赤りんご

譲 トライアングル 求 ジャングルジム

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マガジン

  • 5分日記

    23時55分から5分間だけ書く日記です。例外アリ

  • 読書と平凡な日常

    本の紹介と感想、そこから選出したテーマによるエッセイをほぼ毎日書きます!!!!

最近の記事

ものすごく遠くて、ありえないほど近い

・愛犬に泣きついてみたが、そしらぬ顔でペロペロと手を舐められた。 ・動物病院へ。診察台でお医者さん2人がかりで抑えられながら暴れるワンコは、さながらギリシャ神話の彫刻のようだった。その姿をじっと見ながら私はラオコーン像を思い出していた。言葉の通じないよく知らない生命体によく分からないけど痛い注射をされるのは恐い。よく頑張って偉かった。 ・車は好きらしく、私の膝の上で車窓からの景色をキョロキョロ眺めていた。その目に世界はどう映っているんだろう、と気になった。 ・帰省してい

    • 夢現鹿唐突

      ・奈良には鹿がいる。それは奈良県民には当たり前のことだ。でも、それは奈良駅周辺の話で、奈良駅から数駅離れるとぱったりその姿を見ることは無くなる。というのが、これまでの私の常識で、居たとしても会うことは無いと思っていたのだが。実家の周りを散歩する私の目の前に、鹿が現れた。 ・住宅街の十字路を右手から鹿が横切ってきた。え?一瞬脳が動きを止める。どこからどう見ても鹿。鹿。綺麗に切られた角はその鹿が牡鹿だと示していた。奈良公園からわざわざやってきたのだろうか。それだけなら何となく受

      • 心救われた旅

        ・約一週間前。就活で心がオワタになっていた私だが、今は何とか持ち直した。日記もちょっと書けていなかった。これから就活を引き続き頑張るつもりだ。 ・いつか就活を終えた私が笑って読むことを祈って、心救われた旅について書こうと思う。 ・27,28と地元から幼馴染が遊びに来ることになっていた。目的はAdoのLive。見たいと言っていたので、私がチケットを取ったのだ。 ・東京駅で待ち合わせ。会うのは約半年振り。それでも昨日も会ったかの様なテンションで話す。きっと色んな経験をしてお

        • カナリアは鳴き止まない

          ・その昔、鉱山では人体に有害な気体を検知するためにカナリアを用いたという。カナリアはそうしたものに敏感で感知すると鳴き止む(or死ぬ)のだとか。 ・スマホで音楽をかけながら電話を待つ私はそんなことを思い出していた。音楽が止まれば電話がかかってくる。この作業がカナリアを持って坑道を進む坑夫と重なった。 ・どちらもカナリアが鳴き止むことで本来の目的が果たされる。残念ながら、私のカナリアは鳴き続けていた。 ・どうしようか。昨日の私が今日の私のために書いた日記を読んだけれど、遠

        ものすごく遠くて、ありえないほど近い

        マガジン

        • 5分日記
          19本
        • 読書と平凡な日常
          46本

        記事

          明日の日記

          ・明日の私がこの日記を読むだろうから……という前置きはさっき書いた記事でやったか。何か書き足りないのと、あそこにそのまま続きを書くのも違うかなと思うので、これを書いている。 ・朝から正体不明の腹痛がしているのによく頑張った。昨日食べたトンカツが赤かったから……?まぁ違うと思うけど、今、お腹は空いてるけど何も食べたくない状態になっている。胃薬を買っておくべきだった。 ・親が私と全然違う性格だから話していると、そういう視点もあるか、となる。サバサバしている。いつも何かしら後悔

          明日の日記

          良いことを記録する日

          ・濃い霧が立ちこめている。 ・きっと明日の私がこの日記を読むだろうから、今日あったいいこと/いいことしたことを書いていくぜ。元気だしな~!! ・早起きできた。 ・電車で座って揺られて資料を読む。顔を上げるとおばあちゃんが立っていた。顔を上げなければ気にならなかったんだけど、一度目に止まると仕方ない。行動コマンドに「席を譲る」が入った。一度選択肢がちらつくと耐えられないタイプなので、席を譲る。こういう時、大抵断られるのだが成功。少し離れた所に移動して見ていると、おばあちゃ

          良いことを記録する日

          タワーオブテラーが恐い人/フィクション作品における大人

          ・タワーオブテラーのてっぺんで一瞬止まった時位の冷や汗をかいている。あれ、めっちゃ恐い。ホテルを案内されてたら、いきなりめっちゃデカいベンチが現れて、そこに皆座り出す。「え、いや、まさかね。これって、あれでしょ。高いところから落ちる奴なんだから、こんな椅子じゃ、ねぇ?ねぇ!!」心の叫びも虚しく、メチャデカベンチは上昇していく。ホテルの歴史とか、喋る石像とかはどうでもいい。いや、良くない。この石像の話が終わると落下するのは何となく分かる。だから、これは形を変えたカウントダウンと

          タワーオブテラーが恐い人/フィクション作品における大人

          水滴石穿

          ・今日はすでに日記を書いたけど、内容がアレだったのでボツになった。 ・書くこともないし苦しいのだが、私が大切にしている言葉を載せようかな。 水滴石穿 ・一滴一滴の水滴もいずれ石に穴を開ける。小さな努力の積み重ねを説いた言葉だ。 ・努力苦手過ぎてこの言葉を心に留めている。 ・10年くらい通った硬筆の先生にも、辞める時に色紙に書いてもらった。今も玄関に飾っている。 ・あともう一踏ん張り。もう一踏ん張り努力して、頑張ろう。頑張ろう!!頑張ろう!! ・頑張ります!!頑張

