センスがあるってどういうことだろう?
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令和6年5月7日 くま日誌 483号
本ブログは、熊倉 大輔のブログです。
ひとり起業家へ毎日の気づきを発信しています。
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コンサルの仕事も少しし始めたんですが、
言語化の作業といってもいいですよね。
人に伝えるには言語が必要です。
自分がこれまでなんとなくやっていたことって
意外に言語化できてないこともあるんですよね。
特に無意識にまでなっていることは
もう意識にも上りませんから。
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たとえば、「分析をする」を例にとりたいと思います。
「分」も「析」も分解するという意味からも
分かる通り、バラバラにしてみると、
見えてくるものがあるということですよね。
さらに、それを他のものと比較をしてみる。
ここまでが事実ですね。
比較してみて見えてくるものから
自分の意見なり考察を述べる。
その際、事実と意見は分けること、
と教わりました。
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こうやって言語化してみると、
「分析をする」ことの
手順が明確になりますよね。
①分解する
②比較をする
③意見を述べる
こうしたプロセスを経て
昇華された一言になっていたりします。
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そういった視点で世の中をみると、
すごい人って「言語化できる人」じゃないかと
思うんですよね。
この分析の件もそうですが、
世の中ってなんとなく分かったような言葉に
溢れていますよね。
それをなんとなくで頭に入れちゃっているんで
それ以上の昇華もすすまないし、
人に教えることやコンサルも
できないのかもしれませんね。
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ここまで書いてきて思い出したんですが、
先日、「センスとは何か?」という質問を
したことがありました。
「あいつはセンスがないんだよ」とか
「仕事はセンスだよ」という言葉って
よく使われるじゃないですか。
とはいえ、明確に「センス」を定義しているのか?
と言われると甚だ疑問ですよね(笑)
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回答は、
「大量の試行錯誤と蓄積データを原に、
それを昇華したもの」
ということでした。
昇華というのは、
「無意識レベルまで
自分に編み込んだ知識や技術」
ということですね。
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とここまできて初めて
センスとは後天的に身につけることができるのか?
という質問に「YES」と答えることができますね。
自分は今何をやっているのか?
ということに明確に言語で定義したり
記述していくことで、
次への道が拓けてくるのかもしれません。
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