見出し画像

まずはやさしい、具体的なことから学ぶ

(書き下し文)
子(し)貢(こう)曰(いわ)く、夫(ふう)子(し)の文(ぶん)章(しょう)は、得(え)て聞(き)く可(べ)きなり。夫(ふう)子(し)の性(せい)と天道(てんどう)とを言(い)うは、得(え)て聞(き)く可(べ)からざるなり。

(現代語訳)
子(し)貢(こう)が言うよう、「先生の御徳(おんとく)は一言(いちげん)一行(いっこう)の上で常に拝聴拝見し得たが、先生の人性論と天道論とはなかなかうかがえないところであった。そのご講義を今日承(うけたまわ)って、欣(きん)喜(き)感激の極(きょく)だ。」

(思い)
実生活における具体的なことは師匠から教えてもらうのは良し。
が、運命や天の道などは自身の経験を通して、その意味を自分で解釈してからでないと見えてこない。
私の場合は、先にこちらを感じて、論語を学び始めました。
いずれにしても、学ぶという姿勢が重要なのであり、何をどのように学ぶというのは二の次であると思うのです。
こうして孔子先生の教えを学ぶことが出来るのも感謝です。ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?