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じゃあ、次(一週間連続投稿を終えて)。


この記事に端を発した一週間連続投稿、先々週の日曜に無事完走いたしました。


はじめに説明させてもらうと、私はおふざけ満載の記事とマジメでお固い記事のどちらかを投稿するエッセイ系の書き手です。ライフハックとか自己啓発とか、意識の高い記事は書きません。
かつては週イチペースで投稿していたのも今は昔。この記事を書いた時点では一月か二月にいっぺんしか投稿しない半死半生のザマだったので、ぜってえ無理だろと思っていたんですけどね。兎にも角にもやり仰せた次第です。


で、その後また二週間放置していたんで、そろそろ感想とかを書こうと思います。

連続投稿にまつわる記事はすでにたくさん投稿されています。
ですが、そういう記事がよく取り上げている連続投稿のノウハウ獲得とかモチベーションアップとか、noteハック的な内容には触れません。自分が思ったことをそのまま書きます。


具体的には、こいつらについて述べていこうかと。


①クソキツかった
②評価してくれる人の大切さ
③結局、一番のごほうびは”書けた(書けるようになった)”ということ
④で、これからどうする?
⑤おわりに(友人のことば)

分量は、①②が全体の八割、③④⑤が残り二割です。


じゃ、はじめて参りましょう。


― ― ―


①クソキツかった


これ。何と言ってもこれ。言いたいことの九割はこの一言に集約される。

仕事中にうっすら今日書くネタを考えるじゃないですか。
で、結局何も思い浮かばなくて帰宅して、PCの前に座ってnoteを開いて、白紙のページを見てフリーズ。そのまま20分くらいフリーズしっぱなしで何もネタが浮かばず、結局リアル友人に電話してネタを乞う。
もらったネタでどうにかこうにか書き上げたら、一眠りして朝に投稿してまた仕事。三日目以降は全部このローテーション、これが私の一週間。テュリャテュリャテュリャテュ~リャ~リャ~歌ってる余裕なんかねえよ。


そんな自分との比較で言うと、他の書き手さん方はどうもポジティブな感想なんですよね。一週間投稿に対して。
「書きたいモチベがどんどん上がってきた!」「逆に書きたいネタが溢れてきています!」いや、俺は普通にしんどかったしネタも二日で枯渇したぞ。


この温度差は、自分のモチベーションと記事作成のスタイルゆえのものかと思います。

そもそもこの企画をはじめたきっかけが、モチベーションの衰えを承知の上で、それでも何か毎日書いて発表するという一種のトレーニングを敢行しようというものでした。そらトレーニングなんだからキツいに決まってるわ。

それに加えて、私はこれまでネタとテンションをじっくり練り上げてドカンと放出するスタイルで記事を書いてきたので、テンション関係なしにノンストップで書くという行為自体が苦痛でした。一言で言うと相性が悪かったなと思います。

まあ、そういう相性の悪さとかモチベの低さもひっくるめて、苦手分野に挑戦してみようという試みでした。
それでもなぜ続けられたのか、ということについては、次の項目で話します。



②評価してくれる人の大切さ


ありきたりですが、やっぱりこれは投稿を継続するうえで大事、というか最重要だなと痛感しました。


二ヶ月もアカウントを放置すると、流石に人は離れていきますね。はっきり言うと、これまでに比べて記事のビュー数が減ってる。
たとえ一週間でも連続投稿すればビュー数は増えるようですが、自分の場合は増え幅以上に放置した分の減り幅がデカかった。ビューとかスキの数は過度に追わないように努めていますけど、それでも読まれない(=認知されない)ことには始まりませんからね。アカウントを放置した自業自得とはいえ、この辺は少し残念に思っていました。


それでもね、誰かしらがぽつぽつと押してくださるんですよ。スキマーク。


一見さんだったりお久しぶりの常連さんだったりとランダムですが、やっぱり誰かしらは評価してくれる。
見ていてわかるんですよ。ゴーストアカウントとかスキ返し目的とかではない、純粋に「おー、ええやんけ」と思って押してくれたスキ評価だってことが。

相互フォロワーの水増しもしていないし、アカウントも長期間放置したから人が離れている。
そういう条件下でも純粋な好評価を二つ三ついただけることが、いかに難しくて尊いことなのか。そのことは、これまでいろんな記事を読んでは書いてきた身として、イヤというほど体で知っています。


だからこそね、感謝しかないんですよ。本当に。



評価してくれる人について話を続けると、今回の企画は最後までつきあってくれたリアル友人二人と、いつも目をかけてくれている毎日投稿の巨人、さめじまみおさんの応援があったからやり切ることができました。

