春じゃん

あっち~。
若干服装間違えてるかも。
そんくらい今日は暑い。東京の最高気温は20℃らしい。
ただ自分はどうにも数字から温度を想像するのが下手なので、20℃がどのくらいの暑さなのかピンとこない。10℃って寒いのか?

で、結局2枚くらい着て出社したけど普通に暑いわ。直射日光食らうともう無理かもしれない。

ていうか気付かないふりしてたけど、これはもう春じゃん。

秋田にいた頃は雪が溶けて初めて春だな~って思ってたけど、東京は雪が降らないからその感覚がない。

あ、あと春の匂い的な要素もある。あの、土が見ずに濡れたときに出るタイプのぷんとした匂い。

なんかの小説でこの表現を見てから、自分もそれを意識して感じられるようになったと思う。

実はそういうことって多いのかもしれないな。
そういう概念があるって分かった上でないと意識できないものって結構ある。

だからこそ、それに初めて気がついて文章化した人を結構尊敬しているし、それをすることを大事にも思う。人が漠然と感じている気分や感情みたいな抽象的なものを言葉で形成するという行為。

でも一方で、他人から受け取った形に概念が押し込められることもあるのかもな、と最近は思っている。

もしかしたら、自分が感じている春の匂いは、ぷん、というよりはつん、という感じなのかもしれないし、実はそもそも自分は本当は匂いで春の訪れを感じているわけでもないのかも知れない。

言葉で表したそれは、その言葉の範疇にとどまって、溢れた部分は切り落とされて残らなくなる。

そういう切れ端に残った感覚を余すことなく伝えられる方法を、いつか人間は手にいれるんですかね?



いつのまにか書き出しのアホさからまた別の、より掴み所の無い話にシフトしてた。

そういうのも含めて春、ということでここはひとつ…

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