休日初心者の最終章です。
今私は、自由が丘駅、東急東横線、急行、5番ホームに立っている。
前の記事でも書いたように、過去に一度自由が丘駅を、私は訪れている。
その時も私というか、私たちは池袋へ向かうために同じ５番ホームに立っていた。また同じ流れしてんなと、思いつつ電車に乗った。

埼玉県民にとって、池袋は東京でもなんでもない。
自分たちの土地だと思っている。
電車でたどり着きやすいというのもあるが、池袋は親しみやすく、とてもなじみやすいのだ。上に高すぎないビルディング。駅を出てすぐに現れるでっかいドン・キホーテ。イオンを彷彿とさせるサンシャインシティ。そこら辺を歩いている埼玉県民。
都内に住んでいる人は、おそらくわざわざ池袋にいかないんじゃないかな？
埼玉の娯楽は、コクーンシティとレイクタウンに集約されている。
どちらもでっかいショッピングモールがあるのみなのだ。
埼玉県民はショッピングモールが大好きなのである。

と、埼玉県民の話はその辺にして、気づけば電車は池袋へ到着するようだ。到着すると同時に、「こいつは電車に乗っている２０分の間、ずっと埼玉県民池袋大好き話をしてたのか…」とあきれられてしまっているかもしれない。

東京メトロ副都心線。茶色の丸だ。電車を色で覚えているため、副都心線が茶色以外の知識はない。
副都心線からサンシャイン側の出口に向かうのは少し距離がある。だが、池袋歴が長いので、あっという間に出口にたどり着ける。感覚としては、ちょっと広めの玄関だなあくらいである。
埼玉県民は、普段からショッピングモールで訓練をしているため、長距離歩くことを苦に感じないのだ。
体力がある恋人がほしい場合、マッチングアプリで所在地フィルターをかける際は、自分が住んでいる所からどれだけ遠くても、埼玉県はチェックしていた方がよい。

今日最初に向かう場所は、実はサンシャインシティではなく、ジュンク堂書店である。今日の休日の、目的は【読書】である。
私は読書がしたくて、本に触れたくてたまらなかった。
池袋は庭と言っといて、私は一度もジュンク堂に行ったことがなかった。
本を知りたい。
本屋さんに行く理由なんて、それぐらいで十分だろう。

Googleマップで場所を表示し、歩いた距離とGPSを照らし合わせ進んでいく。建物が邪魔で、ジュンク堂書店がなかなか姿を現さない。
向かっていく場所は合っているのかと不安になりながら、歩くスピードを速める。とてもでかい本屋と聞いていたので、見ればすぐわかると思うが…と考えているうちに、奴が姿を現した！！！
頸椎捻挫を過去にした私が、あまり向かないほうがいいであろう角度にしないと、見上げきれないような建物の高さだった！
文章を書くのが好きな方や、たくさんの思考を巡らせる方は、この時点でいろいろ書きたいことがあるかもしれないが、私はどうしたかというと。
めちゃくちゃに、走り、ジュンク堂書店へ向かったのである。
あそこに行けば本がいっぱいある！！
そう思ったら、考えるよりも先に体が動いていた。
本屋さんという『静』の空間に入るというのに、こちらは『動』を抑えられなかった。

息が上がった女が、本屋に入った。
当然だが、中は静かで、小さい店内ｂｇｍしか聞こえない。
本屋に入ると、お客もみな静かになる。
そこが本屋の好きなところだ。
３階へ向かった。文学やエッセイが好きなので、今日はここから本を見つけようと心に決めた。

表紙を触る。
テラテラしている素材より、ざらざらした、少し重ための本の方がいいなと思ってしまうのは何故だろう？
自分が好きな月と散文が置いてあるのを見て、自分の功績でもないのに誇らしかった。

あまりの楽しさに、よろけながら歩いていると、面白いコーナーがあった。
『https://twitter.com/junkudo_ike/status/1656143049410629634?s=20　　』
オモコロライターオモコロ あたまゆるゆるインターネット (omocoro.jp)
がおすすめしている本があったのだ！
私は、オモコロが好きで、オモコロがyoutubeをやる前はよく記事を見ていた。逆に今は、youtubeをよく見る。今このnoteを書いていて、久しぶりに記事を見たくなったな。
私が一番好きなオモコロ記事（？）です。『行動力の無い先輩を「海外旅行」に誘ってみたら逃げられた話 | オモコロ (omocoro.jp)』

私はオモコロライターの中でも、特に原宿さんが好きで、彼が書く文章と彼の人間性、発想が気に入っている。
不意を突かれたような気持ちになる。
何かの記事のオチなど、ほぼすべてのライターに対し、「そう来るか～！」とびっくりするが、原宿さんの場合は「え？」という疑問、「そう来るの？」、「なんで？」疑問が残る。
ただ、その疑問が心地よい疑問で、彼の頭の中を覗いてみたいなと、覗いたとして、何があるのかわからなく怖いなといった具合である。

そんな原宿さんがおすすめしていた本があったので購入した。
他にもいくつか買ってしまった。

本の感想については、読み次第、１つの記事にしっかりまとめて感想を綴ろうと思います。

４冊の重みを手に抱えて、レジへ行く。
私はこの本を、今！読みたくて読みたくてたまらない！
そんな気持ちを抑え、セルフレジ、購入、脱出。
電子書籍にない、この重み！
この重みが、自分の中で、積まれていく。
体重計に乗ってもわからない。私の質量になるぞ！

そのあとお腹がすいたので、サンシャインへ行きリンガーハットへ行く。

リンガーハットの餃子は小さい。これは褒めている。
サイドメニューに一番適している餃子だと思う。味ももちろんうまい。
かなりの薄皮で、パリッとしている。

思ったよりも辛かった。辛いの苦手な人は、通常のやつでいいかも。
でもすごいおいしかった！
皿うどんと迷ったんだけど、これにしてよかったです。
野菜の甘みが、スープにしみている。
丸い太めの麺も心地よく吸える！もちもちとし、おいしい。

その後服を買った！
アメリカンホリック大好き

これで私の休日、終わりです。
３時間くらいずーっとnoteを書いてたので、疲れました。

理想としていた休日とはちょっと違うけど、かなり楽しい日になりました。
またね～