そもそも連続投稿を始めたきっかけ自体が、私の記事をもっと読みたいからとにかく書けというリアル友人の無茶振りでしてね。
書く側はマジで苦痛でしたけど、いざ書いたらどんな記事でも面白がって読んでくれるんですよ。


「朝起きるのが楽しみで仕方ない。明日になったら君の新作が読めるから」


こういう言葉をかけてもらったらねえ。ネタ切れでも何でも書かなきゃいかんでしょう、そりゃあ。


唐突ですが、私にとって創作活動の第一条件は自己満足です。
自分にとって面白いモノだからこそ、他の誰かにも面白がってもらえる。自分で面白いと思えなければ、発表する価値はない。だからこそ、時間がかかっても記事を練り上げるし、納得いくモノができない限りは発表しない。

そういう思いでこれまで記事を書いてきましたが、今回の企画は完全に別ベクトルのモチベーションで記事を書いていました。
毎日記事を楽しみにしている三人のために書くという使命感です。

評価してくれた方には本当に申し訳ない話ですが、一週間投稿し続けた記事のうち、私自身が満足できるクオリティに仕上がった記事は一つか二つしかありません。自分にとって面白い記事、納得のいく記事を練り上げようとするいつもの姿勢だったら、この企画は100%頓挫していたと思います。


それでも最後までやり仰せられたのは、一から十まで応援してくれたこの三人の応援があったから。
そして、それに応えようという使命感が自分の中にあったから。


これまで自分の中になかった創作の理由を、リアル友人の津田沼と原、そしてさめじまさん、この三人が与えてくれた。
何よりも、そのことに感謝したいと思います。


ありがとう。



③結局、一番のごほうびは”書けた(書けるようになった)”ということ


これもやっぱり自己満足なんですけどね。大いに価値ある自己満足だと自分では思っています。

「もうムリもうムリって言いながら、結局一週間やりきったよね。やれたかやれていないかの差は天地よりデカいと思うよ」

これはリアル友人の津田沼の言葉ですが、確かにそうだよなと。なんだかんだ言ってやりきれたなと。
二ヶ月放置してなまり切った指でも、書こうと思えば書けるもんだなと自分の体で知れたのは、この上ない収穫です。

今後も記事を書くたびに、はーもうムリって匙投げたくなるとは思うんですけどね。
その度に、今回の経験が支えになるだろうなと思うんです。〆切に追われながら記事書いて、納得のいくクオリティに仕上がらず頭抱えて、それでも投稿を続けることができた、今回の経験が。

この世で一番支えになるのは、結局誰かの受け売りじゃなくて自分自身の体で知ったことですからね。
「やれたかやれていないかの差は天地よりデカい」、友人の言葉ながら至言だと思いました。


①と②に比べて短いですが、言いたいことはこれで十分です。



④で、これからどうする?


今後の動きとしては、初期のペースだった一週間に一度、週末土日の投稿に戻します。
極力自己満足を満たせるクオリティに仕上げたいですが、仮にそうでなくても投稿します。定期的に読みたいという友人と、数少ない常連さんたちの要望に応えるために。

そのうえで、note以外の媒体にもいろいろ挑戦していこうかと思います。さしあたっては、一応は受賞歴のある川柳コンテスト、それ以外の文筆コンテストとかにも手を出していこうかと。
そのあたりの創作をnoteに投稿するかはわかりません。ただ、週イチの記事投稿は死守したうえで、他にも表現の可能性を探ってみたいなと思ったのです。何より、友人がそういうのも読みたいと言っているので。



⑤おわりに(友人のことば)


最後に、リアル友人の原君と、毎日投稿期間中に交わした会話を引用して終えたいと思います。
しんどさのあまり発狂した自分に、原君がとても良いことを言ってくれたので、この場で紹介したいなと。



「あああああもう無理いいいいいいいいい!!ネタなんて出てこないし書く時間も気力もないの、いつも通りニコニコ動画でアイドルマスターの二次創作動画視聴していたいのおおおおおおおおお!!!!!」


「うん、僕もアイマスは好きだし辛さはわかるよ。でもちょっと考えてみて」





「その二次創作を創るのも、楽しいけどしんどいはずだよ。そのしんどさのおかげで、君や他のユーザーは動画を楽しめているんだよ。その作者さんが時間と気力を削ってくれるおかげで、君は生きがいをひとつもらっているんだよ」


「今度は君の番なんだよ。僕と津田沼君と、それとさめじまさん。君がその動画を作ってる人から生きがいをもらってる分、少なくともこの三人に生きがいを提供してもらいたいの」





「誰かひとりにでも生きがいを提供できるって、本当にすごいことじゃない?」




長時間お付き合いいただき、大変にありがとうございました。



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