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百八の煩悩 十四煩悩目

感性と感覚だけで生きてきたので
理屈と屁理屈を語る奴が嫌い
ゴチャゴチャ言う前にやれやって思う
才能無いやつ程、語りたがるし
若い奴に説いたがる
本物は見て感じろと言う

自分なりに
片足ぐらいは第一線には入ってたと思う
その近辺には本物や才能がいっぱいいた
やっぱり本物から話を聞くだけでも刺激になる
20代で若かったし色々な話しを聞けた
色んな分野の才能の人達の話しを聞いてて
皆一緒なのは

本気でやる 

どんな才能や地位にいても
全員、本気でやっていた
もう笑っちゃうぐらい全部本気でやるから
こっちも一生懸命本気でついていく
どんな小さい事でもフルでやるから
「いやーそこはいいんじゃないっすか」と思っちゃう、多分そこが一流と二流の別れ目で
無駄な作業だと思ってた事が
後々に無駄じゃない事になり繋がったりする
一方で、やらないものは一切やらない
「それは、どういう理由で分けるんですか?」
と聞くと
「なんとなく」としか答えない
教える必要もないし、本当に感覚だけもある
恐らく、本物は本気でやってるから
その見極めの鼻が効くんだろう

あと本物中の本物は感覚だけ
話を聞いても殆ど宇宙人
でも、なんとなくわかるんだ
周りが?マークの中で
多分、こういう事を言っていると思っても
確かにそれを言語化出来ない
そしてそれを体現する
それを見て「おぉそういう風に表現するんだ」と感動するのだ

準備や下調べにも余念が無くて
自分なりに考えて調べていっても
全然足りなかったりする
次こそはと更に広げて時間をかけて調べていっても
まだ甘かったりする
次は、足も使って時間と行動としっかり使って調べに調べてようやくスタート地点だった
これを毎回やるのかと改めて勉強になった

そこまで本気でやって、ようやく
人が感動したり楽しんだり出来る最低限の
あとはその時のパフォーマンス
どれだけ表現出来るか
本気で準備や練習を重ねる事によって
本番で自分の限界以上のパフォーマンスが出来るのである

それが、第一線の当たり前だった

でも売れるか売れないか
注目されるかされないかは運次第
甘い世界じゃないよ

努力は結果に繋がるなんてそんな甘いもんじゃない
努力で成功するなら、世界は成功者だらけだ
四流、五流ほど、努力しろという
その努力の仕方を教えず
何故ならそいつらも努力の仕方がわからないから

一流ほど、努力なんてしてないという
やるべき事をやっているだけ、と

地元に帰った時に
地元のエンターテイメントのレベルの低さに驚いた
なんにもなれなかった者が
何かを成し遂げた風にデカい顔でのさばり
レベルを落としていた
あまりにもわかってる風に言うもんだから
プロフィールを見たら
見たことも聞いたこともないような経歴
全然知らない団体に所属
詐欺師かな?思うぐらい知らなかった
まぁほぼ詐欺師みたいな無能な奴だったが
そういう尻軽無能がホイホイと仕事をとっていく
それなりにこなす訳でもなく
大きな声だけで乗り切れる程、いくら田舎でも甘い世界じゃない

YouTuberを皮切りに
そういうのが増えてきた
才能ではなく
それなりにこなせる奴が台頭してくる
なので浮き沈みが激しい
メッキが剥がれではなく、そもそもメッキがない
見せかけだけで浮いてしまう
エンターテイメントに気付けない
手軽で簡単に発信出来てしまった為に 
見る側の質が落ちてるのもある気がする

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