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謎解きの旅に行こうと思ったキッカケ

突然ですが、わたしはくせ毛です。
ずっと伸ばしてくくって収めていた髪を、一年前に切りました。
田舎の美容室(でもオシャレなお店でくせ毛も切れます!っていうところ)で切ってもらったら梳かれすぎてどうにもならず、この一年は髪に悩まされてきました。

9月に思いきって大阪の美容室に行きました。
ついでに主人も連れて、和歌山のゆの里、奈良の岡寺に行きました。
次も大阪の美容室に行くつもりでいたけれど、京都にもくせ毛を切る美容師さんがいるとの情報が入って、12月に行ってきました。
主人を待たせるのが悪かったので、今回は一人で。
美容室の近くに叔母の家があったので、20年ぶりに叔母といとこにも会ってきました。
行きの車中で、たまたま出てきた江島直子さんのYouTubeを聞いていました。
龍が成長すると麒麟になると話していましたが、画面を見ずに運転していたので、龍がキリンになるのか⁈ってビックリ(爆笑)
麒麟ビールの麒麟だと知って納得しました。

そんな話は忘れて、叔母といとこと楽しくおしゃべり。
お昼にはお寿司を取ってくれてて、3時間ほど過ごしましたが20年という期間を埋めることは出来ませんでした。

美容室の予約の時間になって、美容師さんと初対面。
長身の、まだ20代の若い男性でした。
とても丁寧な接客。
あっという間に3時間経っていました。
彼はビダルサスーンで修行をしていたそう。
突然のグローバルな話に驚いた。
ビダルサスーンって…テレビでシャンプーとかそういうCMでよく聞くけど、どこの国だっけ?
答えはイギリス。
外国で働きたいという夢があって、ビダルサスーンにいたけど、ビザの手続きのために一時帰国していたら、その間にコロナが流行って戻れなくなってしまったのだと話してくれました。

わたしはもともと、東京の美容室に行きたいと思ってました。
東京に行くには時間もお金もかかる。
それに今住んでいるところから東京に行くには、どう行ったらいいのか?考えただけで気が遠くなったので、ひとまず大阪行って、もう少し近い京都にしたのです。

この美容師さんのインスタを見ていたら、東京の美容室と関係がありそうな感じもあったので来たのですが…
「店長が向こうに行ったので話しますが…」と内緒の話を始めてくれました。

わたしが行きたいと思っていた東京の美容室には彼のお姉さんが通っていて、彼に会うたびに「見て!」って髪を見せてきたのだそうです。
お姉さんはくせ毛で、その切り方を見てもらいたかったようです。
東京の美容室では自分の弟が美容師だということを話していなかったそうですが、そこのオーナーさんが今度京都店を出したいと思っているけど誰か美容師がいないかと話題を出されたようでした。
それなら弟が!っていうことで紹介し、3回しか会ってないのにあれよあれよという間に話が進み、京都店の物件を探しているところだと教えてくれました。

東京に行かなくても京都に来てくれるなんてっっ!
東京の美容室はニューヨークにもお店があるので、もしかしたらいつかニューヨークで働くことも出来るかもしれない…という夢の展望も続きました。

す、すごい話ーーーー!
こういう話が久しぶりでワクワクし過ぎました。
それに「なんてわたしは狭い世界で過ごしているのだろう」と思いました。
わたしも、世界へ…?
って思ったとき、わたしが作ったリーフレットを思い出しました。


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キンタマーニ

わたしは海外旅行に行ったことがありません。
24歳の時、母と妹でシンガポールに行こうとしたけれど、妊娠が発覚したので断念しました。
その願いが叶わなかったのは、さほど行きたいと思っていなかったからかもしれません。
その後、わたしと母のパスポートは一度も使われることなく無駄になったという・・・

それから海外に行きたいと思うことはなかったが、ただ、バリにだけは惹かれるものがありました。
水上コテージの素敵な風景=バリ。そんなイメージ。
昔、リラクゼーションの仕事場が、そういうイメージの内装だったからかもしれません。
いいなぁ…と思っても、実際に行こうと思うことはなく…

時々ぐわーーーーっと、「バリ、いいなぁ!!!」って思うことがあるくらいのことで、わたしの中ではこの気持ちは謎のまま、分からなくても困らないので放置していました。

わたしにはカフェをするという夢のようなものがありまして、
で、今やってる訳ですが、シフォンケーキが専門でコーヒーについては無知。

トレーラーを借りてカフェをしていた時に多少触れたものの、どこで仕入れていいのか全く分かりませんでした。

・焙煎機を売っている人が勧める豆
・同じ焙煎機を使っている人が勧め
 る豆
・ブラジルの豆が好きなので、ブラ
 ジルのカフェインレスを扱ってい
 るお店の豆
・有機、無農薬栽培の豆

