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エクアドル旅行記 11日目/12日間 グアヤキル

エクアドルで過ごす最終日は友人Sちゃんの家で朝を迎えた。身支度をしてSちゃんの車に乗って、ちょっと遅めの朝ご飯を食べに外出。めちゃめちゃボリューミーなハムとチーズのサンドイッチと、たっぷりのカフェラテ。固めのパンで顎を使った。美味しかった。

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ドライブしながらSちゃんが街を案内してくれた。エクアドルは植民地だった時代があるので独立に関連する像が街中にある。建物や文化に植民地時代の歴史は染み込むのだろうと思う。その土地に元来住む人々にとってそういった浸食はどれほどの苦痛を与えたのかと、日本で能天気に過ごす私は考えてしまうのであった。

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太陽光が降り注ぐ暑い中、イグアナ公園へ。グリーンイグアナが餌付けされていてうじゃうじゃいる。午前中は体温が低くイグアナたちが活発ではないので、午後に行くのが良いそう。あまり人を怖がる様子はないから簡単に近づけるが、背中のとげは鋭く、爪は木をよじ登られるくらいしっかりしているので、近づきすぎには要注意。

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エクアドルで3回目の来店となるSweet&Coffeeへ。本当にコーヒーが美味しい。カカオ生産国だから新鮮さが違うのかなぁ。日本にもぜひ進出して頂きたい。ブラックコーヒーと甘いチョコケーキの組み合わせは抜群だった。

Sちゃんとカフェで色んな話をした。将来こんなことを成し遂げる!みたいな大きい夢があるわけではなく、着実に今目の前にある今すべきことを選びながら進んできた日々がお互いにある。考え方も違うし、育った環境も違うし、働く環境も違うし、なんなら住んでいる国さえ違う。たまたま同じ日に誕生した二人が全く異なる人生を歩みながらも、小学校で出会い、またこうして出会った。人生とは、出会いとは面白いなぁと思う。大切にしたいと思う。

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帰りは深夜便だったのでSちゃんの家に戻って軽食を食べ、お風呂を貸してもらい、夜も遅いのに空港まで送ってもらった。至れり尽くせりだ。
Sちゃんは近々日本に一時帰国することが決まっていたので、今生の別れみたいにはならなかったけれど、寂しい気持ちで何度も振り返り手を振りながら別れた。ありがとう。

長い移動日の始まりだ。

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