招待状〜すべてはここから始まった〜

さて、どんな結婚式にしようか。
招待状を作るには、まず考える必要があった。

一番に考えたのは、やはりゲストに驚いてほしい、ということ。ゲストに今までにない経験を与えたい。そんな思いが強かった。

そうなると、どこかで見たことのある既製品は私においては問題外だった。

じゃぁ手作りしよう！

ということで招待状で調べると、よくあるA5ではなく、折りたたみ式のデカイものもあったりした。面白いやん。

形から違いを見せるには絶好のチョイスだが、オリジナリティ溢れるレイアウトを考える必要もあり、大変である。
またサイズのでかい両面カラー印刷は高いということもあり、今回は一般的なA5サイズにした。

ここまで決めたところで、紙がないと始まらない。

この時点で「青を使いたい！」というのは決まっていたので、外紙は青、中紙は白にした。

ってことでハンズで紙を買ってきて、イメージを作ってみた。

…はいいが、

これ表に紙つけるの大変じゃね？

帯にすることも考えたが、どちらにせよそこに印刷するのも紙選びから印刷から色々大変ぽい。外紙が濃いだけに、外紙に直接印刷もできない。

じゃぁどうするか？
ということで、ハンコにすることにした。

そして、こだわると決めたからには、紙からこだわりたい！

ということで、今回使ったのは「紙図鑑」。ここはサンプルももらえるから便利。サンプルを取り寄せて種類と厚さ、色を決めて発注した。ここがまた速くて、注文から1週間以内にはモノが届いた。

中紙はキュリアスIR ホワイトの103kg。
デザインはオリジナリティを出すために、自分の好きなフォントと、今回の結婚式のために作ったロゴマーク、そして当日の流れがわかるアイコンを作り、最後にこだわりの一言を添えた。

Something blue

この意味そのものを大切にするということもあるが、青いものを持ってきてくれたら、当日の写真もすべて青で満たされるのでは、という安直な考えもあった（笑）いや、むしろ安直か考えの方が先行していたか…（笑）

そして外紙をつける。外紙はA5ワイド。ほんの少しA5よりもデカイ。

ここで外紙の恐ろしさを知る。

紐付けるのがめんどい！！！！しかも途中で足りなくなったので買い足したら、なんと太さを間違えてしまうという罠。

そしてハンコはハンコで大変である（笑）
少しブレると、そいつはボツ作品。結構シビアだった。ちなみに、ハンコはメルカリで買ったもの。本当はハンコまで手作りしたかったが、諦めた（笑）

紙折る係、紐付ける係、ハンコ押す係、切手貼る係を夫と分担して、なんとか80部作り上げた。

ムービー〜一番恐れていたもの〜

ムービーなんて作ったことあるか？
いや日常生活で使わんだろう（笑）
仕事で作ったことはあるが、スライドアニメーションくらいである。あとは会社の新人芸で…

ちなみに式場でムービーを頼むと、ひとつ10万はくだらない。高ぇ。まぁここいらでいっちょ作ってやるか！と手作りの道を選んだのである。

これが、案外というか、予想以上に人気だった。笑

あと２つ、プロフィールムービーとエンディングムービーも自分で作ったが、クオリティで言うとオープニングが一番。

こだわりポイントはこんな感じ。
・FFまがいのドット絵を自分で作った
・ドット絵をコマ送りでアニメーションに
・タイトルフォントにFFぽい「Ferrum」を選出
・写真を青いカラーグラデに加工
・フォントと加工済み写真をあわせてFFまがいのロゴを作成
・メニュー画面でカーソル移動の効果音を入れた
・光の軌跡でクリスタルをイメージした効果を演出

FF好きに受けのよいものになりました。満足。