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ご飯が炊けるまで

・タイマーをセット。残り48分。早炊き。

・たまには為になる話をしよう。今、熊本が熱いらしい。

・昨日、バイト先の社員さんから聴いて知った話。台湾の半導体工場が熊本にやってくるらしい。当然従業員もやってくるし、周りに商業施設も建てるしでビジネスチャンス到来。熊本は地価と賃金が上昇しているとか。
 いまいち半導体が何か分かってないんだよな。調べよう。

・「半導体は導体と絶縁体 両方の性質を併せ持つ♥」ということらしい。(違うかも)

・デジタル化が推進されるにつれて需要が高まっているものなのかな。名前だけは知ってるけど、何が半なのか知らなかったので参考になった。

・講義でニセコの話は勉強していたので、観光面でアツいのかなと思ったらそうでないことにびっくり。確かに土地が余っているなら工場を誘致するのも地方創生になり得るのだろう。

・全くの専門外の話だと筆が進まないので、ニュースの話はひとまずここまで。

・今日も寒い。図書館に行こうと思ったら入試でお休みだった。そうだった。仕方なくコンビニでプリント。それから何か温かいものを買おうと物色。トマトのスープを買った。今思い返したら、家に味噌汁があったから買わなくて良かった。ライブ感で生きている。

・人と話したい欲が高まっているけれど、実際に会うとそんなに話さないんだろうな、と思う。最近気がついたことだけど、人と接する上でもう少しテンションを上げていかないといけないかもしれない。特に初対面レベルの人に。難しい。

・あきやまえんま「のあ先輩はともだち。」面白い。地雷系バリキャリ先輩と無気力系後輩のおともだちコメディ。のあ先輩の気持ちが分かる部分がそこそこあるので、共感する部分があって最新話まで読んでしまった。ラブコメディではなく、あくまで「ともだち」を維持するので、これからどうなるのかが凄く気になる。

・最近は「いずれ結ばれるんだよな。(後方彼女面)」みたいな作品が多いし、売れている気がする。その方が安心だし、辛さが少ないんだろうなと思う。もちろん、ヒロイン(ヒーロー)が沢山出てくるラブコメもあるけれど、前に書いた方が主流になりつつあるのかな。多少の恋敵は居ても、あくまで二人の恋が主流みたいな。もしかしたら、ネットでの受けと紙面での受けは違うのかもしれない。購買層が違うことも考えられる。
 私も『ニセコイ』で鶫誠士郎が恋破れる場面を読んだ時はショックだった。最初から分かってはいた。メイン格では無いし。でも、それじゃあ唯の駒じゃないかと思ってしまった。あんまりヒロインが多いと、それだけ不幸が描写されるキャラが多いわけで。うーん、となる。

・ただ、これは私の属性による見方でもある。ヒーロー側に感情移入する人だったら、ヒロインは多くて良いのかもしれない。それか、ヒロインは多くても上手く読者の気分を下げないような終わり方が必要になるだろう。

・その点を、中村力斗/野澤ゆき子『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』は解決している。ヒロインが100人いて、ヒーローは全員と同時に付き合う。とんでもない設定なのだが、彼女が増える度に話が騒がしくなって面白い。これは読者の許容範囲というか、ラブコメの定義をぶっ壊した作品かもしれない。ギャグに振り切っている面もあるから受け入れられやすいのだかも。

・話を戻す。1対1の構図は安心感もあるし、何より「この人しかいないという強い想い」みたいなのが醸成されていく過程や感情そのものがウケているのかも。X(旧Twitter)を見ても、二人の恋を画像リプで応援している人をよく見る。敬愛する森見先生も作中でこう言っている。

成就した恋ほど語るに値しないものはない。

p.393 森見登美彦『四畳半神話大系』(角川文庫)

・これも勝手な推測だが、強く惹かれ合う二人への憧れもあるのかもしれない。お金や見た目ではなく、心に惹かれ合う物語への憧れ。皆心が傷ついていたり、疲れていたりするから物語の中では尊いものを見たくなるのかな。

・まぁ、一概には言えないけれど、Web配信と紙面ではターゲット層が変わってくるのはある気がする。

・高松美咲『スキップとローファー』も色々と恋模様はあるけれど、恋を主軸に置いていない。青春モノにしては結構珍しいと思う。何故なら、話が動かしにくいから。バトルでも無いし、ギャグでもない、でも恋は入れて、っていうの難しくないだろうか。その点を高松先生は繊細な人間関係を描くことで話を盛り上げている。恋を扱いつつ、恋を前に出させすぎない技量。青春をテーマにした作品では群を抜いて面白い作品だと思う。

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