、施策や社内に対するストーリー・エッセンスに思いのほか頷いて頂き、自社のこんな話も役に立つこともあるのかと気付かされました。お話の最後、わくわくしたような笑顔で「やれそうな気になってきたぞ」「楽しくなってきたぞ」と言って下さったことも理由の一つになっているような気がします。

こんなつながりがあるといいな

今思いついていることを、下記に沿って書き出してみます。あとで見返して修正したり、自分の備忘という意味もかねて。

  1. 何ができそうか

  2. つながった人たちはどうなるか

  3. 私が知りたいこと・話したいこと ≒ 今後の話題・テーマ?

1.何ができそうか
「DX推進」「越境人材の育成」「働きやすい職場つくり」「ダイバーシティ経営」etc・・・この手のミッションを背負い、現場目線を持ちつつ推進している人は、とかくひとりや少人数、わりと点で活動しているのではないでしょうか。(ちなみに私は「カスタマーサクセスを事業の現場にインストールする」というミッションをもって活動していますが、これもJTCのIT企業だと、孤独だったりします。)
新しい取り組みを発生させるときは点でも、進捗を上げるときはゆるくても線・つながりが必要。日ごろ自問自答していることがロジカルに言語化されたり、自己肯定感が生まれるだろうと思います。

2.つながった人たちはどうなるか
社内の巻き込み方、社内稟議を通すうえでのショートカットが得られる。業種は違えど、あるあるなことが共通なので、お互いの背景を理解しやすい、説明も最小限、効率的なコミュニケーションが成り立ちそうです。
また、業界を跨いで話したほうが、課題の本質が具体的になったり、伝えやすい言葉に置き換えられたりする気もします。
そして。会社のしがらみなくゆるく話せる場というのは、無条件で楽しめる。共感し受容しあうことそのものがとっても楽しいはずで、そんな中でJTCあるあるなTipsを広めあい、JTC変人同士で変わっていけるんだろうなと想像します。

つながった人が所属する企業にとってのメリットについて。いわゆるJTCは、とかく社会や市場に大きな影響をもたらしていることが多い。同業でも異業種であっても、お互いシェアしあい変化しあうということが、社会や業界に良い影響を与えない理由はないでしょう。また、自社のIT業界に置き換えて考えると、目の前にいる人・企業すべてがお客さまでありパートナーになり得る。自社のことを出し惜しみせずシェアすることで、自社の認知やブランドイメージが悪くなる理由もないだろうなと思ったりします。

3.私が知りたいこと・話したいこと ≒ 今後の話題・テーマ?
下記いくつか書いてみましたが、ぱっと見、視座が低いとか、テーマが小さいな、ということもありそうです。一方、入り口はそうであっても、話をする中で経営戦略だったり、業界全体の課題・・・みたいなものに波及する気もします。私は今年、「社内スナック」を何度か開いていますが、そこでの経験からもそんな風に思えます。

  • コミュニティ。その良さを会社は実感している?社内での意味付けは?

  • 変化を受け入れようとしない人。どこまで許す?切り離す?

  • シェアする文化って育っている?育っている理由・育っていない理由

  • Teamsコミュニティを上手く回すコツは?

  • 社外イベントの社内へのレポート。効果的なシェアのし方は?

  • 社外イベント。社費でいくか自腹で行くか。そのメリット・デメリット。 

おわりに

あと1週間もすればいやでも2023年は終わってしまうのですが、今年は行動につながる、行動を裏付ける出会いに恵まれたなぁと思い返しています。その一つが、あつみさん(X: @atsumiee)が開いてくださっている、#大企業スキル勉強会 。
この勉強会では、「なぜ自分がそう思ったのか、なぜそんな言葉を思いついたのか・・・」などなどひも解いていくことで、自己肯定感が高まり、次のプランのイメージが沸く、ということを実感しました。大切なのは、それをたった一人でやるのではなく、ある程度同じようなもやもやを抱えている人たちとともにやる、ということ。それがミソだったのだなと思います。
主催者あつみさんにとっては、大企業スキル勉強会はまだ始まったばかり、発展途上だからどんどん育てていかなきゃ、というところかと思いますが、場を作っただけでもほんとうに大きな成果だなと思います。あらためまして、ありがとうございます!

次回の大企業スキル勉強会2024年が明けてすぐ、1月16日だそうです🎍!参加を検討している方はFacebookのイベントページをご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
タイトルの写真は我が家の玄関です。サンタさん目線で撮ってみましたw。煙突ないから玄関からお越しください、的な。
Happy merry Christmas !! 🎁🎅🎄