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百八の煩悩 二十煩悩目

長らくあけておりまして申し訳
絵を描く事に飽きて、アーティスト風に言うと
スランプになりまして
そしたら、文書を書いてみようと始めて
嬉しい事に絵の方が活発になりまして
煩悩から離れておりました
マイペースに百八までやりますゆえ
よろしくお願い致します。

東村でひょんな縁から
私の個展をやらして頂く事になりまして
何者でもない私に至れり尽くせりの待遇にて
感謝感謝です。

十数年前まで売れてないアーティストは
ゴミみたいな存在でございまして
バンド時代、なかなかの悪待遇をくらってました
ギャラなんて無いのなんて当たり前
準備からセッティング全てやっても
交通費どころか弁当一つ無し
場所を提供してもらえるだけありがたいと思え精神
盛り上がりや集客がイマイチなら
「はい、お疲れ」で終わり
そんな時代でございました

アーティスト=遊んでるだけのプータロー
それが世間のイメージでした

もちろん有名になれば手のひら返し
金になるプータローか
金にならないプータローか
そんなもんでございます

しかし、世の中あれから十数年
だいぶ変わってきました
アートの大事さが認識されてきたというか
SNSのおかげでしょう
見映えが大事のこの時代に
売れている物ではなくて
誰も知らない事が最上級で
それを自分が知っているかのように
自分を際立つ為の物が重要になる

言い方でマイナスに捉えがちだが
この認識の違いは非常に良い
売れてる現物主義ではなく
自分の好み優先の個人主義

良いものは良い

その価値は自分が決める
アートは世界で一点物
何者でも無い私の作品でもこの世でここにひとつしかないのだ
「いくらで売ってるの?」聞かれる
私は強気の値段にしている
それで引く人はいっぱいいるし
鼻で笑う人もいっぱいる

この先すごい勢いで世の中の当たり前は変化する
価値というものがガラリと変わる
確信している
ガラリと変わった世の中後
私はこうして今、いいねと言ってくれる人を大事にしたい。
あなたの見る目は間違ってなかったよと言う上目線ではなく
あなたの見る目に救われたんだと
価値をつけてくれてありがとう

そして、世界が気づいてくれたなら
もう一度ここに恩返しをしたい
良いもの作れる良い人間であり続けるように
良き人間に良き世界で生きていきたい

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