■なにをするサークルか 文学が好きな方、詩、小説、エッセイ、自論、なんでもいいです。コーヒーを片手に皆さんが楽しんで話せる環境にしたいのです。また、皆さんの作品を見てみたいそんな所です。 ■どんな人に来てほしいか 誰でも構いません、文学が好きな方、ワイワイ楽しく出来ればそれで構いません。 ■どのように参加してほしいか 世界観丸出しで大丈夫です。個性も見てみたいのです。つまり自由ってことですね。
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シグ
シグが、いつもストックして作っているパスタソースのレシピマガジンです。
シグの気ままな詩です。
智子が心中未遂をしたのは、今から四年前の七月の夜だった。うだるように暑い、望月の夜だった。 智子は僕の幼なじみで、僕の自宅から、向かいにあるコンビニ「ララマート」を右に曲がって、左手にある少し薄汚れたアパートの二階に住んでいた。親はいなかったけど、底抜けに明るくて、ましてや自殺などするような子には見えなかった。 心中の前日、彼女は珍しく家に来て、ご飯を食べて、少しゲームをして、先生の愚痴なんか言ったりして、そうして二十時頃に家に帰った。 去り際に彼女は、
その日は、何やら月がとても綺麗な日だったようで(たしか、ストロベリームーンだとかそんな名前でした)それなら二人で見に行こうという話になりました。 私はせっかくなら静かでよく見える場所でと思いましたから、彼の手を引いて、私の学校の裏山にある小さな湖へ連れていきました。 予想通りというか、誰もいない湖には真っ赤に輝く月だけが大きく輝いて、手を伸ばせば届きそうな程近くに静かに浮かんでいました。 「キレイだね」なんて私が言って、彼が静かに頷いて、それからしばらくボーッと二
拝見 お久しぶりです、お元気ですか? 心身的疲労も比較的落ち着いてきましたのでまた活動を再開しようかと思います 待ってくださっているかはわかりませんが、また細々と投稿して行きます
難しい……日記堂。難しい。
未知の異物、仮称「パンドラ」 突如現れたそれは、海を、山を、森を、大地を、瘴気で染めあげた。 生き残った人類は、仮設大型地下シェルター「アンダーワールド」を建設。 いつかの地上を夢見て、10年の月日が流れた。 ==================== 一ノ話 前夜 ガシャ、 カチャカチャ、 ゴトッ。 油のような匂いが鼻をつく。窓からは光が入らず、小さな電球が薄暗く教室を照らしている。しばらく使われていなかったのだろうか。机の上には、ホコリ
先生の家は、少し田舎だ。都心からバスなら40分、電車ならば30分程の街にある。都会の喧騒はないけれど、田舎のせせらぎもない。都会ではないけれど、田舎でもない。 なんというか、全体的に古いのだ。どこか時代が止まっているみたいで、なんだか懐かしい匂いがする街なのだ。 駄菓子屋には、未だに錆びたタバコの看板なんかがあって、家の周りは、ブロックとかではなく、木の垣根で区切ってある。 先生の住むアパートも例外ではなくて、内装は新築のようにリノベーションされているのだ
今日の私はというと、先生の完成した原稿をチェックしに来たわけで、きちっと仕事モードである。前回のようにダラダラと過ごす訳にはいかないのだが。 予想外も日常で。 天気予報が外れるなどは、日常茶飯事なわけで、予報の晴れは雨に変わり、私のやる気は、憂いに変わった。今日は、少し締まらない。 ところが、ご機嫌斜めな私と打って変わって、今日の先生はというと、少し機嫌がいい。雨は好きなんだとか。理由はよく知らない。上機嫌な先生は、窓枠に座ってタバコを吸っている。
青々と伸びた緑のカーテンから、暖かな光がもれる。窓から吹く風は、カラッとしてて、少し早い夏の香りがする。静かな部屋には、ただ、万年筆が走る音が響いている。カリカリ、っと子気味いい。 机に向かう彼は、実に楽しそうに筆を走らせる。目を隠すほどに伸びた前髪のせいで、あまり表情はわからないのだけれど、雰囲気だけは、とても伝わってくる。 彼の名前は、紙白 岫(かみしろ みさき)。本名なのかは、私にも分からないが、本人は、この名前を気に入っているらしい。小説家で、10年ほど
夕暮れの教室、私はポツンと一人座っていた。窓の外ではサッカー部が練習に励み、汗を流している。どうやら今日はスクワットがメニューらしい。 特別、私はサッカー部のメニューが気になるとか赤点の居残りだとかで教室に残っている訳では無い。 告白。そう私は今日、告白をするのだ。 お相手は一つ上の先輩で、今ちょうど窓の外でスクワットをしている青いユニホームを着た男だ。一目惚れである。ただ、惚れてからというもの特に状況も変わらず、たまに盗み見てはニヤケているといった具
「おい、生きてるか?」 「ああ、なんとかな。クソ、痛え。下半分持っていかれちまった。一思いにやれってんだよな。」 そういうと林檎は、ラップに包まれた断面をさすった。 「一体なんに使われたんだ。」 「それがな、カレーの隠し味とかでよ、俺の半身をミキサーにかけて入れやがった。」 「そうか、それはなんとも。」 それを聞いた俺は少し身震いした。そうしてまた林檎に質問した。 「人参は、、人参はどうした。」 これはあまりに聞き難いものであったし、何よ
変わりに前の三題噺のやつ上げとくわ
執筆が進まない。「日記堂の告白」はちょっと難しいなぁ。
読んでいる君。公のところに置くので、あえて名前は避けますね。君ならここに必ず来るだろうと思って、日記帳を預けました。日記帳と言っても、ただこれだけしか書いていませんが。私の最後の告白です。 きっと君は、いえ、忘れているかもしれませんが、何故私が身を投げたか、今でもわからないでしょう。ましてや、聞いたことも無い男との心中など、理解し難いと思います。 けれど私とて、自殺願望者では無かったのです。ただ、疲弊しきった私は、もう死ぬしかないと考えるまでに、どうしよう
なかなか私生活の忙しさに小説を投稿できておりません。泣きそう笑
コーヒーを一口。満たされた琥珀色の鏡には、ゆらゆらと歪む私の顔が映っていた。机の上の白いお皿にちょこんとマカロンが一つ残っている。 「あ」っと、溜息にも似た声が出た。最近は特にいいことがない。かと言って悪いことがある訳でもないのだけど、ただただ漠然と過ごしていることに、とても憂鬱を感じていた。月曜日から始まり、金曜日に終わる。土曜日、日曜日をダラダラとつかって、また月曜日へ。ルーティンのような、はたまたマニュアルのような、肩身が狭いような、窮屈のような、それでも辛い訳
お久しぶりです 色々ありまして少しおそくなりました ただいまです( ̄▽ ̄)