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48個目の『しつもん』

第四十八日目

昨日は、【有名になりたいか?】という事を、訊きました

書くことと関係ないけれど、有名になることを期待して書くことがあるとしたら、それが目的にすり替わってしまわないように気をつけなければなりません

結果として、あなたが有名になったとしても、せいぜい数万人に知られているだけ。。

本当に伝えたい「たった一人」に伝わることのほうが、何百倍も大事なことですよね~

今日の『しつもん』は

【その人が、使っている言葉を使っていますか?】

です

つい難しい用語や、言い回しを使ってしまいがちなことがありますよね?

他に適切な訳語がなくて、しかたなく横文字を使っていることもあります
例えば『コンセプト』とか?!(これは日本語では『概念』と訳されますが、ニュアンスとしては「基本理念」や「基本発想」のほうが、しっくりくるかもしれませんね

また、逆ですが、日本語の『哲学』というのも、英語の philosophy を訳すために創られた言葉ですが、それまで無かった『概念』を表現するのって難しいですよね・・・

できるだけ、相手が使ったことのある、日頃使っている「簡易な言葉」で説明できるにこしたことはないです

人は「言葉で思考」します
その人の中の「思考」に合わせた「言葉遣い」というのは、書き手としては意識しておくべきことでしょう

『相手の中に無い言葉』は、相手には響かない

また、届いたとしてもそれは、違った意味で取られる可能性があります

その人が、使っている言葉はどんな言葉か?
その人の理解できる「概念」はどんなものか?

相手をちゃんと見て、よく観察し、その人の気持ちになってみる。。
これって、なかなか難しいことです

お釈迦様やキリストは、どんな相手にも、その人にわかりやすい喩えや
平易な言葉を使って、諭されていたといいます
凄い言葉を使うから凄い人なのではなく、どんな相手にも合わせることができ、その人が受け取りやすいカタチで届けることができるのが、
本当に凄い人なのだと思います

たまに、あえてなんか凄そうな音の感じで、ハッタリをかますような言い回しをしているのを見かけますが、専門用語が「意味不明」なために迫力が出る効果といえます(ジンクピリチオン効果というそうです)

今日は、ここまで

今日の画像は「空也上人」のはんこ
(お友達の消しゴムハンコ作家 兎知多家(うちたけ)さんの画像から拝借しました)(*^^*)


元の画像は、こんな感じ 「南無阿弥陀仏」の言葉が、一体ずつ仏になっています

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