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自分が幸せならOK

今日はヨガの日だった。
先生に会えるので前の日から楽しみにしていたのだけど、今朝、リアルな夢を見た。それは、ヨガに行こうとしたら、突然海外の友人が訪ねてきて、妹に「私言葉できないから、お姉ちゃんどこか連れてってあげてよ。」と言われたけど、私が友達に「私これからヨガに行くから、ヨガが終わるまでどこかでお茶してて。」と言って、友達の返事を聞く前に目が覚めた、というものだった。友達には会いたいけど、夢でよかった。笑

さて本題。
今日はレッスンの後、先生が釣った魚をお刺身にしてごく少数のリピーターの私たちに食べさせてくれると言われていたので、何が何でも行きたかった。その深層心理が夢に現れたのだろうか。笑

お刺身を食べさせてもらえることを聞いていたし、先生がお酒を飲むことを知っていたので、たまたま家に、田舎から買ってきたサッポロクラシック(北海道限定)の缶ビールがあったので「お礼にこれ渡そう!」と閃いたけど「私だけ渡したら抜け駆けとか思われるかな」とか「先生から下心あると思われたらどうしよう」とかぐるぐる考えて、迷った。

その後もう一回自分の気持ちの深いところまで探ったら「下心はないわけじゃないけど、それよりも自分が美味しいと思うものを好きな人に飲んでもらいたい!」という素直な気持ちに辿り着いて、それなら渡してもいいよね!(何がいいのかわからないけどw)とOKが出せて、家にあった紙袋にビールを入れ、レッスンに向かった。

レッスンの後、お刺身を食べさせてもらって、皆で「おいしいね〜」とか「これ白ワインあったら最高!」とか話をしてて、食いしん坊の私がふと「これ、昆布締めしてもおいしいかも!」と呟いたら、先生もうんうんと反応してくれて、昆布締めを知ってるってことは、それなりの食いしん坊で食べ物の趣味が合いそうだなだとうれしくなった。

まもなく試食会が終わり帰るところで、私はさっと彼にこれどうぞとビールの入った紙袋を渡した。私はビールが北海道限定なことなどを説明しようとしたけど、そんな間もなく彼は紙袋の中を見てそれがビールだと分かった瞬間、それを嬉しそうにぎゅっと抱きしめた。

その後私が「それ、北海道限定なんですけど、のんだことあります?」と聞いたら「普通のサッポロビールは飲んだことあるけど、これは飲んだことないです。」と答えた。

そんな一連のやりとりを部屋の一角でしていたのだけど、私が心配していた「周りからはどう見られるか?」という件については「誰も見てなかった」というオチ。笑 まあそんなものだよね。

私の中では結構な勇気を出しておみやげを渡したのだけど、とにかくビールがうれしかったらしく、とてもうれしそうに受け取ってくれて私もうれしかった。

実はこの間も北海道みやげで有名なお菓子を渡していて、これも食べたことがないと言っていた。結構有名なお菓子なので、これを渡すと大体食べたことある人が多いのだけど、好きな人の初めてのきっかけになれるってうれしいなって思っていた。大人になると、はじめてのことって減ってくるから今回のビールもまたそのきっかけになれてうれしかった。

側から見てれば小学生、いや幼稚園レベルのことだけど、恋愛を拗らせた私には、このくらいから始めていかないと少し、いやとても怖い。

若い頃は「人から見て羨ましがられるようなトレンディドラマ(年代バレるし死語ですねw)みたいな恋愛をしてみたい」とか「結婚するなら3高(これも死語)」とか「乗るなら玉の輿」とか「親に認められる相手と結婚しよう」とか考えてた。これらは完全に他人軸だ。

話は戻り、今日は、
①好きな人が釣って捌いた魚を食べられて
②好きな人の好きなこと(釣り)の話が聞けて
③好きな人と食べ物の趣味が合うかも知れないってことがわかって
④好きな人に小さなプレゼントをしたらサンタクロースからプレゼントをもらった子どものように喜んでくれて笑顔を見れて、
とても幸せだった。

仕事に疲れ、心が荒んでて、会社にたくさん人がいるのに「出会いがない」と連呼していた頃の私に比べれば、幸せじゃない?って。

人によっては「そんなことしたって、相手は1ミリも気付いてないと思うよ」とか「ごはん誘ってみたら?」とか「付き合わないと意味なくない?早く告白したら?」とか言われるかも知れないし、恋愛のセオリーとしてはそれが正解なのかも知れない。

けれど、人がどう思っても、それは人の価値観だから、今、私が幸せを感じられればそれで良くない?って、自分の中で答えが出た。

これでいま私は自分の心のコップを満たせているからいいんだ、と思った。自分が幸せならOKと。

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