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新潟でジャッジ初稼働してきた

久しぶりのnote。やっぱりちょっと間を空けてしまうと全然書けなくなってしまうものですね…。続けねば。

さて、新潟行かれた方はカッコいいユニフォームを着た私とお会いしたかと思いますが、
新潟でボランティアジャッジとして初稼働してきました。

やってみて感じた結論を先に書いてしまうと、良いところもあったし、他の参加方法の方が良い部分もありました。

それを両方書いておくので、
「あー、自分意外とジャッジいいかも」
とか
「俺やっぱ選手でいいかなー」
とか思っていただければ幸いです。

**そもそもジャッジとは **

皆さんジャッジにどのようなイメージを持たれているでしょうか。
難しい裁定に対してペナルティを出す仕事。大体そんなイメージが強いでしょうか。
たしかに最も目立ち、最もジャッジがジャッジらしい行動をするのはその場面かもしれません。
しかし、皆さんがジャッジと関わるのはそこだけでしょうか。

以下にCL新潟当日の私の1日の行動をあげてみます。


こんな感じです。
より上位のジャッジになれば複雑な案件に対応したり、卓につくタイミングもありますが、他のジャッジの方に聞いても最初は誰もがこんな感じだと思います。

簡単だと言いたいわけではありません。
誰でもできると言いたいわけではありません。

ここで言いたいことは、
使っている頭はほとんどイベント運営の頭と同じということです。

ジャッジとは、
ポケモンカードのイベントをより良く運営するという大きなゴールを目指すチームの中で、「ジャッジ」という領域の仕事をする人
なのです。

この説明でなんかピンとくるものがあった人は、ぜひ一緒にジャッジをやりましょう。


**ジャッジのいいところ3つ **

・チームでやるところ

ポケモンカードって基本、個人戦じゃないですか。
チームはありますけど、対戦は常に1人だし、その中でも勝つ人もいるし負ける人もいますよね。
3on3は小さいチームとも言えますが。

対してジャッジは大きなチームです。
スタッフ含めて数百名の人で1つのゴールを目指します。自分の力の足りないところは助けてもらえるし、他の人の足りない力を補うことができます。
それによって得られるものは、強いつながりと、終わったあとの達成感です。つまり美味いビール。
規模は違いますが求めているものは自主イベント運営と同じですね。
私は正直、このためにジャッジをやっています。

これを読んで、プレイヤーは個人だけど自分たちはチームでポケモンカードをしているし、メンバーの喜びも悲しみも達成感も同じように分かち合えるという方、ぜひそのままプレイヤーを頑張ってください。
そのために我々はイベントを作っていますので。

・公式と同じ方向をむけるところ

私、ポケカも大好きだしポケモン大好きなんですよ。
毎日毎日、こんなコンテンツを生み出してくれて本当にありがとうと思ってますし、
何かでその気持ちを伝えられればいいなぁと思ってます。
そういう意味だとジャッジは公式と同じチームで同じ方向を向いて活動できるということが幸せですし、
自分が頑張ってイベントを良くすると、
お客さんがもっとポケモンのこと好きになってくれるじゃないですか。そういうところが好きです。
なので私と同じような気持ちの人、ポケカの知識は一生懸命勉強すれば誰でもつけられるので、ちょっとジャッジしてみません?

・様々な経験ができるところ

上に書いた、大きなチームの一部になることも、他の企業のイメージを背負って仕事することもそうですが、普通に遊んでたり学校行ったり仕事してるだけではできない様々な経験をすることができます。

社会人の人は当たり前にわかると思いますが、あれだけの大きなイベントを運営するには、公式とボランティアジャッジだけではなく、本当に多くの会社や人間が関わっていて、
それぞれが自分の領域の仕事をこなすことでイベントが成立しています。

ジャッジの仕事の中でも、ジャッジや公式だけではなく、外部の様々な立場の人とコミュニケーションをとりながらやっています。
そういったことは、学生や他業種の社会人の方ではなかなか経験できないでしょうし、
一日ジャッジをやってなんの学びも得られずに帰るということはまず無いと思います。

トータルして、ポケモンやポケカが好きでイベントに行っているけど(もしくは行こうと思っているけど)
ただカードをやるだけではなくて広いつながりや普段できない経験をしたいという気持ちがちょっとでもある方は、ぜひ一度検討して見てほしいと思います。

ちなみに、私がジャッジだったのでジャッジの役割の話をしましたが、
ここにあげたメリットはボランティアスタッフという役職でも得ることができますので、ジャッジ資格がないという方はそちらもぜひご検討ください。


**ジャッジの微妙なところ3つ **

・とにかく疲れるところ

私はかなり体力には自信があるし、仕事も立ち仕事なのですが、それでもめっちゃ疲れました。
それは体の疲れだけではなく、普段しない仕事に対する恐怖や緊張からのストレスであったり、
ミスジャッジに対するプレッシャーだったり、(打ち上げでめっちゃ飲んだからだったり)するわけですが、
まぁ、とにかく疲れる。それは間違いないので、趣味なんかで疲れたくねえよっていう人はオススメできません。
私は疲れた方がビールが美味いので大丈夫です。

・参加者と話せないところ

大型大会って普段会えない人と久し振りに会えて嬉しいー!!久し振りー!!
っていう場所じゃないですか。私は大型大会にいつも行けるわけじゃないので、会って話したい人めっちゃいるんですよ。
なんですけど、話せなんですよ。各列に一人ずつくらい話したい人いるのに。
ジャッジが選手に仲良く話しかけるのなんてあり得ないじゃないですか。嫌じゃないですかそんなの。
なので、目線と最小限の挨拶でなんとか言いたいことを伝えるんですけど、
ほんとは「頑張れ!!応援してる!!」って言いたかった。
5分間世間話したかった。
これが一番つらかった。

もちろん休憩はあるんですけど、意外と会えなかった。つら。

・ポケカできないところ

私は自主イベント運営でいつも慣れているのであんまり辛くはないですが、
ジャッジの中にもポケカ大好きな人はもちろんいて、その人たちはめっちゃ辛そうです。
だってポケカするためにポケカ始めたんですもんね。
終わったあとめっちゃ疲れてるのにポケカしてました。

ただ、次回の千葉ではフルタイムとハーフタイムの稼働が選択できるようになっていますので、
翌日に疲れを残したくない方や、ピークタイムだけ働いてあとはポケカしたい人も稼働できるように(仕組み上は)なっています。
もっと柔軟なシフトが組めるような仕組みなれば、上の3つの微妙なところは改善されていくと思います。難しそうですが。


**まとめ **

そんな感じで私の初稼働で感じたことをそのまま書きました。
他の人はまた別の感想を持ったでしょうし、私もまた次は別の感想を持つと思います。

特にジャッジを擁護したいとか勧誘したいとかではなくフラットな目線で書いたつもりです。

私もそのうち普通に参加することもあるでしょうし、そもそもどっちがいいとか決めるものではないですよね。

誰にでもおススメできるものではありませんが、まだまだ発展途上の仕組みです。
たくさんの人が体験してみてたくさんの頭で考えたらもっと良くなりそうな仕組みではあるので、
これを読んでなんとなく面白そうかなーと思った方がもしいれば、一回でいいのでやってみてもらえればなぁと思います。

#ポケカ #ポケモンカード #ジャッジ #イベント #新潟 #CL新潟 #ビール

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