1.プライドの高い童貞

私はプライドが高い。

普段は、プライドの高さを隠すため、わざとマウントを取られに行っている。

この文章から、もう既にプライドが高い事を感じとれるだろう。

しかし、僕は常に周りに高圧的に接しているわけではない。

先述した通り、「マウントを取られ」に行っているのである。

私は、学生時代に「迎合」というものを覚えた。

これを覚えると、人間関係がとにかく楽になる。

周りを見て、気の利いた事を言うだけで、楽にポジションを取れる。

それは、正しさ よりも、コミュニティにとって最適か が重要だった。

このスキルは、学生でも社会人になっても役に立つ。

一見、自分に意見が無い 無能 だと思われがちだが、そうではない。

その組織が成果を求めていれば、私は成果を上げる事に集中するのだ。

言うなれば迎合とは、
そのコミュニティにとっての最適解を
構成員と一緒に築く事 だと考えている。

各言う私も、職場で所長と近い距離で、
居心地の良い関係値を築き、
仕事でも成果を上げて、
まあ文句のない部下として、過ごしてきたつもりだ。

ここで言う所のプライドの高さとは、「自分の考えが正しい」と主張したいのではない。

私のプライドとは、「童貞な僕でも、陽キャ以上のバリューを出せる」という事である。

書いていて思った、なんてダサいんだろうと。

幾ら学生時代にうらやましかったからと言って、目の敵にするのはお門違い。

分かっていても、負けたくないのである。

それは、社会に出たら、稼ぐ人が評価される、と諭されても、私の心は穏やかにはならない。

私の敵は、過去の自分と陽キャであり、私の味方は、童貞の心である。

何を書いているか分からなくなったが、

1つわかっているのは、

私は陽キャに負けたくない、

1人の童貞なのである。

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