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免許合宿行こ!(前編)

1月20日から2週間(実際には12日)免許合宿に行ってました……………………


この春休みに免許取りたいな〜っていうのは大学2年生になりたての頃から漠然と思っていて、当初は恋人と「一緒に免許合宿行く〜?」みたいになってたんですけど、どこも埋まってるな、高いな、などとチキっていたらもう手遅れな時期になってしまって、一緒に行くことは断念。

私はもう絶対取るぞ!って思ってたので、恋人を置いてちゃっちゃと申し込み、無事合宿先が決まり、手続きをし、あとは向かうのみ!の状態まで仕上げた。

最後の期末試験を終えたその日に夜行バスに乗り、東京から兵庫の丹波篠山まで向かった。
大阪と神戸にも寄るこの便は結構満員に近くて、窮屈さを感じながら9時間半ほど乗っていた。さすがにお尻が痛かった。

篠山口駅というところに9時半ごろ着いて、教習所からの送迎バスが迎えに来るのは11時15分。暇すぎる。駅前には何もない。ストリートピアノだけがただそこにひっそりと佇んでいた。
お手洗いで顔を洗い、メイクをして、着替えて、ただひたすらバスを待った。駅を行き交う人々が関西弁を話していて、あ、わたしは本当に関西へやってきたんだな、と思った。

バスが迎えにきて、教習所に着いて、説明を受けて、適性検査をして、早速初日から学科を受け、実際に車に乗る。はじめての運転は、なんてことはなかったわ。わたしだけのモナリザ(指導員)もうとっくに出会ってたから…。

教習所の方であらかじめスケジュールを組まれていたので、自分で申し込んだり、予約を取ったりする必要がないのは合宿のいいところですよね。

空きコマによくお散歩へ行きました。


河原町妻入商家群

仮免許を取るためには学科試験(道路交通法や運転に関する知識を問うもの)とみきわめ(運転技術を見る)に合格する必要があって、さらにそれを受ける前に効果測定(模擬試験)にも受からなくてはいけないという、訳の分からなさ。
そのためのテスト練習という時間がスケジュールに組み込まれており、問題集を使って勉強するのだが、この問題がまた小賢しいんだな。

例えば

問一:他の車に追い越される時はその車の追い越しが終わるまで速度を下げなければならない。

答え:誤(速度を上げてはならないが、速度を下げることは義務付けられていない)

というように、言葉遊びか?と思うような問題がたくさんあり、わずかな表現の違いで我々は騙されてしまうのだ。果てしなくウザい。

ロビーが開いている20時過ぎまで一人残って勉強する、受付で問題集を借りて部屋でもやる、などと結構熱心にやっていたが、結局ほとんど満点を取れなかった。46/50とか、ギリギリを攻めていて、とても情けなかった。

情けなさについて


わたしは自分の感情の中でこの“情けなさ”が一番キツいなと思う。こんな自分に関わってくれる人々や何もかもに対して申し訳なくなり、価値がないと思ってしまう、、。

しかし努力が実を結び、効果測定もみきわめも無事に通過し、仮免許を取得することができた。
仮免試験は10人受けて、残念ながら2人落ちてしまった方がいたので、たとえ仮免といえども侮るべからずと思うなどした。


前半はここまで
後半からはいよいよ第二段階ということで路上教習に入っていくのだが、そこでも試練が待ち受けていた、、、

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