いろいろ買って試してみました。
当時のわたしは、海の塩味のついた塩コーヒーを作りたいと思っていたので、実験をしては失敗を繰り返していました。
その間は豆も決まらず転々とし、塩コーヒーは出来ない!!と、普通に焙煎することが決まったとき、再度コーヒー豆のお店を検索しました。

そこで出てきたお店にはブラジルのカフェインレスがあって、更に他の種類のカフェインレスも揃っていました。
その中に「バリ アラビカ 神山」という豆を見つけました。
バリのコーヒーだぁ!
バリ、いいよねぇ…と思って詳細を見ると酸味が少なくて甘みがある。
コクと苦みも程よくある。

わたしが好きな感じのコーヒーだ!
しかも無農薬栽培だったので、これ行ってみよう!と選んだのでした。
もともとカフェインレスで見つけたバリのコーヒー。
普通にカフェインが入っているものの詳細を見ると、「バリ アラビカ 神山」は、インドネシア・バリ島の活火山バツール山に広がる、キンタマーニ高原の17指定地区で生産が行われています。と書いてあって、キンタマーニという、衝撃的な地名にウケて家族に話すと話題になってしまいました。

「キンタマーニは、いつ届く?」
「それはキンタマーニか?」
などと、バリのバの字も出てこないのです。
一体、キンタマーニはどんなところなのだろうかと調べてみました。

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キンタマーニはバリ島北東部にある村の名前。
バリの避暑地・リゾート地として知られています。
サンスクリット語で、キンタとは「思考」、マーニは「珠」という意味で、「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味を表し、「如意棒」として知られます。
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わたしは龍の存在を感じたとき「願い事、何でも叶えてあげるよ」って伝わってきました。
それが2018年11月のこと。
わたしが感じたことは合ってた!と思ったけど、願い事って何でも叶えてもらったらいいのだろうか?という疑問も湧いていたのでした。

如意棒といえば、孫悟空。
アニメのドラゴンボール。
孫悟空は如意棒を武器として使用していましたが、実は如意棒は神殿とカリン塔を結ぶ媒介で、それが本来の使い方なのだそう。
本来の使い方をされたのは、悟空がピッコロ大魔王を倒した後に神殿に行く時でした。
悟空は如意棒をカリン塔に刺して神殿と塔をつなぎ、神殿へ行けるようにしました。
それからは如意棒ではなく、自分の力=かめはめ波で戦っています。

キンタマーニは意のままに様々な願いを叶える宝で如意棒という意味ですが、如意棒をやめてかめはめ波を使えるようになったことから、キンタマーニという言葉は、願いは叶うし、願いは自分で叶えることが出来るという意味があると、わたしは感じました。
「キンタマーニをください」と言えば、「願いを叶える力をください」と言っているのと同じで、それを言えば、願いを叶えるためのドラゴンボール(助けてくれる人や方法、チャンス、お金などのアイテム)がやって来て、ドラゴンボールが揃った時に神龍が出てきて願いが叶う。

ちなみにかめはめ派は亀仙人が修行を重ねた後に生み出した技なのですが、悟空は1回見ただけで出来るようになったそうです。
昔は修業が必要だったことも、今はコピペくらいの勢いでみんなが不思議なパワーを使える時代になったのかもしれません。
わたしに「キンタマーニをください」と言ってコーヒーを飲めば、自分の願いは自分で叶えられる。
そんなパワーがあることを「思い出す」ことが出来るコーヒーなのです。

わたしは海外旅行に行ったことがありません。
水上コテージがあるのはモルディブだったと、キンタマーニを扱うことが決まってから知ったのでした。

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これはわたしが呼ばれていた土地でカフェをしていた時に作ったものです。(2020年頃)
わたしはこの土地の龍に呼ばれたんだと感じていました。
移動カフェも縁あって、龍神堂の敷地でやっていました。
当時はこのリーフレットにピンとくる人も少なくて、何だかわたしがおかしいことを言ってる人みたいに思って、ずっと封印していました。
なんならもう、二度と外に出すまいと思っていました。

再度これを見て…これって世に出すやつやん⁈
これって龍の絵だと思って使ってたけど、もしかして麒麟?って思いました。(当時、麒麟ビールみたいって言われて気分が悪かったのを思い出しました)
それに、京都の美容師さんの話から世界に意識が向いたとき、わたしにとってのバリとは?という疑問が湧きました。

ちなみに京都の美容師さんは、インスタのストーリーズをアップすると必ずキリンの絵文字を文章の最後につけてます。
理由は知らないけど、わたしにとっては麒麟のアピールみたいで面白いです。

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