清州の深慮

清州の深慮

戦国ジャズ
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※試聴版。オリジナル版(04:46)は購入後に視聴可能。

池田恒興さまへ贈るセカンドライン。
My Favorite Sengoku~柏木のお気に入り~

清州の深慮 作詞・作曲 柏木白泥

主君との別れが

斯くの如くであろうとは

予見することなど

叶う筈もなかったわ

折しも畿内に在りて

敵討ちに与して

その無念を晴らせたるは

僥倖と言わねばならぬやも知れぬ

人間五十年

それも定めか

来たる日々の中に

重臣として在りしこと

難しき仕儀であれ

しかとやり遂げねばならぬ

未だ定まらぬ天下の

行方の一端さえ

握りしわが掌

誰と手を握り未来を描くべきか

義のみではなく

利のみではなく

理のみでもなく見極めねばな

仲だけではなく

群像だけではなく

情の深きを以て主家を助けん

功の在り処は羽柴が元じゃ

道に照らせば主張も然り

迷いの中に得た了見こそ

後の天下を定むる儀に一助となりて

足らぬ理屈は至らぬ理屈

足らぬ見識は至らぬ見識

人を支えて生きるの身こそ

人として優しく在らねば

赤子なりとも主人となりし

君が為を一心に想う

その軸たるを大事とすればこそ

他者と和として関係を築けと

その振る舞いこそ

人としての本義であるぞと

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