MBAホルダーが薦める絵本2000選(35冊目)
【題名】バーナムの骨―ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語
【作者】トレイシー・E. ファーン (著), ボリス クリコフ (イラスト), Tracey E. Fern (原著), & 2 その他
【評価】★★★★☆(75点)
【感想・寸評】
1,恐竜大好きバーナムの伝記絵本
子供たちが、恐竜大好きなので手とった本です。ティラノサウルスの全身骨格を発掘したバーナム・ブラウンさんの本です。あとがきに詳しく描かれていますが、自伝を出さず論文をバシバシ書くようなタイプでもなかったので、謎な事が多い方みたいです。家族の誰がサーカスが好きだったのか、正装して発掘現場に行っていたのはなぜか?
この本は、伝記絵本なので、読み聞かせするには、説明が多くてちょと辛い部分がありますが、恐竜好きのお子さんなら、なんとかついてこれるのではないでしょうか?!ちょっと渋めの75点にしたのは読み聞かせに向かない部分です。
一方で、現代において、多くの化石を見ることができ、かつ恐竜時代の研究が進んでいる事に対して、バーナム氏の貢献は疑う余地は無く、非常に興味深く読むことができました。
2,Tレックスの頭蓋骨を見つけた夜に
発掘現場近くの大牧場主の屋敷で、タンゴとツーステップを夜中まで踊りまくったそうです。ティーレックスの影と踊る絵が描かれていますが、めちゃくちゃ嬉しかったんでしょうね。彼のおちゃめな性格の一部を読み取ることができます。
ツーステップについて動画を見てみましたが、ノリノリで反復運動。。。。一晩中踊っていたら、疲れ果てそう。
化石掘りに一種のロマンを感じます。半分は運でしょうし、半分は執念の世界。いや、そんなことを言ったらバーナム氏に失礼ですね。彼は地質を調べて、調査しまくり、話をききまくって、化石を掘り当てているので、半分は学術的な裏付けで、半分は運、といったところでしょうか。化石を運ぶ道すがら、珍しい植物や古代ワニの骨格4体を見つけるなど、何か持っていることは間違いないですね(笑)
3,アメリカ自然博物館に行きたい!!!
映画、ナイトミュージアムの舞台にもなった、アメリカ自然博物館が、バーナムのホームです。
一日中、いや2~3日入り浸りですね!入場料33ドルですって。
と、思って調べていたら、バーチャルツアーを発見!
これ、すごいです!!!!是非、ご覧くださいまし!!行きたくなりました!!死ぬまでに絶対にいくと、心に誓った今日このごろ。
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