          大人と子ども、ハンバーグを食べる時間

          ・今日は何か喉が気持ち悪い。不快感が形となって喉に現れている。昨日は早く寝て、10時間くらい寝たのに形を変えて不調が続いている。黄砂とかなのだろうか。季節の変わり目はいつも体調を崩してしまう。昔の名残だ。明日は元気な筈。 ・バイト先で社員さんがNHKスペシャルの話をしてくれた。大人と子どもで感じる時間の長さが違うのは、ときめきの有無らしい。例えば、ハンバーグを食べる時も、子どもは味や食べ方を考える。しかし、大人はある程度理解しているのでそこまで感動も無く食べる。そこに体験す

          大人と子ども、ハンバーグを食べる時間

          名探偵コナン 100万ドルの五稜星

          ・パソコン台を持ち上げようとした指が、よく分からない突起に引っかかって出血した。昨日から微妙に調子が振るわない気がする。身体も心も疲れている。 ・昨日、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を見た。劇場で見ると音と光が凄かった。メインテーマが流れるクライマックス、毎回良いなと思う。前作はヒリヒリする感じだったが、今回は割としっとりした感じだった。 (ここから微ネタバレかもしれません。犯人とかは言いません。) ・意志を継承する者を描いていた。父あるいは友人の意志。特に、も

          名探偵コナン 100万ドルの五稜星

          めちゃ暑いからアイスを買ってしまうのは不可抗力

          ・夏。空も青いし、道路は工事してるし、デカめの蜂も飛んでいる。 ・卒業単位は足りていると思っているけれど、ちょっと怖いので音楽の授業を取った。久々に座る大学の講堂。誰かと一緒に取れば良かったなと思いつつ、講義を受ける。勉強してる~って感じだ。そうだ、大学って確かにこういう感じだった。  オペラはイタリア語で「作品」という意味らしい。じゃあオペラグラスは作品メガネ?  教会音楽が支配していた時代から派生して、オペラは生まれたのだという。教会音楽は「神々に向けた音楽」で、オペラ

          めちゃ暑いからアイスを買ってしまうのは不可抗力

          掃除用品を買うと掃除した気になる

          ・あっつい。コンロで言う所の中火。適当にコンロいじった時の火力が出ている。一年の半分くらいめっちゃ暑い日があるの怖すぎる。その原因が太陽とかいうバカデカいアッツい塊がかなり遠くにあるから。っていうのも怖い。太陽に意志があったらビクビクしないといけない。無くて良かった。 ・部屋の汚れが目立ってきたので掃除をした。ドラッグストアによって、キッチンの汚れを拭くやつとか、カーペットのハウスダストを固める奴とかを買ってきた。掃除用品って買うだけで掃除した気になる。  掃除をすると頭の

          掃除用品を買うと掃除した気になる

          ミュンヒハウゼン男爵

          ・話術を上げるには、童話を読み聞かせしてみるといいらしい。そんな情報を目にした私は、せっせと簡単な童話を探していた。 ・そこで見つけたのがミュンヒハウゼン男爵、通称“ほら吹き男爵”の冒険譚。読み上げると2分間くらい。何か癖になるので、是非呼んでみて欲しい。  流れは以下の通り  ○自己紹介  ○ほら吹き男爵と呼ばれる所以(面白過ぎてほらだと思われている。)  ○今日は○○の話がいいかな。  ○内容  ○次の話はまたの機会に、という振り ・どう考えても嘘の話過ぎて、「ほら吹

          ミュンヒハウゼン男爵

          醤油

          ・スーパーの脇に設置されたテーブルに三人の学生が座っていた。見た感じ、中学生。春休みの宿題をやっているのだろうか、机の上には参考書が並んでいる。そして水分補給用のお茶、お茶、醤油。何故かテーブルの上には、お茶と並んで醤油が置かれていた。何故……?  スーパーが横にあるから、どこで買ったかはすぐに分かる。でも、何故?お母さんかお父さんに頼まれたのか?不思議だ。もしかしたら私が知らないだけで、醤油を買うという行為が流行っているのか?

          雨たちまちビニール傘

          ・ちょっとお出かけ。電車を降りて改札を出ると土砂降りだった。何故……??お出かけ時の相棒Yahoo!天気は「曇りのち晴れ」と言っている。私はやっぱり雨男なのか?? ・いつまでも駅にいられないので、近くのドラッグストアで傘を買う。ふけば飛びそうなビニール傘をさして店を出る。道路を挟んで向かい側の改札口には、突然の雨に立ち往生している人でいっぱいだった。その人達は、信号が青になると、私が出て来た店へと入っていった。今日はきっとビニール傘がよく売れる日だ。周りを見ても透明な傘がち

          雨たちまちビニール傘

          文章を読み返して写真を眺める

          ・昨日の日記はそこそこ読まれてびっくりした。みんな、花見したのかな。  ただ、読んだ回数なら私が一番多いだろう。昨日の自分が何を書いていて、何を考えていたのか。次の日になって必ず読み返して思い出す。もちろん私は連続的だけど、考えが変わっていることもある。日記を積み重ね、更新する意味はここにある。自分の思考のグラデーションというか、流れを見る事ができる気がする。 ・脱線。そういう話がしたい訳ではなかった。楽しい思い出であれば、日記にはその時の感情がノっている。読み直すと、その

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