鬼の素顔 [島津義弘]・ピアノ譜

島津義弘さまが戦国ジャズ、
「鬼の素顔」のピアノ譜を置いておきますね。

よかったら、お家で弾き語りなどしてみたり、
うまくいったらYoutubeなんかに動画でupしてみてください。

ご報告いただければ、観に伺います。


参考音源はこちら。

歌詞はこちら。

弛まぬ武勇と磨いた気骨

それを両輪に据えながら

哀しみ深き世を切り拓いて行く

四兄弟の次男坊

痛みも苦しみも触れて生きてきた

それらを無くす術や有らん

まだ叶わぬことと弁えながら

必ずやと求め続ける

慕われて情を返す

それが皆々に伝われば

諍いなどは生まれようもない

常々心掛け明日へ向かう

強き勢は彼に従い

数多の敵を破り続けた

情愛を以て報いるは

鬼と呼ばれた者の素顔

郷土の為と立ち上がる意志

意地も矜持も事に足りず

また有るのは世を慈しむ心

惟を新たに弁えた

失くするも保てるも

戦の世なれば儘ならぬ

せめてただ勇ましからん

遺された者らと生き抜かん

やがて島津の武者達への

試練としての大戦がある

情けの遣り場に困る程の

地獄を駆けるような退き口

ひとつきり命を抱え

八十余と息も絶え絶えに

眺めた天地如何な色かと

慮れど灰の彼方はいまだ覗けず

過ぎた春秋の数を

ひとつひとつ数えて葬いながら

空を睨んだ


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