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【fromラボ】ヤマキ、“かつおだし”が食後の血糖値上昇を抑える作用を発見

 食品メーカーのヤマキ(愛媛県伊予市)は天使大学(札幌市東区)らとの共同研究で、食前に“かつおだし”を摂取することで食後の血糖値上昇を抑制できることを明らかにした。その研究論文は「Clinical Nutrition Open Science」誌に掲載された。今回の研究成果について、ヤマキは“かつおだし”の新たな健康機能の発見で、今後、“かつおだし”が糖尿病予防に役立つことを示唆することができたという。

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かつおだし摂取時と白湯摂取時の血糖値の推移

 今回の研究は健常成人男性20名を対象に、食前に5%かつおだし150㍉㍑もしくは白湯150㍉㍑(比較対照)を摂取してもらい、食後の血糖値を測定した。その結果、5%かつおだしを摂取した方が、食後の血糖値の上昇が抑制されることがわかったという。ヤマキは引き続き「『鰹節屋・だし屋、ヤマキ』として鰹節とだしの“おいしさ”と“健康”に関する研究に取り組み、人々の健康と豊かな食生活に貢献したい」と意欲を燃やしている。


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