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本気モード

あんた、 そんなに前から三味線に一生懸命だった? ある日、従姉に言われた一言。 そうだよなぁ。 一生懸命じゃなかったな。 「さくらさくら」から始まり13年程、経過した。 そのうち9年はノンビリ・・・いやチンンタラお稽古をしていたかもしれない。 かもしれない。ではなく、していなかった。 が正解。 では、何で一生懸命になったんだろう。と振り返ってみた。         長唄の曲がどうにも身体に馴染まなかった。               一曲が長い。            

    • 叔母のおはぎ

      小豆の声を聴け・・・ 時計に頼るな・・・ おいしゅうなぁれ・・・ 春と秋のお彼岸、お中日にマストなアイテムは【おはぎ】。 正確には【叔母のおはぎ】だ。 我が家のお彼岸には叔母のおはぎがマストアイテムである。 料理上手な叔母が作るおはぎは絶品。 叔母のおはぎ以外、食べたことがない(誇大広告なし) 数回だけ叔母のおはぎ作りを手伝い、いや、見学させてもらったことがある。 仏壇にお供えする仏様仕様のミニおはぎも作る。 これがまた美味しい。 見学者の特権(私調べ)としてミニを試食で

      • 音が重い

        お三味線を弾く。 音が小さい。 原因として考えられること。 撥をおろした時にしかるべき場所にジャストミートしていない。 左指の押さえが弱い。 軽やかに♪なんて調子に乗って、軽やかに撥をおろしちゃう。 ジャストミートも出来ていない分際でこれは分不相応だ。 「もう少し強く弾いてごらん」 見かねた師匠からのアドバイス。 思いっきり力を込めて弾く。 たしかに小さかった音は大きくなった。 でも音が重い。 おもーーーい。 ずっしりとしっかりした音ではない重さ。 どよーんとした、背中に

        • お稽古

          noteを始めた時、食べ物のことを書こうと思ったわけではない。 何か日々のことを記録として残していければと思っていただけだった。 結果、思い浮かぶのは食べ物のことばかり。 食いしん坊バンザイ。 かれこれ13年程、続けているお稽古がある。 それは長唄三味線。 長唄の「な」の字も理解できておらず、ただお三味線が習いたいと思い入門したら、そこは長唄の世界だった。 未だに長唄の「な」も理解できていないかもしれない私。 長唄は奥が深い。 どのジャンルも奥が深いだろう。 私がたまたま

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          自然薯パーティー

          「芋やるけど来る!?」 ここを読んでくださる方には意味不明な言葉だろう。 この一言を秋に聞く喜び。 叔母からの電話が待ち遠しい。 立派な自然薯が叔父宅に届く。 そうすると叔母から電話がかかってくる。 それが上述の一言だ。 名付けて自然薯パーティー。 私が勝手にそう呼んでいる。 パーティーという言葉に相応しい内容だからである。 所狭しと並ぶ大皿の数々。 全て叔母の手料理。 叔母の手料理についてはまたの機会に。 パーティーの主役はもちろん自然薯だ。 巨大すり鉢にたっぷりと入

          自然薯パーティー

          我が家の焼肉

          私の好物は家で食べる母の焼肉。 特に変わり種があるわけではない。 強いて言うなら韓国スタイル。なのか?な? 25年程前、私は彫金工房に勤めていた。 勤めるというよりは修行だったかと。 その修行先の社長、いや、親方が韓国の方と結婚をした。 結婚式を奥様の地元(お国が違っても地元で良いの?)ですることとなり、親方とは旧知の仲である私の母と私は出席することになった。 初めての海外旅行。行先は韓国・釜山。 初めての異国の結婚式。結婚式の記憶が無い。 25年前だから? いや違う、結

          我が家の焼肉

          あんバターパン

          最近、あんバターパンなる物を初めて食べた。 何を今さら感。 従姉の家に向かう途中、手土産にパンでも買って行こうと思いGooglemapで付近を検索。 Googlemapに導かれるまま到着したパン屋さん。 普段の私なら絶対に選択しないであろう天然酵母のパン屋さん。 健康志向は強いくせに玄米だとか天然酵母などといった物を避ける傾向がある。身体に良い物は美味しくないに決まってる!というThe先入観。 付近にパン屋さんが無かったのでこちらのお店に入ってみた。当然ながら豊富

          あんバターパン