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「女性用ステテコ」ではなく「リラコ」と言うんですね [くま日誌]247号


ゲームは、今ほとんどしていないのですが、昔はRPGゲームはよくやっていました。最近のゲームではゼルダとか、面白そうに見えるのですが、Nintendo Switchのコントローラーの操作が複雑そうなので避けています。

電気屋さんとかでゼルダのグラフィックをみると、自分が子供の時にやっていたドラクエとかのゲームとは異なるクオリティですよね。

吸い込まれるというか、たとえば、崖から落ちるシーンなどがあると、足がすくむような感覚を覚えます。


このゲーム内の主人公をゲーム外の自分がコントロールしているという構図ですが、この構図は、そのままリアルの人生にも適用できるのではないでしょうか。

メタ認知とも言いますが、自分という主人公をどこか別の部屋にいる人が操っているような、そのような構図で自分を遠くから俯瞰して見ることはできないでしょうか。

私たちの人生には色々な事が起こりますよね。うまくいくことも、新しいことに挑戦しようとしているのであれば、尚更、想定していなかったことも起こるのではないでしょうか。


昨日、「私たちの脳は、五感で感じたものを再構築して認識している」という話を伺いました。

言葉を変えるだけでその事象は別の意味を持ちます。

少し前にユニクロでステテコを買って家で履いています。近くに陳列してあった女性用のステテコって「リラコ」という名前なんですね。

私たちの脳は、「女性用ステテコ」ではなく「リラコ」と認識することで同じ商品を別の意味合いとして再構築しているんですね。


この能力を少し応用し、自分という主人公を自分が操作してるように頭の中で再構築すれば、引いた目線から自分の人生を見ることができるようになるのではないでしょうか。

このような視点の切り替えというのは、特にコミュニケーションにおいて非常に大切なことです。

例えば、「上司とのすり合わせがうまくいかずストレスを感じている」という状態であれば、当事者だけの視点では、その状態を冷静に判断し次の意思決定につなげていくことは難しいのではないでしょうか。

それをこのようなゲームを操作しているかのようなイメージで第三者の視点を持ち込むことで、上司がどのような意図を持っているのか、を冷静に判断して次の行動を変えていくことができるのかもしれません。


■まとめ
・ゲームを操作しているかのようなイメージで自身をコントロールしていると考えてはどうだろうか。

・また、私たちの脳は、五感で感じたものを再構築して認識している。

・この二つの能力を掛け合わせ、自身にとってストレスがかかるような環境においても、第三者の視点を持ち込み、事象を俯瞰的に見ることで、状況をコントロールしていくことができるのだ。


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