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美しいパステル画を描くために…照明について

絵にとって”光”の問題は重要です。室内で制作する場合、どのような照明のもとで描くかによって絵の見え方が変わってしまいます。図bを参照して下さい。

©︎TOUICHI WATANABE

ハロゲンランプ
ハロゲンガスが入り、涼しく最も自然光に近い美しい光。宝石、毛皮、レストランの照明に使う。ランプの耐久時間が長い。高熱をもつためスタンド型はない。天井をレール式にすれば移動も可。

©︎TOUICHI WATANABE


レフランプ

集光用。屋内用、屋外用などがある。白熱電球の内側に反射鏡を取り付け、光を効率よく前方に集めるように設計されている。赤味をやや消す。


白熱灯(一般家庭用)

光質に問題はないが赤味が強いので色のバランスをくずす。


蛍光灯

青味の強い蛍光灯は少なくなったが、やはり赤系を美しく見せない。また、自然光と違って光質にきらめき、切れ味がない。影も弱い。


電気スタンド LUXOについて

ノルウェーのデザイナーによって発表され、国際デザイン賞を受賞した。デザイン性、機能性、耐久性に優れている。

©︎TOUICHI WATANABE



花のゆくえ  渡辺籐一

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