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継続はチカラになり

今年一年を振り返ろう、とふと思い立ちました。
継続はチカラなり、と言いますが本当にその通りになった一年だったなと今振り返ると思います。
一年を振り返るつもりが、小説を書き続けた日々のまとめての振り返りになってしまいました。

よろしければ、最後までお付き合いください。

好きなものがないと思っていたあの頃の私へ

百度ここ愛という名前で小説を書き始めて、既に3年目ですが、ずっと昔から小説を書くのが好きでした。
小学生の頃から担任との交換ノートに小説を書いていましたし、中学生になってからは友人に教えられたサイトで物語とも妄想ともわからないを書いていました。高校生になってからは学祭の舞台の脚本なども。

今ほどの作品数を書いていたわけではないけれど、ずっと書き続けてきた人生でした。

高校生にもなると大学進学か、就職かの選択肢が出てきます。私は自称進学校に居たのもあって、進学が99.9%、当たり前のように大学進学を選びました。
そこでぶつかった壁が「やりたいことがない」「好きなことがない」でした。

好きなこと、やりたいこと、何の目的もなく生きてきた私に迫られた選択肢。結果から言うと、学費の安い国公立、かつ、実家から通える条件に当てはまる大学なんて数校のみ。その中から、一番合格できそうなレベルの大学を選びました。家族が憧れる学部でもあったので、私自身も少しだけ興味もある学部でした。

なんとかギリギリで合格して、楽しい学生生活を送ることができましたが、また新たな選択肢が現れます。

「どこに就職する?」

大学受験の時と同じ壁がまた立ちはだかります。

「やりたいこと」
「好きなこと」
ってなに?結局、大学生活中も、なにも見つからなかったけど。

お菓子食べるのは好きだし、なんて理由でお菓子会社を受け、友人に着いてきてくれと頼まれて今の会社を受け、なんてふらふら。この仕事に着きたいなんて思いのない私は、一番最初に内定を頂いた今の会社に就職しました。

面接の時に話した内容で今でも覚えていることがあります。

「小説が好きで、自分でも小説を書きます」

創る人間です、と言うとおっと気を引けるんですよね。その頃にはほぼ作品は書いていなかったですし、打算的に考えた答えでした。

大学在学中、新卒の時も、生きることで精一杯で小説を書くことからは遠ざかっていました。「小説を書きます」なんて言ったくせに、1作品も完成させていなかったんです、その時期の私。

結婚して仕事にも慣れ始めたこの頃

久しぶりに書き始めたのが、夏休みが急に2ヶ月もできた時でした。魔法のiらんどのコンテストをたまたま知り、2ヶ月あるし書いてみようかなと思い立ち「百度ここ愛」として作品を作り始めたのが2年前でした。

「百度ここ愛」ではない時期を含めると、小説を書いてる歴自体で言えばもう20年近いんですよね。書いていない、空白期間もありますけれど。

今年になってやっと、妄想コンテストで大賞を頂いたり、マスクに小説が印刷されたり、モノコン2022で大賞をいただいたり、など実がなり始めました。

高校自体からの友人に、喜んで「書いた小説が漫画になるぜ!」なんてラインをした時の返信を思い出すだけで今でもちょっぴり泣きそうになります。

「ずっと書いてたもんねぇ」

返信がきた時には、一人でこっそり泣きました。賞が全てじゃないけれど、今までの自分が認められたようで。

旦那にも胸を張って小説を書いてる、と言えるようになりました。(元々知ってますけどね、書いてること)
楽しく毎日、あれを書こう、このテーマならこんな話だなぁと、書いてる私の横で応援してくれるようにもなりました。

「本当に楽しいんだね、好きでそうやって結果も出るのはいいねー」

と言われた時に、ぴたりと固まりました。

好きです、確かに好きなんです。
書くことが好きです。
お話を作ることが好きです。
読むのも好きです。
小説を書く人たちとお話しするのも好きです。

全部、ちゃんと好きなことじゃん。

好きなことあるじゃん。
ずっと好きで、たとえちょっと離れていても、一生辞められないくらい好きなことあるじゃないか、私。

仕事で疲れていたって、勉強に追われていたって、どんなに辛くたって、すぐにこれ書きたいなって思ってしまう。
こんな作品を作りたいなって思ってしまう。
大好きじゃんか、って気づいたんです。
ずっと、多分変わらず好きだったのに、今更気付きました。

これからの私へ

気づいてからはますます小説を書くことが、小説を書いてる皆さんと交流することが楽しくなりました。

職場でも親しい人には、打ち明けました。小説を趣味で書いてるんだけどね、と。
ペンネームは、まだ言えそうにありませんが、小説を書いてることを打ち明けた人たちにはいつか作品を読ませたいな、なんて思っています。

これからもきっと、私は小説を書くことをやめられません。好きで書き続けるのもありますが、きっとやめられない人です。

これからも悩むことも、葛藤も、苦しいこともきっとたくさんあるとは思いますが、百度ここ愛のお話を読んでいただけたら嬉しいです。
そして、仲良くしていただけたらもっと嬉しいです。

今年一年、百度ここ愛として辛くもあり、楽しくもあり、とてもありがたい一年間でした。
これからもまだまだたくさん書き続けていきますので、どうかよろしくお願いします。


そして、小説を書く、これを読んだ皆さまへ。
色々な場面で言い続けていますが、末長く、お互いに小説書き続けましょうね。
これからも、ずっと読ませてくださいね!

ちょっぴり早いですが、今年一年ありがとうございました。
来年以降も末永くよろしくお願いいたします。


と今年一年の終わりのような文章を書きましたが、クリスマスアドベントカレンダーがまだ控えております。まだまだ、私の今年の活動は終わりませんよ!笑

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