人生劇場

歌ってきました〜♪

去年の緊張のあまりガクブルで歌詞が飛ぶという経験を経てたからか昨日は落ち着いてほぼ緊張せずに歌い切ることができました!

去年は上手いと思ってもらいたかったんでしょうね、だからあんなに緊張したんだと思う。

あれから歌への向き合い方が変わって、ありのままに大好きな歌を自由に歌えばいいじゃん!という思いになった。

ちゃんとした場で人前で歌うのって難しい。カラオケで人前で歌うのとは全く違う。せっかく聴いてくれる人が沢山いる訳だから目線とか表情とか腕の使い方とか考えてその場の空気を作り出せたらと思うけどこれは経験を積んでいくしかない。

まだまだ私の歌はよくなると思う。

公演の後主催者の友達とご飯行って話した。彼女は会社経営者で昔ピアノの先生もやっていた。

「舞台って人生の縮図みたいだよね」と話した。

舞台に一旦出たらあとは全て自分次第。ひとりぼっちで誰も助けてくれない。無理だと逃げることもできるし、楽しむこともできるし、失敗してそこから持ち直すこともできるし、人に喜んでもらうこともできる。まさに自分の意識次第でどうにでもなってしまう。

でもダメ出ししてくれたり照明当ててくれたり音を出してくれたり拍手をして助けてくれる人もいる。

今まではダンスをしていた時も歌ってたときもグループだったから舞台に上がる時はいつでも仲間が一緒にいてくれて心強かったし私一人に観客の注目が集まることはないから気が楽だった。自分のパートをやり遂げればオッケーだから。仲間とパフォーマンスするのは準備期間含めほんとに楽しい。団体は団体の良さがある。

一人で上がるっていうのは自分がこの場をどうにかしないといけないというプレッシャーがぶわーっと自分だけにのしかかってくる。観客は私の一挙手一投足に注目している。

ピアノは真っ白になってもどうにか持ち直すことはできる。ダンスは身体に染み込んでるからあんまり振りを忘れるということはない。けど歌はお客さんの方を向いて立つし音はどんどん進んでいくし誤魔化しが効かないしどれだけ歌い込んだ歌でも飛ぶという経験をしてるからほんと怖い。

プロの歌手ってほんとすごいなあと思う。

人生も基本一人で立たなくてはならない。

結局人は孤独ということを知るのはとても大事なことだと思う。だからこそ人との心の交流が幸せに有難く感じることができるのだと思う。


今回は「アルデバラン」を歌った。

とても思い入れのある歌だ。

この歌は祈りの歌。

心を込めて願いを込めて歌った。

多くの人が今の世の中が不穏と感じていると思う。

私は何の根拠もないけど100%私の目の前の世界は素晴らしいものになるとわかっている。これっぽっちも疑っていない。

ここ数千年地球が平和だったことなんてない。その理由は今ではいくらでも調べることができる。

その数千年の時代が終わって新しい時代を迎える過程だから一見とても悪くなっているように見える。

アルデバランの中に「不穏な未来に手を叩いて」という歌詞がある。

笑って手を叩いてこの時代を乗り切ろうと。

私たちはこの時代を遊びたいと選んできた。

この人生にはタイムリミットがある。私も心も身体も若いつもりだけど、、やっぱり20代の若い人たちのようには動けない。

今の52歳の私だからこそできることってあると思う。今まで多くの人に助けられて生きてきたから人生の後半は恩返しをしたい。

自分の人生の舞台をどう演出するかは自分次第。

☀️🌕
















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